S ■ご案内 ■メモ ■写真 ■食べたもの  ■socialtunes
 
2008年09月
  → 最新のメモへ戻る   → バックナンバーリストへ


2008.09.20   

明日の新日曜美術館は、コーネル!
そしてゲストは、勝本みつるさんだって。
わーわー、録画録画。
楽しみだ。川村記念美術館に行きたいなあ。
秋に観たい展示がたくさんあるので、あわせて行けたらいいな。
   
実家に帰っていたので、高速ネット三昧。
普段、時間がかかってなかなか観れないyoutubeやニコ動をあれこれ。
クライバーを検索して来日公演とか、
メキシコで演奏したベートーヴェン5番など観る。
かっこいい!わーわーと夜中ひとりで興奮。
  
里帰り一番の目的は本の整理。
来月ひなげしで参加予定の古本市の準備です。
お勧めしたい本、思い切って出すつもり。
詳しいお知らせは、近々ひなげしのwebにアップします。


2008.09.19   

先週末に恋人の家にあった、C・クライバーのビデオを観た。
演目は、ベートーヴェンの7番、
オーケストラは、ロイヤルコンセルトヘボウ。
彼がごはんを作っている間に一回、食べてからもう一回、
さらに翌日にもう一回。夢中。
クライバーとウィーンフィルの7番のCDは、
とても好きな一枚だったのだけれども、
これは、ライブ!という感じ。
楽しそうなクライバー。
すごいスピードで、
ゲラゲラ笑いながら観てしまった。
勢いづいて、DVDを購入してしまう。
  

指揮:カルロス・クライバー
演奏:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ベートーヴェン
 交響曲 第7番 イ長調 作品92
 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
1983年10月録音
これがその7番が入っている方。
4番もすごい。楽しい。
これ、クラシックに興味が無い人が観ても
楽しいのではないかなあ。
  
  

指揮:カルロス・クライバー
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
モーツァルト 交響曲第36番「リンツ」
ブラームス  交響曲第2番
1991年10月録音
上のDVDが61歳でこれは66歳。
5年で随分歳をとってしまったと思う。
けど、演奏が始まるとそういうのはどうでもよくなった。
モーツァルトの華やかなこと。聴いていて気持ちがいい。
そして、ブラームス。泣いた。
もともと好きな曲なのだけど、
本当にもう、素晴らしい。夢みたい。
  
クライバーの指揮を観ていると、
オーケストラという楽器を演奏しているみたいだった。
指先から、音が出てくるよう。
魔法みたいだ。
この勢いで、さらに3枚購入。
 
映像まで観なくても、と思っていたけれど、
こんなにおもしろいとはねえ。困っちゃう。
で、また届いたので、夜更かしして観てる。
  

指揮:カルロス・クライバー
演奏:バイエルン国立管弦楽団
ベートーヴェン 序曲『コリオラン』
モーツァルト 交響曲第33番
ブラームス  交響曲第4番
1996年10月録音
ブラームスの2番のDVDからさらに5年。
ああ、本当に歳を取ったなと思う。
ただ、振り出すと5年前より力強い。
コリオランはかっこいい!
モーツァルトもすてきで、でもでもなんといってもブラームス。
第3楽章の華やかな感じにうっとり。
そして、第4楽章でやっぱりぐっときてしまう。
  
    

名指揮者の軌跡Vol.1 カルロス・クライバー
1980年ということでとっても若い(39歳だそう)。
練習の様子と本番が入ったDVD。テレビの番組だったとか。
この練習の様子が楽しい。ユーモアを交えながら、曲を作り上げてゆく。
指示を出すと、演奏がぱっと変わってゆく。
音楽って楽しいな。
  
   

ヨハン・シュトラウス2世「こうもり」/クライバー指揮
上のDVDで演奏していた『こうもり』。
1987年のもの。
クライバーが登場しただけで、ブラボーの声が。まだ演奏してないのに。
序曲は、17年前に比べるとさらに洗練された感じ。
でも基本的には変わらないような。
まだ第一幕を観たところだけど、喜歌劇ということで楽しい感じ。
  
とまあ、長くなっちゃったけど、夢中なわけです。
しばらくは続きそう。


2008.09.12   

仕事帰りにロフトへ寄ると、もう手帳が並んでいる。
会社のコがほぼ日手帳を予約したと言ってたな、と思い出して、
並んでいたそれをぱらぱら眺める。今年も買うつもりだけど、
なんだかすっきりしちゃってて、違和感。
そりゃあ、今年の手帳を毎日眺めてるのだから、違和感も当然か。
どこが違うのかな、とほぼ日へ行ってみる。
ああ、方眼が整ったのと日付け周りだ。
日付け周りの方眼がなくなってて、すうすうした感じ。
こんな小さなことでも印象がまるで違う。
日曜始まり版もできたみたいなので、そっちを買ってみようかな。
手帳だけではなく、カレンダーも並び始めていて、
kokでは、D-BROSのカレンダーの予約が始まっている。
去年買いそびれた自分でシールを貼って楽しむ
「joy by day by toy」を今年こそ買おうと眺めてみたけど、
今年はそれほど惹かれず。家にはちょっと大きすぎる。
そうだそうだ、小さいカレンダーがほしいと思っていて、
今年は銀座 平つかの豆カレンダーを買おうと
手帳にもメモしておいたのだった。
毎年10月から販売されるので、10/1のところに書いていた。
お、茂田井武の展覧会も10/1から始まるんだ。
予定たてないとな。


2008.09.11   

指が腫れている。
虫に刺されたみたい。しかもたちの悪そうな、感じ。ブヨだろうな。
涼しくなったので、油断していた。
キンカンが毒を中和してくれるとのことなので、
ずっと塗ってる。ムヒじゃだめなんだって。
まずキンカン、ムヒはその後。
  
今年は変な夏だった。
三日くらいで終わったような気がする。
あとは、雨雨雨。
やっと今週晴れたと思ったら、
また雨が降り出している。
梅雨みたいだ。
雨音は好き。
でも、じめじめは嫌い。
  
今日、とうとう近くのスーパーから桃が消えた。
昨日の夜遅くに買っておいてよかった。
あのとき、売り場にあったのが最後だったのだろう。
ここのところ、毎日桃を買っていた。
買っては、剥いて切って、ジップロックにいれて冷凍。
冷凍庫にはたくさんの桃がかちこちに凍っている。
牛乳とはちみつと凍った桃をミキサーにかけて作る桃ジュースのとりこなのだ。
あと何回飲めるかな。
と書いてるそばから飲みたくなる。

ーーーーーーーー
日記リハビリ開始。
書く習慣がすっかり抜け落ちてしまった。
まとまらなくても、しばらくまめに更新してみます。


2008.09.09   

きょうで、ちょうどまる10年。
これからも、不定期更新になるけれど、
ブログにするでもなく、しつこく続けるつもり。
久しぶりにブックマークを訪ねたときの
「Not found」って悲しいから、
URLも変えず、まだまだ続けたいと思ってます。
過去はいつだって、ついてくるのだもの、
リセットしないでやってゆきたい。
うれしいことも、かなしいことも、
いろいろ書いてるし、読み返してみたら、
恥ずかしいなと思うこともあるかもしれないけど、
それでも、このまま続けます。
ここ1年くらいは、本当にずいぶんとのんびりした
更新になってしまっていたけれど、
自分のためにも、もう少しまめにメモを書きたいと思う。
     
10年だからって、
リニューアルとはいきませんでしたが、
写真を少しアップしました。
左側からも最近の写真へ飛べるようにしてみました。
          
トップページの画像もかえてみました。
ふさふさのおなか。
上のSをクリックすると行けます。
画像は、たまに変えてますので、
そちらから入ってもらえると嬉しいです。
   
------
引っ越ししてから、以前のようにたくさん本を買ったり、
読んだりしなくなっていたのですが、最近少し復活。
もっぱら図書館だけど。部屋にものを増やしたくなくて。
久しぶりに最近読んだ本をメモ。
  
ノルゲ Norge/佐伯一麦
私小説。妻のノルウェーへの一年間の留学に同行した主人公。
ノルウェーでの暮らしと主人公の過去との現在の状況が
一枚の布に織り込まれるような感じ。
暗い。暗い。でも、ついつい一息に読んでしまった。
早く一年が過ぎればいいのにと思ってしまった。
長い冬。白夜。通じない言葉。鬱々と過ごす日々。
でも、その中に美しい瞬間がいくつかあって、
それで読み進めたのだと思う。
全体的に暗いだけに、ノルウェーに暮らす人と触れ合うところが
光っているようだった。
本の中で読まれていた小説は実在するのかな?
するなら、通して読んでみたいと思った。
   
北村薫の創作表現講義―あなたを読む、わたしを書く (新潮選書)
早稲田大学での講義の記録。
創作表現するつもりがなくても、とてもおもしろく読めた。
誰かと話をすること、なにかを伝えること、
とても興味深い話がたくさん。
最後の「わかる」ということについて話されているのが、
心に響いた。図書館で借りたのだけど、これは買うつもり。
とても良かったので、北村薫の「わたし」シリーズの
「六の宮の姫君 」を引っ張りだして読んだ。
この真っ当で善良な感じ。
菊池寛と芥川龍之介の二人の作家の交友を
「わたし」が追いかける、これと次の「朝霧」が特にいいと思う。
「朝霧」の中で、作家の田崎が「わたし」に
   
いいかい、君、好きになるなら、一流の人物を好きになりなさい。
それから、これは、いかにも爺さんらしい台詞かもしれんが、
本当にいいものはね、やはり太陽の方を向いているんだと思うよ
  
と言った台詞が、自分に言われたような感じがして、
戒められるような気持ちになったり、
本当にそうだなあと思ったりと、
ことあるごとに思い出している。
  
青銅の悲劇 瀕死の王/笠井潔  
駆シリーズが出たと知って、慌てて借りたけど、番外編じゃないか、だまされた!
という読後感。はやく本当の続きが読みたいです。何年後なの?
   
雪沼とその周辺/堀江敏幸
これは、再読。文庫が出たときに買ったのだけど、人にあげてしまったので、再購入。
前に読んだときは、こういう連作はいいな、とこの土地のことをいろいろ考えたのだけど、
今回は、いろんな仕事が出てくる話だなと思う。
レコード屋さんの話が特に気に入っている。いい仕事。
他にも設計図が書けない機械屋さんもいい。
そして、最初のボウリング場の人。
仕事の辞めどきを決めるのと開業を決めるのが同じ理由なんだ、
とか、最初に読みこぼしたことが頭に入ってくる。
前に読んだときは、料理教室と習字教室の話が印象的だったのだよな。
この文庫の薄さも嬉しい。
いまどき、300円台の本というのも嬉しい。
わたしの記憶の中の文庫は、300円台なんだよね。
だからかもしれない。