邦画!
邦画はあまり見ないけど、最近ではたけしとかがんばってるし、面白いモノも多い。
日本語が直に伝わるから、わかり易いけどその分奥が深くなくなる。何度見ても飽きないってのが少ない気がするね。
「稲村ジェーン」
監督:桑田圭祐
出演:加勢大周 清水美砂
稲村ガ崎を舞台にサーフィン好きの若者たちが幻のBIG WAVE”稲村ジェーン”に挑む。
サザンファンだから?いやいや。この映画は海が好きでしょうがない若者たちの気持ちが素直に伝わって、とても良いと思う。まず何よりも、音楽がイイ!この時期のサザンの音楽は、全盛期と言われるころよりも俺は好き。雑誌には散々こき下ろされたみたいだけど、一つの映画としての色も決まってるし、あのレトロな雰囲気が俺はすごく好き。映画に出てくる、江ノ島の見える洞窟を見に行きました。

「HANABI」
監督・主演:北野武
退職間際の刑事と死の近い彼の妻・生きる意欲を無くした彼の同僚が、死をテーマに織り成すドラマ。
いや、うまく書けなかったけど、これは是非見るべき。死という重いテーマの中に主人公の妻に対する愛がうまくミックスされている。全体的にとても静かだけど、その静の表現がとても美しい。殺人と言う動の表現もうまく絡まっていて、やっぱり武はすごい!知っての通りベネチアグランプリ獲得。
「HANABI」の公式ホームページへジャンプ!
「優駿」
出演:斎藤由貴 吉岡秀隆
血統馬オラシオンを育て、出馬させるまでの馬とその周りの人達のドラマ。この映画、結構古い。昔見たんだけど、なんか知らないけど3回も劇場で見ました。付き合いとかもあったけどね。なにぶん昔のことだから良く覚えてないけど、かなり感動した気がする。絶対泣くシーンがあってね。これノンフィクション?やっぱこういうヒューマン系はいいよ。
「キッズ・リターン」
監督:北野武
出演:安藤政信 金子賢
高校のときボクサーという同じ夢を追っていた二人だが、一人は挫折しやくざの道へ。それぞれの道でトップをめざし、再び出会う。 映画の始めと終わりで彼らの心の上での成長を描く。「HANABI」などとは違い詩的ではなく、解りやすくてとても面白い。この映画は若い今のうちに見ておいたほうがイイね。ここら辺からじゃない、たけしの映画が認められてきたの。是非見てみて。
「踊る大捜査線」
出演:織田裕二 柳葉敏郎 深津絵里
ご存知テレビドラマ「踊る大捜査線」の劇場版。警視庁副総監誘拐から始まる、湾岸署の3日間の話。
本庁と所轄の正しいあり方を求めて、上の連中のやり方に反対し、改善していこうと上に挑戦する本庁の室井さんと、それを信じて現場の警部として奮闘する青島警部の二人の関係が美しく、感動する。笑いあり、感動ありで、とても面白い。どちらかと言えばコメディー。映像の作り方や音楽もカッコいい。
「踊る大捜査線」公式ホームページへはこちらからジャンプ!
「不夜城」
原作:馳星周
出演:金城武 山本未来
新宿歌舞伎町を舞台に、騙し騙されの中国人社会の血みどろの争いを描く。原作がメチャクチャ面白く、この映画をこれから見ようという人は、まず原作を読んだほうがイイかも知れない。長編の原作を2時間ちょいでまとめてるんだもん。話自体が面白いから、内容は保証されているが、人物関係が複雑というのと、名前が中国語で、知ってないと誰が誰だかわからなくなる。僕も始めに映画を見てしまい、面白かったけどよくわからなかった。しかし、その後本を読みもう一度見たら、本の中に出てくる場所が実際に映像化されてるから、とてもよくわかるし面白い。もう本を読んだと言う人にはお勧め。

「遠き落日」
出演:三田佳子 三上博
野口英世の若きころから、研究で有名になるまでの、それを支えた母の話。原作は渡辺淳。それなりに面白いし、感動する。三田佳子と三上博の演技がいい。
「たんぽぽ」
監督:伊丹十三
出演:宮本信子 山崎努
ラーメンに魅せられた”たんぽぽ”が、彼女に恋するトラックの運転手の協力も得ながら、究極のラーメン作りに奮闘する。他にもホテルのボーイなど、それぞれの食に対するいろんな意味での”こだわり”を随所に組み込んでいて、面白い。傑作だと思う。漫画を読んでるかのように見れる。ラーメンを語るには、まずこれを見なくちゃダメでしょ。。(笑)
「リング2」
出演:中谷美紀 佐藤仁美 松嶋奈々子
「リング」の続編。あるビデオテープを見ると1週間後に死ぬという噂をもとにその原因を追求していく。怨念で人を殺せるか、などがテーマ。貞子の呪いをとくことはできるのか。「らせん」とは関係ないので注意。
「リング2」の批評については→→→→こっちへ
「リング」「らせん」については、また今度。
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