(映画「白鯨」(1956)より
)
ゼリグじゃないけど原作は読みかけで挫折したままなので、
死ぬまでにはちゃんと読んで、映画版との違いを確認したいものです。
(07/08/29)
※追記※
ついに!読了!読み始めたら意外にも一気に行けてしまいました。今回読んだのは新潮文庫版。
ブラッドベリ脚本では、原作では結構重要な登場人物であるフェダラーという拝火教徒の東洋人の要素を、
前述の予言者とエイハブ自身にそれぞれ分け与えた上で消してしまっていました。
さらに全身刺青のクイークェグのエピソードとキャラクタを膨らませ、
スターバックはエイハブの「良心回路」として原作以上にいい男になっています。
ブラッドベリの「刺青の男」はこの映画のクイークェグにインスピレーションを得ているのか知らん。
彼は「白鯨」の脚本をアイルランドで書いたとのことですが、
そこら辺のことを小説にした『 緑の影、白い鯨 』が最近翻訳されているようですね。(08/02/01)