松山城攻防大決戦!愁着せよ!路面ライダー伊予鉄道編
(今回はいろいろ解説項目つき!)


7/23。朝8時。
今日も朝から出撃です。でも天気は曇りでこの後、思い切り雨が降るらしい・・・。すでに海の日を超えてるのに何処もまだ梅雨明けを
してない日本列島・・・。ここ数年、思い切り異常気象だよ(TーT)
今日の帰りの空港バスはJR松山駅前から出発するので松山駅にまずは荷物を置くためにホテル目の前のバス停からバスで
JR松山へ移動します。ちなみに松山市内を走るいよてつバスもラッピングバスが走ってます。



今回泊まったNo1ホテル松山の前を走る8系統バスはJR松山駅にも松山市駅にも道後温泉にも行けます。おかげで
JR松山駅にもスンナリ行けました(笑)でも実際は市駅から電車に乗ったほうが安かったり(市駅ー松山駅前はバスだと170円)
それと、いよてつICい〜カードでバスに乗れば1割引(端数は切り上げ)サービスが受けられます。サービス良すぎ。すごいぞ伊予鉄(笑)

さて、バスに乗ってJR松山に到着。まずはコインロッカーに荷物を預けて松山駅前電停から古町まで移動。
これで市内線の環状線を完乗です。ちなみに今日も一日乗車券(300円)を利用。これも200円を払えば坊っちゃん列車に乗れます。

古町駅に到着。構内の脇には出撃を待つ坊っちゃん列車と本当に開業当時に走ってた坊っちゃん列車の客車が留置してありました。



坊っちゃん列車はともかくその右端の電気機関車はなんなんだ!?(笑)架線補修車輌か?入換作業車輌か?
貨車の枠に電機機器とプレハブくっつけただけみたいに見えるぞ(苦笑)さすが四国。ゲテモン電車がいっぱいだ(実は琴電にも居るらしい)
ちなみに坊っちゃん列車の客車の上にはポイント操作用のビューゲルがついてます。コレのせいで電車とよく間違われます(^^;;)
(ビューゲル=カンタンに言ってしまうとパンタグラフのこと。)



そのまま古町駅で下車。今日は普段とはちょっと違います。今回から七福神巡りが加わってます(笑)
古町駅から本町方面に歩くと出雲大社松山分祠があり、そこは大黒様が祭られてます。そう、くりやちゃんです(爆笑)
色紙と御朱印を頂き、ミニ尊像を貰います。大きさは5円玉よりも小さいけど金ピカの大黒様です(笑)

「大黒天くりやちゃんの晴天(チュラー)の力でなんとか今日の天気を持たせてください。」と願掛け。
(晴天(チュラー)の力=小説・新はっぴぃセブンで福娘に天候操作能力が備わった時にくりやちゃんが授かった、太陽と晴天の力のこと。)
ちなみに本来の大黒天は厨房と豊作の神様です(笑)
参拝と御朱印を終えて、近くの本町4丁目電停からやってきた低床電車で本町6丁目電停まで移動。
この本町線は西堀端から終点の本町6丁目まで単線。なのでここも途中駅には左右にホームがあります。
でも終点の本町6丁目は写真の通りかたっぽしかホームがありません。なので、ここは面白い出発の仕方をします。

画像を見ての通り、左には軌道のど真ん中に架線注が立ってるのでそのまま前進は無論出来ません。
なので出発時間になると運転士さんがドアを閉めた後に車内を歩いて反対側の運転台に移って出発していくのです。

本町線・本町6丁目電停から出発する電車はすべてが道後温泉行き。
これから松山の象徴、松山城に向かうことに。では「伊予鉄道唱歌」を唄いながら松山城最寄 大街道電停を目指します(笑)
伊予鉄道唱歌=民鉄でも珍しい唱歌を持つ伊予鉄の唄です。ちなみに社歌ではないので悪しからず)

大街道電停に到着。・・・・着いた頃には雨がバラバラ降ってきやがった・・・・。
あうえう〜、くりやちゃんの力でも完全に降り止ます事は出来なかったのか・・・。ここから歩いて7分。ロープウェー乗り場に到着。
ちなみに松山城に登るにはロープウェーとリフトの二通りの行き方があります。でも料金は同じですけど(^^;;)
きっぷを買うて乗り場に行ってみるとさっきよりも酷い雨粒ががんがん降ってる。酷くなる前になんとか非難できたっぽい。
ロープウェー乗り場に向かうと係のオネーチャンに「ロープウェーとリフト。どちらに乗られますか?」とい尋ねられる。
こない大雨の中、こないでかい鞄持ってリフトなんぞ誰が乗るねんっ!!
ロープウェーに乗って、横を流れるリフトを見ると、無人のまま雨ざらしになりながらまるで鍋の中をぐるぐる廻るおたまのように
誰も乗せる事も無いまま暫くは動いていたが、さすがに大雨の中だれも乗るわけもないのでそのまま運休処置に。そらそやろ(^^;;)

ロープウェーに乗って山頂へ。森が茂ってるおかげでまだ雨の被害は少ないけどやっぱどしゃ降り・・・。しかもここも悲劇が待ってた。



そ、そんな〜っ!!
前の熊本と同じで天守閣工事中です(TーT)昨日から気付いてたけど、この仕打ちはなんですか。私が何をしたとっ!?(TーT)
酷いよぅ。なんだよぅ。くそぅ。なんか怨まれるんかワタシャ?(TーT)何が写ってるのか解り辛いので8年前の松山城の写真を載せます。

城の中は見れるというので雨しのぎに入ってみることに。どうやら天守閣工事と瓦の葺き替えをやってるらしい。
天守閣登って城下を見下ろそうとしても目の前には工事櫓の足場。とてもぢゃないが見れたモンではない(TーT)
櫓の隙間から眼下を望もうとしても雨で曇って霧でモヤって城垣に植えたる木々に阻まれご丁寧にビニールシートで覆われて見れる訳も無い・・・。
あうえう〜。これじゃぁ城に登っても何にもならんやんかぁ。なのでR氏に当たりちらし(待て)、中を見物して麓に下りることに。
ロープウェーで下山するとそこにはマドンナさんやらが居てて記念撮影をしたり(笑)・・・私は写ってませんよ?
(マドンナ=小説「坊っちゃん」の登場人物。名前こそ明らかにはならないが赤シャツや狸といった人物が登場します。)

とりあえず大街道まで戻って松山市駅へ向かい、アニメイトへ(マテや)探し物があったけど結局、見つからず・・・。
市内線も完乗したので今度は郊外線完乗に出掛けることに。



伊予鉄郊外線の主力車輌の700系。元々は京王電鉄で走ってた5500系が伊予鉄へとらばーゆしてきました。
ちなみに京王5500は割と広範囲にとらばーゆしてて第2の余生でも主力として活躍する高性能電車です。
でもこの伊予鉄もなにも譲渡車輌ばかりに頼ってるわけではありません。ちゃんと自社発注車輌もあります。それが右の600系電車です。
今や貴重となってしまった大阪アルナ工機で製造された大型電車車輌です。確か2編成居るはずなのにコイツしか見たこと無い・・・。
ちなみに郊外線はこの700系と600系しか居ません(^^;;)

乗り潰しに先駆けて、松山市駅でまずはICい〜カードを入場記録。路面ライダーのマネはさすがに一人では出来ません(やめろや笑)
路面ライダー=伊予鉄HPに特設ページのある、地域促進シュール系ヒーロー。とんでもないお馬鹿さんである。)
松山市駅を中心として3方向に路線が伸びてるので「600系電車が来たほうに行こう」とホームで待ってると、
「45分発・郡中港行き 高浜行き」とあったので「よし。この2本を待って600系じゃなかったら横河原に行こう。」
と電車を待ってるとやってきたのはどっちも700系電車。なのでまずは横河原へ向かう事に決定。

横河原駅で下車。近くのスーパーで飲料を買い込んで1本後の電車に乗り込んでそのまま高浜まで運ばれようかと思い、
松山市に行くと隣の郡中港行きホームに600系が停車してたのでそっちに乗り換え(笑)郡中港駅までゴトゴト運ばれていきます。

郡中港駅で下車。ちなみに隣はJR伊予市駅になってます。駅前は道の駅になってるのでここで昼食。
また伊予鉄に乗って松山市に戻ってもいいけど、JR四国はまだまだ未乗車区間多いのでちょっとでも乗っておこうとJR松山まで移動。
ちなみに郡中港駅から松山市駅まで450円。伊予市駅から松山駅まで260円。
安さではJR。輸送力と本数と市内直通利便性では伊予鉄。正直、JRが走るトコは市内からかなり外れてます(^^;;)

JR西日本の125系電車が登場するまでJRでは唯一だった単行型VVVF車輌1000系に乗って松山へ。
ちなみに伊予市駅まで電化されてます。松山駅に到着するとさすがJR四国。アンパンマン列車がお出迎えです(笑)



松山駅からまた松山駅前電停に行き古町駅へ。朝もこの行き方やったなぁ(笑)
あと、昨日説明したダイヤモンドクロスですが実は古町駅にもあります。でも大手町みたい十の字ではなく斜めに横切るカタチになってます。
イチバン手前の線路が市内環状線。その奥に郊外線の複線が走ってて写真イチバン奥がJR松山駅方面となってます。

古町駅から今度は高浜へ。これで伊予鉄道全線完乗です。
途中に梅津寺駅があってここには「梅津寺パーク」という遊園地があり、その中に1号機関車が保存されています。
でも今日はこの大雨のせいで梅津寺パークは休園・・・。貴重な1号機関車を見れず・・・。
あとこの梅津寺駅はドラマ「東京ラブストーリー」の最終回で撮影に使われたそうで、ホームの柵にハンカチがいっぱい繋がれてます。
でも今日は雨模様でとてもではないが公表できる状態ではなかったので写真は無いです(^^;;)

高浜駅を折り返してまた古町駅へ。まだ16時で飛行機は20:35と最終便なので18時過ぎにJR松山駅を出ても余裕で間に合うって事で、
「よし。どうせ一日乗車券だし、JR松山駅に行って低床電車を待とう」って事で松山駅に戻り、やってきた低床電車の向かうトコに行くことに。



・・・と、今日もやってきました道後温泉です(笑)
この低床電車、鹿児島で走ってるユートラムとほぼ同じ大きさの車体構造で、鹿児島が3連接車輌でこっちは単体車輌。
車体の繋ぎ目のない分、こっちのほうが乗車人数は多くなってます。なのでこの車輌には運転席の後ろの一段上がったトコに座席があるんです。

道後温泉駅も今は趣のある駅舎に変わって休日にはマドンナや坊っちゃんが坊っちゃん列車の出発に合わせてホームに立ってます(笑)
ここにいるマドンナさんは普段は駅の観光案内所に詰めています。・・・ん?昨日は違ってたぞ??(ぉぃ

あとこの伊予鉄道は面白い現象が起きます。右の画像を見ると判るのですが同じ車輌なのにパンタグラフの向いてる方があべこべなんです。
これは別に車輌を逆に向けて搬入したわけでも坊っちゃん列車の機関車のように転回させたわけではありません。
松山市駅を基点として走る市内環状線は右回りでも左回りでもどっちでも松山市駅を出発して松山市駅に戻ってくるようになってて、
その路線がラケットのようなカタチで走ってくるので市駅を出て、戻ってくると自然と逆向きになって還ってくるのです。


この後はまた大街道で降りて銀天街を歩いて市駅へ。
空港バスに乗るべくJR松山駅へ移動。
ここで、忘れちゃいけない事がひとつあります。
この松山が一気に注目を浴びるようになったあの店を(笑)
そう、あの「地名しりとり」で有名になった、
「安岡かまぼこ」です。あの「じゃこ天おばさん」の居る店です。
実はこの店があるの8年前から知ってたんです(笑)
逆にここまで有名になってしまったのに驚いてるくらいなので(^^;;)

実は朝にここを覗いた時にはじゃこ天おばさん(名前失念)は居てはったんですが
「じゃこ天は帰りに買おう」て思うてて、夕方行くとすでに帰った後でした(^^;;)

でもここのじゃこ天、揚げたては最高に美味です。
この日は3枚買うてバスの中で食らってました(笑)
ちなみにこの店は松山駅改札口のすぐ脇。立ち食いそば屋さんです。

バスで松山空港へ移動。そしてここでも悲劇が・・・。

「20:35 ANA名古屋行き。到着便遅延のため出発に遅れ。」

そ、そんな〜っ!!もし中部空港到着が定刻22:00よりも遅れたら最悪帰れなくなるやん!
しかも帰りのミューチケットすでに買うてあるのにっ!もし22:30の電車に乗れなかったら名古屋到着が23:30近くになってしまうがな(滝汗)

鯛めしを食らって出発前まで空港の無線LANでネットに接続して、飛行機は20分遅れで松山空港を離陸。
ちなみに折り返し便が松山空港に到着してからずっとその様子を眺めてたんだけど、大雨の中を傘差して、エプロンを歩いて、
到着口に向かう人々の姿がよく見えます(^^;;)このときすでに20:30でした(^^;;)
そして20:50に飛行機に搭乗。降りてきた人と同じように傘をさしてエプロン歩いてフォッカー50に乗り込みます。
乗り込みが終了して急いで滑走路へ。プッシュバックせずにそのまま転回してタキシングです(笑)
この飛行機の持てるだけの最大速度で中部空港へ。おかげで空港到着が22:15。バスで移動して大急ぎで手荷物引取り所に行くと
タイミングよく荷物が出てきてくれて、中部空港駅に22:25に到着。なんとか特急に間に合い、時間通り帰ることができたのでした。


「本日のデカルチャー」

松山空港のレストラン街が19時に殆ど店閉めるらしい・・・。危なかった。少し遅かったらゴハン食べ損ねてた(TーT)

松山空港のゲーセンにはさすが地元が登場する事もあって「電車でGO! がんばれ!運転士」がおいてあります。
久々にやってたら・・・3度もゲームオーバーしてしまった・・・。まるで路面ライダーのようだ・・・。OTL

松山空港の展望デッキはエレベータでないと上がれないってどうよ・・・。階段だとめちゃめちゃ遠回り・・・。
ちなみに福岡空港なんか何処から上がるか判らんし(苦笑)もっと判りやすく作ってください(TーT)


旅行記1日目(YS11編)を見る。

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