県の想定では、片町スクランブル(写真の右)は浸水しないことになっている。この小路からスクランブルまではすき間なくビルが建ち並んでいるので、犀川大橋地点(写真の左)であふれた毎秒数百トンの水がすべてこの小路を流れないと、この想定は成り立たない。 この小路の幅はせいぜい5メートル。仮に毎秒2百トンの水が毎秒8メートルで流れたとすると、流れる水の高さは5メートルにも達する。 片町スクランブル側からみると、映画「十戒」のように、高さ5メートルの水の壁が切り立っているはずだ。