ガマ星人

(TV映画「スペクトルマン」より)


蝦蟇おばちゃん


リアルタイムに観た第二次特撮ブームの作品群のなかで
一番印象的というか、トラウマになった作品。
それが「宇宙猿人ゴリ」「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」
そして「スペクトルマン」と三度もタイトルを変えたピープロ制作のこの作品です。
帰ってきたウルトラマンよりスペクトルマンなんです。なぜか。

ダストマン、クルマニクラス、それに「アルジャーノンに花束を」の翻案で有名なノーマンと、
ディープインパクトなエピソードを乱発。

そんななかで、なんか好きなのが
46話「死者からの招待状」47話「ガマ星人攻撃開始!!」 に登場の、
ガマ星人とガマ怪獣(なんてストレートな命名!)です。

怪獣Gメンの一員、加賀の故郷の村の住民になりすまして一斉蜂起を狙う彼らは、
普段は人間そっくりなんですが、真上から見ると正体がバレるという設定でした。
だから航空写真には、正体が写っちゃう。
割烹着とか、野良着という普通の人間の格好に、頭だけ蝦蟇(高山良策氏の造型が素敵)なんです。

そういえば、同じピープロ制作の「鉄人タイガーセブン」にも、
タイガーセブンと流星原人(だっけかな?)の闘いを写真に撮ったら、
変身前の主人公とヒトデ(実物大)が写ってた、なんてエピソードがありましたっけ。

公害Gメンから怪獣Gメンになったのはいいんですが、
女性隊員のヘルメットの上のアレはやめてくれよ、と思ったのは私だけではないはず。





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