ここ最近、自分のシャックからコンテストに参加する機会が減りましたが、今回ALL JA8コンテストに参加しましたので、報告致します。
1. 事前準備
今回は、コンテスト当日一週間を切る頃まで具体的に参加の意思を固めてなかった。最近、旭川からコンテストに参加する事が少なくなり、@103からコンテストにQRVする人口も減った事等から、今回は何とか旭川からQRVしようと決めた。
2. 当日準備及び使用設備
昼過ぎに旭川に到着。今回は、屋外の同軸線の切断や新規の敷設、それに付随した接栓の取り付けなど作業は山積みである。
とりあえず、外回りの作業から始める。それにしても暑い。同軸線回りの作業をしている頃、PPGが来てくれて手伝ってくれた。かなり効率が上がった。
それにしても汗だくであった。PPG曰く「これ、当日にやる作業じゃないって。間に合うの?」。なんとか外回りは16時過ぎに終わった。
次に屋内作業。リグ3台にPC3台でを接続しネットワークを組む。時代はずれのノートでの芸当であるため、ロギングソフトは、毎度おなじみJAコンテスト用にカスタマイズしたCTを使用する。
いつの間にかやたらと配線が多い、8割が終了した時点でテーブルタップが不足した事から、食料を含めた買い出しにでる。
戻ってきて、作業を再開、特に大きなトラブルなく終了。19:30をまわっていた。軽くバンドをワッチしながら、飯をたべる。21がそこそこ聞こえている。
3. 競技中
* 21時〜翌1時
スタート時は、21が開いていたのでこのバンドからスタートした。開始後30分であまり呼ばれなくなったので、あすのオープンに期待をして早々に切り上げ7へQSY。その後、3.5を含めQSY。ローバンドの状況は、例年と大差ないと感じる。
* 1時〜5時
参加局もほとんど聞こえないので消灯
* 5時〜7時
5時に起床。いつもの様に起きたらすぐにオペレート開始。
7と3.5でパラパラと呼ばれる。
* 7時〜10時
JH8SLSを14で発見。シリアスモードでの参加だとわかる。早い時刻のQSYなので、日中のハイバンドの夕方までの長時間のオープンを狙った前倒しなとも思い、私もQSYした(実際は、ただ眠気ざまりだけの理由だったらしい)。そうこうしているうちに21/28と順番に開けてきた。順調な感じなので、50のビッグオーブンも期待できると感じた。
* 10時〜12時
50が30分オープンした。その後、コンディションが上がったり下がったりという状況で28迄の状況を見る限り、50も再びオープンしそうな感じが幾度となくあったが、結局おおきなオープンは無かった。
* 12時〜17時
序盤の14は結構使えるものの21・28は、すでに落ちてしまった状況であり、細かいコンディションの浮き沈みの変化はあるものの、全体的に信号は非常に弱くなってしまっている。1時間もすると、14も落ち始め、7を組み合わせたQSOの積み上げをせざるを得ない状況となった。
* 17時〜21時
14以上のコンディションは、上がってこない為、早々にローバンドですすめる事とした。そこそこニューマルチにも呼ばれ、他バンドへの仕上げを含めて何とか交信いたいた方のご協力により埋まり、3.5と7のQSYを繰り返しフィニッシュを迎えた。
4. 終了して
コンテスト当日の日中(コンテスト開始前)は、ハイバンドはかなり良いコンディションであったが、開始直後の21が使える状況や翌日曜日午前中の各ハイバンドのスムーズなオープン状況から見て、かなりビッグオーブンを予感したが、残念ながら十分につかえたのは、日曜日午前中一杯と言った感じであり、その中でも50が十分に開いたのは、僅か30分であり、やや物足りなさを感じた。
一方設備面では、今回はリグ分のPCを接続して無線機コントロールをそれぞれ行い、ネットワークを組みむ実験を行った。設置及び配線のセッティングに時間がかかる事と、設置スペースが広く必要等のデメリットはあるが、その反面、ニューマルチゲットや閑散としている状況でのクイックQSYが可能及び誤操作の防止等のメリットがあった。
PC一台でSO2R機能を使ってコンテスト出場した経験がないため、経験者に是非話しをお聞き今回の設備との比較をしてみたいところである。
また、今回参加中のトラブルは、50のアンテナが2.5位の範囲でVSWRが立ち不安定だった事とロータのコントローラが一台故障したことである。
次回のコンテスト参加の具体的な予定は今のところ決めていないが、早々にトラブルシュートを行いたい。
コンテストで交信いただいたみなさん、ありがとうございます。また、次回機会がございましたら、交信よろしくお願い致します。
JR8VSE
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