セッティング - はじめに
(CVキャブ)

ネットで検索すればCVキャブのセッティングをする際の手順などは腐るほど出てくると思いますが、まぁ私的なメモ程度に手順や注意事項などをここに残しておきます。

★HARLEY-DAVIDSONを購入した!自分でセッティング出したいけどネットで探しても自分とまったく一緒の年式・モデルの人の物が見付からない?!
ということがあったとしても、ハーレーでしかもキャブがCVキャブ(ストックのキャブ)でしたらエアクリーナーのはずし方は多少違うことがあってもキャブ自体の作りは一緒ですのでセッティングをはじめてする方でも少しは参考になるかと思います。

★また、自分の経験上のことなんですがマフラーを自分で変えて抜けが良くなったためガスが薄くなりました。
ハーレーのキャブなんて開けるのちょっと怖いな〜と思いSHOPに持って行って「ダイノジェット組まないとセッティング出せないよ。」と言われたことがあります。
でも「そんなことないだろ〜」と思いメインジェットを扱っているSHOPを探しまくり(正規店やその辺のSHOPにはなかなかメインジェットを扱っている店がありませんでした)なんとか自分でセッティングを出してみようと現在に至ったわけです。
 もし同じ経験をされた方、キャブを開けるのを「ちょっとな〜」と思われている方、ハーレーのキャブって位置的にも比較的やりやすい?(自分ではそう思っています)にあると思いますし、やってみると「こんなもんか〜」って感じだとも思うので、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。

ちなみに私 六太郎は「HARLEY-DAVIDSON XL1200S '02」に乗っており、こちらで使用する画像・ボルトなどのサイズはXL1200Sのものになります。なお使用するメインジェット・スロージェットの番手はモデルや排気量によって異なりますのであらかじめご了承ください。

 

注意事項
■タバコなどを吸いながら作業は絶対にしない。(火気厳禁です)
■ガスコックをOFFにし、キャブ内のガソリンを抜いておくと作業が楽になります。
■火傷などの怪我をしないようにエンジン等冷めたのを確認してから作業してください。

 

 

 

まずエアクリーナーのカバーを外します。
さっそくフィルターが出てきますね。

次に赤い○で囲ってある3つをトルクスレンチで外します。他のモデルは分かりませんがXL1200SではトルクスレンチのサイズはT30です。

 

フィルターを外す際、フィルターからホースが2本赤い○の所に繋がっています。ちょっと引っ張ればすぐに取れるのでそのホースも外してフィルターを完全に外します。

次は赤い○のボルトをヘキサゴン(6角)で外します。XL1200Sではインチサイズの6角レンチ5/16です。
このボルトはめちゃ難いので気合で!

 

でてきました。キャブちゃん♪

そのうち見るのもいやになってくるかもしれませんが・・・(´ω`;)

メインジェットやスロージェットなどは底面のフロート室にあります。

 

******************************** ジェット類 ********************************

フロート室を開けます。

赤い○2つとそれに平行して反対側にも同じネジがあり、計4つのネジを外すことでフロート室を開けることができます。このネジはそれほど固く締まってはいませんが、いいかげんに回すとすぐになめてしまいますのでしっかり丁寧にネジを緩めましょう。

キャブレターとマニホールドはインマニにただ挿してあるだけですのでちょっと引っ張ればすぐに外せます。外した方が作業がとてもしやすくなります。

 

フロート室外れました。
ココで1つ注意なのですが、フロートチャンバー(底皿)を外すと矢印で指してあるところに多少のガソリンが溜まっています。
底皿を外した後はひっくり返してガソリンをばらまかないようにようにゆっくりと外してあげましょう。

特にこのときですがタバコなんて吸って作業していたりしたら爆発の危険大ですね。

 

やっと出てきました。ジェット類

ジェット類はけっこう固く締まっていますが、なめやすいので丁寧にしっかり回してあげましょう。

一応ココにも記録しておきますが、XL1200S'02のストックのジェット類の番数は

メインジェット:#170

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