県公共事業評価監視委員会土木部会の資料を再請求(1999年1月13日)

 県側からの回答を受け、資料の再請求を監視委員会委員長・土木部会長、県河川開発課にたいして行いました。

 監視委員会で配布された資料については、監視委員会委員長から「透明性の確保の観点もあり事業主体と協議して検討する」との回答があったので資料を請求したのですが、県からは「監視委員会と事業主体との協議が未了であり、現段階での提供はできない」という回答がかえってきました。

 資料を請求されれば、県と監視委員会で協議して提供するなり拒否するなりするべきだと思うのですが…。資料を請求されようがどうしようが、協議するかしないか、いつするかは、自分たちで好き勝手に決めればいいと考えておられるのでしょうか?

 仕方がないので、「至急、協議のうえ資料提供を」と再請求することにしました。でも、これって、県のひとたち、委員長や部会長に叱られないのかな…? なんでさっさと協議しないのでしょう? 市民からの要求に素直にこたえずいったんは渋ってみせなければいけないと思っておられるのでしょうか…? ちょっと理解にくるしむところです。


県公共事業評価監視委員会土木部会配付資料の提供のお願い

1999年1月13日

石川県公共事業評価監視委員会
委員長 川島良治殿
土木部会長 石田 啓 殿

石川県土木部河川開発課
 課 長  米田昭夫殿


兼六園と辰巳用水を守り、ダム建設を阻止する会
会長代行 中井安治

 公共事業の効率性・透明性確保のための御尽力に敬意を表します。
 昨年12月25日付で県公共事業評価監視委員会事務局および河川開発課長あてに提出させていただいた「辰巳ダム建設計画再評価にかんする質問および資料請求と申し入れ」のなかで、当会はつぎのような申し入れを行いました。

 先日の市民15団体の申し入れにたいして、監視委員会配付資料の公開について「透明性の確保の観点もあり事業主体と協議して検討する」との御回答を川島委員長からいただいたことを、私たちは積極的に評価しております。
 18日の土木部会で辰巳ダム建設計画の再評価に関連して配布された資料を、御提供ください。

 この申し入れにたいして監視委員会事務局・河川開発課長名でいただいた「回答」(1月8日付)では「石川県公共事業評価監視委員会と事業主体との協議が未了であり、現段階での提供はできない」とのことでしたので、至急、監視委員会と辰巳ダム建設計画の事業主体たる県で協議のうえ、資料を御提供いただけるようお願いいたします。