ジュリー・アンドリュースのグィネヴィアとリチャード・バートンのアーサー王。

(「「キャメロット」(1960)より。)

ジョシュア・ローガンが撮った映画(1967)ではヴァネッサ・レッドグレイヴとリチャード・ハリスが演じていましたが、
アーサー王大好きな私でさえ、(大好きだからこそ?)フランコ・ネロのランスロットがペラペラな鎧を揺らしながら”C'est moi”と熱唱するあたりでウンザリ。
かなりがっかりしたものです。

ところが最近、オリジナルキャストであるジュリーとリチャードがエド・サリヴァン・ショーで”What Do The Simple Folk Do ? ”を披露(1961)するのを見て、
ふたりの息の合った素敵な掛け合い、ダンスの軽やかさにショックを受けました。

映画版や1982年版の舞台に欠けているのは、軽やかさかもしれません。原案になったホワイトの「永遠の王」の魅力は、そこにこそあるように思います。
小学生の頃TVで「サウンド・オブ・ミュージック」を見て大ファンになり、来日時には両親にねだってコンサートを観に行ったのを今でも覚えています。
そのくらい大好きなジュリー・アンドリュースが演じたグィネヴィア。見てしまったらからには描かずにはいられません!
なので、この絵は正確には1961年ごろのエド・サリヴァン・ショーでのふたりです。
(19/9/18)

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