戦争・やくざモノ・バイオレンス

「レザボア・ドッグス」
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ティム・ロス マイケル・マドセン
”オレンジ””ゴールド”など仲間を色で呼び合う強盗グループが、宝石強奪に失敗。裏切り者が誰かという探り合いから壮絶な殺し合いにと発展。「スマスマ」でやってた「裏切り者」がこれのパクリ。100分と短いが、とにかくカッコイイ。タランティーノ独特のせりふまわしも面白い。まじで面白い。
タランティーノのデビュー作。
「ナチュラル・ボーン・キラーズ」
監督:オリバー・ストーン 原案:クエンティン・タランティーノ
出演:ウデイ・ハレルソン ジュリエット・ルイス
男女2人組みの殺人犯が、伝説の殺し屋になってとにかく殺しまくるメチャクチャな作品。これの上映で、アメリカでは殺人(しかも正面から発砲する殺人)がふえたというから凄い。そんなに内容は無いけど、見たらスッキリ?するかも・・・。一度見る価値はあると思う。
これを友達とみんなで見たときのことは今でも忘れられない・・・
「プライベート・ライアン」
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス エドワード・バーンズ マット・デイモン
時は第二次世界大戦。ノルマンディー上陸作戦の最中、アメリカ歩兵師団のミラー大尉に三人の兄を戦争で亡くしたライアン2等兵を救出・帰国させる指令が出る。ライアン一人のために彼らは救出に向かう。
この映画はまず、映像がすごい。冒頭の20分間にわたる戦闘シーンは圧巻。グロいのもあるけど、カメラが常に兵士の視点で実際に動きながらその躍動感を伝えきっているのが凄い。スピルバーグの、戦争の残酷さから眼を背けずにありのままを伝えるというテーマは十分過ぎるほど伝わる。内容はそこまで濃いとは思えなかった。もうちょっと感動すると思ったんだけどね。でも、映画館で見た迫力と言ったら、これをおいて他に無いくらい。
「フェイク」
監督:マイク・ニューウェル
出演:アル・パチーノ ジョニー・デップ
マフィアに囮捜査官として潜入したドニ−・ブラスコの真実の話。さえないが、情に熱く人間味溢れたブラスコの親分・マフィアのレフティーに彼は次第に惹かれていく。しかし、本来の仕事を続ける彼は、レフティーだけは逃がそうと試みる。上部に昇格していく部下のブラスコを、不器用だが常に信じるレフティーに涙を誘われる。単なるマフィア映画にとどまらず、彼らの人間味溢れる愛を描いたところがこの映画のすばらしいところだと思う。内容聞いただけでも面白い。ジョニ−デップの演技もシブイ。俺はこれは絶対アカデミー賞モノだと思ってた。
「ブレイブハート」
監督・出演:メル・ギブソン
13世紀のスコットランドを舞台にした大河ドラマ。英軍に妻・仲間を殺され、スコットランドの独立と開放を目指して戦った、ウイリアム・フォレスの自伝。とにかく迫力がある。エキストラの数も並じゃなく、大規模。面白いのだが、長い。戦闘シーンは特に迫力があるが、これが何度もありだんだん飽きてくる。もうちょっとコンパクトにまとめたほうが良かったのでは。アカデミー5部門受賞している。
「レオン」
監督:脚本:リュック・ベッソン
出演:ジャン・レノ ナタリー・ポートマン ゲーリー・オールドマン
家族を麻薬組織に殺された少女マチルダは隣人に助けを求めるが、彼は”掃除屋”であった。しかし、次第に彼は彼女に惹かれてしまう。そして彼女も巻き込んでしまうことに・・。ゴルゴ13を彷彿させるかのような用心深さと冷徹なまでの仕事の完璧さを持つ彼だが、時折見せる彼の内面。その意外なやさしさ、純真さにぐっとくる。”殺し”で見せる冷徹さカッコ良さ、少女との恋で見せる”ぎこちなさ”に、ジャン・レノがきっと好きになると思う。一人で映画を見ながら淋しくにやけるシーンなんて最高!かなり好きな映画。きっと感動すると思う
「ゴット・ファーザー」
監督:フランシス・F・コッポラ
出演:マーロン・ブランド アル・パチーノ ロバート・デ・ニーロ
お馴染みの「ゴットファーザーのテーマ」に乗せて、シチリアのマフィアのファミリー・コルレオーネ家の3代に渡る歴史を綴った一大抒情詩。3部構成。ドンの3男、マイケルの青年時代からドンを引継ぎその最後までを描いている。第1話は、ドンの狙撃に始まるマフィアの血の抗争と、それらを嫌うマイケルの跡取を余儀なくされてからの苦悩・敵対するボスの殺害を描く。第2話では、若きドンであるマイケルの苦悩と亡き先代の若かりし頃の出世の物語を交錯させながら描く。若かりし日の先代にはロバート・デ・ニーロ。第3話では、老いたマイケルが将来を見据えファミリーを合法的ビジネスに移行しようとするが、逆に内部抗争がおこる。これら内部の裏切り、息子ビンセントのドンの引継ぎなどに苦悩する。最後、苦悩するマイケルが昔を思い出しながら涙するシーン・庭園でのシーンは感動する。壮大かつ荘厳で、俳優陣のカリスマに圧倒される。単なる抗争モノではなく、その冷徹さの裏に隠された繊細さ・温かさ・弱さなどの人間性を描いて入るところが深い。本物。ちょっと長い(全部で9時間位)けど、見る価値は十分ある。
「シンドラーのリスト」
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:リーアム・ニーソン ベン・キングズレー
第2次世界大戦下のポーランド。ナチスによるユダヤ人虐殺を見かね、ナチス幹部に近い実業家シンドラーはユダヤ人救出に力する。この時の救出リストが「シンドラーのリスト」。わざと白黒で描き、その中でナチスの虐殺という事実をリアルに伝えるノンフィクション。このような事実を歴史として知ることしかない僕達に、その悲惨さを映像を通して伝えてくれる。全体の中で、唯一赤く映し出された逃げ惑う少女の姿に心打たれる。白黒で3時間以上とちょっと疲れるが、一度は見ておくべき一つ。
「メンフィス・ベル」
監督:マイケル・ケートン・ジョーンズ
出演:マシュー・モディン エリック・ストルツ
幾つもの困難をくぐり抜けてきた爆撃機・メンフィス・ベル。これが最期という作戦で軍事基地爆破という危険な作戦を受けた。最期にして最大の困難に乗組員一同は無事の生還を誓い合って飛び立った。他の戦争ものと違い戦闘シーンなどが少なく、その分個人の描写、心理面、友情などを中心に描いている為、ドラマのように見ることができる。どろどろしてなく、さわやかな感動を覚える。
「パルプ・フィクション」
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ブルース・ウィルス ジョン・トラボルタ サミュエル・L・ジャクソン ユマ・サーマン
「低俗小説」の意味。いきなりエンディングから始まり、組織の命令で裏切りモノを抹殺する2人組の殺し屋・強すぎるあまり命を狙われるプロボクサー・殺し屋とボスの娼婦の危険な関係、と3つの別々のストーリーが、進行と共に絶妙につながっていく。奇抜な構成が面白い。3つの話は内容こそ違えど、共通するのは”殺し”。過激な暴力シーンに使う言葉は陰語だらけ、しかしそこには軽快な音楽、あまりにも平然とそれらをやってのけるので怖さ・気持ち悪さなどを感じさせない、逆にカッコ良ささえ残る。タランティーノ独特の演出が面白い。ラーメンで言えば「天下一品」?!。くせがありすぎるけど、なんかはまってしまう。特に好きなのは、サミュエル・L・ジャクソンの”べしゃり”。
「黒い太陽七三一 戦慄!石井細菌部隊」
監督:ムー・トンフェイ
第2次世界大戦中、満州において捕虜を用いた人体実験などを行っていた七三一部隊の行いをリアルに描いたもの。なんでこんなのを見たのかというと、ある人に見させられたんです。ハッキリ言って”エグイ”。菌の注入・ガス室・減圧実験など戦慄のシーンが続く。興味のある人以外は見ないほうがいい。ストーリー性がある分「デス・プレス」より”エグイ”。第2話もあるらしいけど、もちろん見てない。
「時計仕掛けのオレンジ」
監督:スタンリー・キューブリック
出演:マルコム・マクダウェル パトリック・マギー
ドラックと暴力とセックスに明け暮れる近未来の青年不良グループ。ある日、いつものように豪邸に押し入って暴力を働くが、失敗。仲間の裏切りによりリーダーのアレックスは牢獄行き、そこで彼は暴力性を全く無くし、人格も無くしてしまうロボトミーの実験台になる。71年に作られたとは思えないほど今見ても新鮮。と言うか、始めは何を言っているのかハチャメチャで意味が解らない。しかし、着眼点はすごいと思う。軽快な音楽と共に行われる残虐な行動など、独特の雰囲気を持った、”見たことの無い”映画。実際この映画、公開当時意見は真っ二つに分かれたらしい。ホントそんな感じの映画。
「カリフォルニア」
監督:ドミニク・セナ
出演:ブラッド・ピット ジュリエット・ルイス デビット・ドゥカヴニー
連続殺人事件を取材する作家とその恋人は、有名な殺害現場を巡礼しながらカリフォルニアへと向かう。しかし、旅費削減のため同乗させた2人、その一人が実は凶悪殺人犯だった。行く先々で平然と人を殺す(というよりは殺してしまう)彼に気付きはじめる作家。そして旅は、殺人ツアーへと変わっていく。抑えられずに、急に狂ったように人を殺してしまう殺人犯をブラッド・ピットが、そんな彼を盲目的に愛する無垢な少女をジュリエット・ルイスが絶妙に演じている。これを見て、”ブラピって演技うまいな”って思った。しかし”12モンキーズ”にしても”トゥルー・ロマンス”にしても”インタビュー・ウィズ・バンパイア”にしても、ブラピって切れた役が多い。しかも、巧い。もしかして、素・・・??なのかな??
