フィールドデイコンテスト2006

2006/8/5 2100JST - 8/6 1500JST

目 次

メンバーの結果
タイムチャート
JR8VSE/8
 
コンテストレビュー
JR8VSE/8

統計情報
レコード
参加局数

QRZデータ
2005年の結果
2004年の結果
2003年の結果
2002年の結果
2001年の結果
2000年の結果
1999年の結果
1998年の結果

JARLデータ
レギュレーション
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コンテストレビュー

フィールドデーコンテストは前回2001年にシングルバンド部門で私含めてローカル3局で参加して以来、設置場所からのコンテスト参加が主な私はついつい移動が億劫で気が付けば5年が経過していました。
昨今コンディションが悪くハイバンドのコンディションの如何により成績が大きく左右される北海道ではなかなかスコアが伸び悩みがち。
そんな中、4月開催のALLJAAコンテストに続き6月開催のALLJA8コンテストがそれぞれ多少コンディションに恵まれた感があったため、今回フィールドデーコンテストへも参加する事とした。

VSE、出発直前の状態。アンテナ積みすぎかも

★参加種目
移動運用は正直初心者である私としては、遠出+マルチバンド参加はかなりリスクが高い為、2001年同様のシングルバンド又はマルチオペによるマルチバンドへの参加を想定した。
そんな中、JE8KKXから参加の意思表示があったため、マルチオペで参加する事に決めた。
運用スタイルが車中のみとなる為、理想的にマルチの取りこぼし無く進めるに足りるオペを集めると運用スペースが足りないため、人数は私含めて2人に限定する事としこの人数でもやり方次第では勝負になる2TX部門であるCM2と決めた。

KKX、既に現地に到着済み

★事前準備
限られた中で最大限のパフォーマンスを得られる様、移動運用初心者ながらシステム構成は結構頭をひねった。

  • 運用場所
    忘れ物等なにかあってもなんとかなりそうな旭川市近郊の上川郡比布町と決めた。
  • アンテナ・レイアウト
    設営の工事がどの程度できるかは、さすがに経験不足な為悩んだ。手持ちアンテナを優先させる事等含めて結局のところ以下で落ち着いた。
    3.5MHz インバーテッドVダイポール (今回製作)
    7MHz AFA-40のリフレクターのみ。 (14m長モノバンド短縮ロータリーダイポールとして動作)
    14MHz スパイダービーム
    21MHz 214A
    28MHz スパイダービーム
    50MHz 4ele HB9CV 運用担当バンドはJR8VSE(7/21/50),JE8KKX(3.5/14/28)とし、各人アンテナの準備含めて主体的に行う事とした。
    また、運用は担当バンドを各自所有の車内で行う事とした。
  • ロギングソフト
    2TXのロギングは過去かなりの経験があるため、不安材料はなし。今回もノウハウが多くあるCTを投入した。国内コンテスト特にCWのみであれば、未だ機能的に不足はほとんどない。また、それぞれの運用のPCをLANで接続し、お互いの進捗推移の把握、マルチゲットの連携並びにTalkModeによる音声以外の連絡手段の確保を可能とする目論見である。(コンテスト交信中に隣から無線で呼ばれても、やりとりするスキルがないため)
KKX、スパイダービームを組み立て中

★運用当日

  • 設営
    昼過ぎに目的地に到着し、早速設営開始。通常、中には自宅のタワーにつけてもおかしくないアンテナもあり、約6時間程かかり一通り完了。
    次は、シャックの構築。私の車は狭いため機材を並べるのが結構大変であったが何とか終了。一方KKXは移動経験多くかなり慣れた様子であった。ただ、動作チェックの際LAN接続がうまくいかず難儀したが、結局起動時の設定に一部漏れがあることが判明し無事接続完了。その後、RIG-PC間の制御がうまくいっていなかったが、これは最悪動作しなくとも何とかなる為なくとも良しと判断し、スタートを切れる状態にこぎつけた(こちらスタート後解決した済み)。
  • 運用
    特に大きなトラブルも無く順調に進められた。状況のトピックスは感想で述べるが全般的にコンディションが良く電波は良く飛んでくれた。
  • 撤収
    終了直後撤収開始。 撤収完了し現地出発したのが、19時ちょうど。日没ギリギリ。

アンテナ全景

 

アンテナ全景
左のマストから
・トップに3.5M INV-V、下に214A
・トップにスパイダービーム
・トップに7Mロータリーダイポール、下に50M4eleHB9CV

 

★感想

スタート直後ローバンドは、信号があまり強く無くコンディションは大した物でないと思ったが、時間あたりの推移を見てみると、そこそこのペースをキープできており意外であった。

  • 日中帯ハイバンドが開けてくれたおかげで、両TX共暇なく進める事ができた。
  • 18時間のコンテストにマルチバンドででたのは、自分がコーディネートし、且つ、シリアスなものは初めてな気がする。夕方のローバンドが使えない為、スタート〜夜明け迄のローバンド運用にはかなり気を使ったが、その甲斐あってか翌日のハイバンドのコンディションにも助けられ、トータルスコアをわりとまとめられた。
  • ロギングソフトでネットワークを組んだ事で、10分ルール違反に抵触しない範囲の細かなQSYのタイミングを隣の運用バンドの運用状況をみる事によりかなり参考にする事ができ、レートをキープするのに役だった。

DE JR8VSE


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QRZ RADIO CLUB Last Updated 2006/11/8
JR8PPG