ほぼ日手帳2004注文しました。
悩んで悩んでカバーは赤。
手帳は、ここ数年使ってなかったのだけど、
今年は不便に感じることが多かったので気になっていたほぼ日手帳を注文してみました。
届くのが今から楽しみ。

今日発売のan･an、
スイーツクッキングというページは福田里香さんのレシピ。
よつ葉のクローバークッキーなどかわいらしい。

Hanako WEST 2003年11月号
表紙がかわいい。巻頭の数頁だけほしい。
最近、そんなのばっかりだ。

プレーンソング／保坂和志
前に本屋で平積み、強力プッシュのポップなどでひいてしまって未読。
確かそのポップには「これぞ現代の青春小説」とか、そんなことが・・・
ある知人が『カンバセイションピース』を読んで、
「つまらなかった。何を言いたいのかさっぱりわからない」
などと述べていたのを聞いて、もしかしてわたしは好きな小説かもと気になりだす。
ちょうど同じ頃にカオリさんの日記でも、
『保坂和志の「草の上の朝食」読み終わる。見事に何ごとも起こらない』とあったり、
ブックマークしている某『引用』サイトで『カンバセイションピース』の文章を目にしたりと
気になることが続いたので今度読んでみようと思ってた。

うぅ、前置きが長くなっちゃったけど、
やっときのう『プレーンソング』を購入。さらさらっと読み終える。
本読んでる場合じゃないのに、読んじゃった。
おしまいのほうの会話とか、海辺の犬の散歩の人のこととか、
言う気がないのについ口から出てしまう言葉とか、
話している人じゃなくて聞いてる人のほうが、とかそんなのが心に残りました。
次は続編だ。続編があるっていうのも嬉しい。
それにしても、『これぞ、現代の青春小説』つーのは、頂けない。
どうしてそうなっちゃうのかなー。
あれじゃあ、青春小説を期待した人は肩透かしをくらい、
こういうのが好きそうな人は手に取ることがなくなりそうだ。

メッセージソングとか、がんばろうぜとかそういう文章なんてのが苦手。
わざわざ言葉にしなくてもいいのにと思う。
なんでもはっきりさせなきゃいけないのかな。
大体、元気じゃなくちゃならないのかねー。
だめなときはだめでもいいのではないのでしょうかね。
例えば、会社の窓から見える風景とか、
他愛もない会話なんかの方がずっとずっと心に響く。
ドラマチックじゃなくていい。
美しい瞬間なんて、なんてことない日々に溢れてる。

なんてことをだらだら考えながら、きのうは長風呂。