森雅之の亀田欽司と久我美子の大野綾子

(松竹映画「白痴」(1951)より)

黒澤明は女を描けないという人がいますが、それでは、この映画の大野綾子に夢中になった私の立つ瀬がありません。
物語の終盤、亀田への想いに揺れる彼女はとても素敵でした。
「醜聞」の千石規子にきゅんとしたり、「八月の狂想曲」の大寶智子にもドキドキしたものです。
蓼食う虫もなんとやら・・でしょうか。(03/03/30)

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