争奪捕獲大策略バトルロワイヤル編


10月12日。
今年の9月に私のANAマイレージがついに10000マイル貯まり、来年の失効マイルが2500マイルもあるために
「このまま黙って失効するくらいなら、いっしょにマイル割でも使うて来年廃止になる北海道ちほく高原鉄道に乗りに行くかぁ。」
って事で2週間前から予約開始になるマイル割を必死に奪取。他の特典と同じ扱いのせいか座席数が限られてるのでこれも超割のごとく
座席争奪にはかなりてこずり・・・。くっそぅ、マイル特典で引き換える席ぐらいもっと優遇してくれよ(TーT)どれだけ乗ってると思ってるんだよぅ・・・。

争奪バトルの結果、10月27日から31日までの北海道道東巡り行きが決定。その出発当日にもまた別のバトルが始まるのであった。

10月27日。
今日は札幌行き最終の中部空港19:45発の飛行機。17:10に会社を飛び出して一路、中部空港を目指して移動開始。
しかし今日は「まほらば 10巻」の発売日。何処で買うか。いつに買いに行くか。をずっと頭の中でシミュレート。コミックス1冊買うだけなのに
27日の行動が1分刻みで打ち出されるくらいに綿密な計算が行われていたのでした。それくらいに「まほらば」は駅長にとって最重要なのですよ(爆)
途中、乗換えで名古屋駅に寄る15分の間に近鉄ビルの星野書店へ買いに行くことに。
そして下の近鉄改札口から7階の星野書店へ「まほらば10巻」を買って戻るまでの所要時間3分40秒(核爆)新記録です(笑)
無事に「まほらば10巻」を手に入れた駅長は名鉄名古屋18:02発の中部国際空港行きの快速特急に乗って、まほらばを読みながら空港へ
向かうのでした(笑)ちなみにこの後、空港の本屋にも寄るけどここには売ってなかった・・・。

18:30。中部国際空港駅に定刻通り到着。
ここで今回の同行者である りゅうさんを待つ。「いっしょにマイル割」はマイレージ会員の他にも同行者が要るんです(^^;;)
15分遅れて りゅうさんも到着。早々とセキュリティチェックをくぐって中でゴハンを食らったりしながら定刻通りにエアバスA320機は離陸。

21:30。新千歳空港に到着。
ここからは「道東フリーきっぷ」を使って一路、根室を目指して特急まりもで移動を開始するのです。
札幌駅で最後尾自由席車輌の座席を確保して明日に備えて就寝。ちなみに補足として道東フリーきっぷはフリー区間まで特急利用なら
指定席を発券できるらしく新千歳で発券してもらってたんだけど自由席車輌がガラガラで無理に取らなくても余裕で乗れました(笑)

さてさて、特急まりもは千歳線、石勝線を経由して根室本線を走ります。そうです。あの駅の脇を通過するのですよ。
もうここではお馴染みの去年廃止になってしまった楓駅の横を。でも今回は夜中に通過するのとこの列車が新夕張を通過してしまうので
「大まかな通過時間しか判らんし見落とすかな」と思ってウトウトしながら列車に揺られて。ふと横を流れる車窓を見てみると。
「・・・ 。・・・この防雪林とスノーシェイド・・・・。っ!見覚えある。間違いないっ」
次の瞬間に新夕張を通過したすぐ先に見える、夕張メロン即売店のあるドライブインが。まさに楓駅に差し掛かる目前だったんです(笑)
だがしかし!!楓駅のあった場所を暗がりながらもその姿を確認。でも駅舎が取り壊された後で更地になってしまってました・・・。
でもホームとかは残っててまだそこが駅だったという痕跡はありましたね。
寂しい姿に変わり果ててはしまっていたものの、現状をちゃんと自分で確認できたので逆に一安心。
駅長は自分のこの目で見るまでは半信半疑な事は何も信じないという少々意固地な性格なのです(笑)


日付も変わって10月28日。5:30。定刻通り、特急まりもは釧路を目指して疾走中。
すでにこのあたりでは日も昇っていて外も明るくなってます。昨日の夜はまだ日本の中心の名古屋だったのが出発して12時間後には
すでに北海道の東の果てに来てるんですねぇ〜。そうやって考えると凄まじく大移動してるんですね(笑)
5:50に釧路に到着。そこから快速はなさきに乗り換えて一気に根室へ向かって納沙布岬を目指します。



8:12。根室駅に到着。
5年前にここに来たときは一日中霧が立ってて殆ど何も見えない状態だったけど今日はまさに雲ひとつ無い快晴。
ここからはバスで納沙布岬に移動。今度こそ見れる北方4島に心弾ませて30分バスに揺られてついに本土最東端 納沙布岬に到着。



9時。納沙布岬に到着〜。
今度こそはちゃんと海が見えます(笑)ちなみに左が今回の納沙布岬。右が5年前に訪れた時の画像です。
・・・・同じ場所のはずなのになんか色々と変わってしまってる(^^;;;)
納沙布岬には「平和の塔」という展望タワーがあって前回来たときは展望台部分が霧で包まれて全く見えない状態だったけど
その姿を見ることができました。あとは「4島(しま)の架け橋」を見たり、展示館覗いたり、オランダせんべい食ったり(笑)
また根室駅に戻って釧路へ。ちなみにこの辺も随分と紅葉が進み、花咲線は大自然の中を走るので車窓を眺めるだけでも楽しいですね。
あと余談だけどちょうどこの頃、NHKの番組である「〜列島縦断 鉄道乗りつくしの旅〜 秋編」がやってて、私らが北海道に来てるときに
関口知宏さんも北海道を巡ってたらしいです。上手く予定あってたら遭遇できたのかも知れませんね(笑)



13:07。釧路駅に到着。
まずは昼ゴハンを食らいに行こうと駅前の和尚市場へ。和尚市場は知る人ぞ知る市場の中で丼ゴハンを買って中にある魚屋で
刺身やらイクラなどの具材を買うことで自分好みにここでは「勝手丼」と呼ばれる海鮮丼を作ることが出来るのです。
そしたら同行してるりゅうさんが釧路に向かう時に「能登麻美巡礼だからハルマゲ丼を食らわねば」と意気込んでいたにも関らず、
いざ市場に行ったら全くハルマゲ丼と関係のない具材ばかり買い込む。・・・をいをい・・・。能登麻美巡礼はどこに行ってんや・・・。
ちなみに私は「〜北へ〜 ダイヤモンドダスト」をやってないのでハルマゲ丼ってなんやねんと聞いたら。
「ハルマゲ丼は、ハはハマチ。ルはホタルイカ。マはマグロ。ゲはゲソ。それの丼だから”ハルマゲ丼”。」だそうな。
5へぇ。(ぉぉ)でも”ハルマゲ丼”で能登麻美巡礼ならアンゴルモアちゃんでもいいのでは?(笑)>byケロロ軍曹

和尚市場でゴハンを食らい、13:50の列車で次は釧路湿原へ。
釧路湿原駅に到着して帰りは釧路湿原紅葉ノロッコ号に乗車するので1時間程での湿原見学です。
10分ほど遊歩道を歩いて細岡展望台を目指します。勾配はきついけど距離的にはさほど遠くはありません。



遊歩道を歩き展望台に向かって歩いてたら突然、ガサガササっと茂みから音が。突然の音に驚いて、
音がしたほうに振り返るとなんと野生のエゾシマリスが目の前に(驚)しかもめちゃめちゃ至近距離に。
ちなみに音にも私が立ち止まった事にも気付かず、どんどん前に行こうとするR氏・・・。 だって私が立ち止まってカメラ出そうとしたから
その行動を不思議がってやっと立ち止まるんだもん(^^;;)・・・ちゅうかあの音くらい気付けよっ(苦笑)
でも人馴れしててあそこまで近づいてきてたなら捕まえられそうなカンジ・・・。だって手を伸ばせば届く距離だったんだもん。

突然の自然との遭遇に興奮冷めやらぬ状態で細岡展望台へ。
まだ3時前だというのにすでに日は傾き、まるで夕方目前のような光線状態。でもここは壮大ですな。地平線が見えます(笑)



細岡展望台に到着〜。今日も絶景が眼下に広がってます。・・・でも下に見える茂みがどうにも邪魔ッ気・・・。
やっぱその手前にある展望台のほうがキレイに見渡せるよなぁ・・・。手前の展望台のほうが細岡展望台よりも高い位置にあるんで
地平線を確認しやすいのですよ。ちなみにここでは野良猫と遭遇。・・・こっちはめちゃめちゃ餌付けされて人馴れしてる・・・(苦笑)

細岡展望台を後にして、近くのクラブハウスへ。
ここには旅のノートが置いてあってパラパラとめくってると比較的毎日書き込みがあるらしく、私も一筆書き込み。

「能登麻美子巡礼完了!」

・・・って何でワシがコレを書くねん!!本来はりゅうさんが書くねやろヲイコラ。

山を下って釧路湿原駅へ。ここから紅葉ノロッコ号に乗って釧路へ戻り、今日の宿である帯広に向かいます。
正直、このノロッコ号の見所って言うのは釧路湿原駅よりも北側。塘路方面になるので殆ど沿線解説もないままにノロノロと釧路を目指します。
今回もちゃんと乗車証明書を貰ってガラガラの指定席に居座る。何故か車内は韓国かどっかの観光客がひしめいていた・・・。

15:57。釧路駅に到着。行きは15分だったけど帰りは30分の列車の移動。
ここからは帯広に向かうべく釧路16:18発「スーパーおおぞら10号」で帯広へ移動。

17:45。帯広に到着。
今日はまずは宿に入庫。今回の宿は駅から徒歩40秒(笑)ロータリー内にあるホテルヒーローです。
入庫して一息ついたら帯広名物の豚丼を食べに出撃。明日に続く〜。


「本日のデカルチャー」

納沙布岬へ向かう途中ででっかい風車を発見。どうやら風力発電用らしい。
ちなみに納沙布岬付近は平和の塔とこの風車がかなり目立ってます(^^;;)新たな新発見でした(笑)

駅前にあったケンタッキーが菓子処柳月に変わってた(激爆)

「和食処 新橋」に豚丼食べに行ったけど正直、あの豚丼が美味しいと私にはとても・・・。

何気なく見ていた「笑金」に何故か某山名物 小倉丼が登場。驚くよりも早く隣の部屋へ連絡を入れようとしてた私と同行者(笑)
その数分後、茨城県からメール着弾。考えてる事は全く同じだったわけです(激爆)


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