ジュリー・アンドリュースの”徹底的にモダンな”ミリー・ディルマウント。

(「モダンミリー」(1967)より。)

ドロシー・ブラウン役のメアリー・タイラー・ムーアがとても愛らしかったですね。
チャールストンを踊らないと動かないエレベーターのシーンが大好きです。

ベアトリス・リリーとパット・モリタ、ジャック・スーの悪玉三人組も素敵。

多彩な脇役の中ではなんといっても、マージー・ヴァン・ホスミアを演じるキャロル・チャニングが、
出番が少ないくせに登場すると他のキャストがかすんでしまうほどインパクトありすぎの大活躍。
「ハロー・ドーリー」のオリジナルキャストだということは、
小林信彦の「ジョージ・ロイ・ヒルの不思議な世界」(『映画を夢見て』筑摩書房)を読んで知ってはいたのですが、
ホークスの「紳士は金髪がお好き」(1953)でマリリン・モンローが演ったローレライ・リー役も、
舞台ではこの方が演じてたんですね。
(19/9/16)

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