白兵戦
白兵戦はむやみやたらと使うものではありませんが、弾薬の節約ができるので効果的な使い方を覚えると戦術に幅を持たせることができます。
・ユニット性能一覧
まず参考として各ユニットの白兵戦能力値が高い順に並べた表を記載します。対地防御は白兵戦と関係あるかどうかわかりませんが、対地防御の高いユニットは装甲が厚いということなので、全くの無関係ではないでしょうし、目安にはなると思います。(高いと白兵戦で与えるダメージが小さくなると思われる)
PD1 |
PD2 |
機体名称 |
白兵戦 |
対地防御 |
機体名称 |
白兵戦 |
対地防御 |
X32C |
60 |
50 |
X4S(*1) |
96 |
70 |
X3AC,TS3C |
50 |
45 |
XJ1A |
87 |
60 |
X32 |
45 |
45 |
X4+C |
84 |
60 |
X3A,X3AT,X32R,TS2C |
40 |
40 |
X4C |
72 |
50 |
TS3 |
35 |
42 |
TS3C |
66 |
40 |
X3AR |
30 |
32 |
XJ1 |
60 |
50 |
M58T |
25 |
50 |
X4+ |
58 |
50 |
TS2B |
25 |
38 |
X4 |
50 |
40 |
M43T |
23 |
40 |
XJ1R |
45 |
40 |
M2IB |
23 |
30 |
X4R |
40 |
30 |
M1SC |
21 |
25 |
TS3 |
35 |
30 |
TS2A |
20 |
35 |
X4RR |
32 |
30 |
TSR1 |
20 |
30 |
M58V |
25 |
75 |
M3AA |
20 |
20 |
M43W,M3IC |
23 |
65 |
M150 |
|
|
M2IC |
23 |
35 |
M3ML |
|
|
M2SC |
21 |
40 |
|
M3AA |
20 |
50 |
M4ML |
20 |
30 |
M150(PD2) |
20 |
15 |
M103,M150(ADPD2) |
5 |
5 |
(*1)装備のAP負荷1につき白兵戦能力が−3される。
・目標を確定し、欲張らない
白兵戦に限ったことではないのですが、特に白兵戦では留意する必要があります。どの敵ユニットに白兵戦を仕掛けるのかを最初にしっかり決めておきましょう。
「うまくいけば3機くらい白兵戦で仕留められるぞ」
と思っても1機、又は2機にとどめる我慢が必要です。
妙な欲を残さないためにも、他の敵ユニットは先に片付けてしまいましょう。
・火力に余裕があること
敵がウジャウジャ押し寄せてくるような状況では白兵戦を行わないことです。移動に消費するAP、臨機射撃で被る損害等を考慮すると白兵戦よりは射撃戦のほうが効率的なのは想像できると思います。
#弾薬切れで白兵戦しかないっていうのは別の話。普通はそんなことないでしょう。(私は一度だけ経験あり)
次に白兵戦を確実に行うための条件を示します。
目安はあくまで参考にして下さい。
・条件1:白兵戦能力の高い機体で行うこと。
間違っても索敵型(特にX4RR)に白兵戦をさせようなどと思わないこと。スタンポッドを持っていても同様。(その前に索敵型がスタンポッドを装備しているほうが間違い)また、パワーローダー相手に白兵戦を仕掛けるのも厳禁。
こういったお遊びは上達してからやりましょう。
目安:自ユニットの白兵戦能力÷2>敵ユニットの白兵戦能力
・条件2:白兵戦補正の高いパイロットにやらせること。
補正値の低いパイロットには白兵戦をさせないこと。どうしてもやらせたければ、まずは偵察車輌や軽車輌を相手にして白兵戦補正の経験値を上げましょう。(戦車は避けたほうが無難)補正値8以上のパイロットならば車輌相手の白兵戦はまず心配ありません。
目安:自ユニットのパイロットの白兵戦補正×10>敵ユニットの対地防御
(目安ですから……ライザに白兵戦をさせるなって言ってるわけじゃないです)
・条件3:密集している敵は狙わない。
敵が密集していれば、臨機射撃を受ける回数も多くなります。状況を把握するために索敵が完全になされている必要があります。索敵が不完全な場合、そこには敵ユニットがいると考えましょう。
目安:
(1)自ユニットと敵ユニットの間に他の敵ユニットが存在しないこと
(2)敵ユニットの周囲5ヘックス以内に存在する他の敵ユニットが3機以内であること。
(3)周囲の敵ユニットを白兵戦を行ったのと同じターンで撃破できること。
・条件4:APに余裕があること。
接近する際に臨機射撃をうける可能性がある場合は警戒移動で接近すること。(警戒移動で移動すると臨機射撃の命中率が低くなる等のメリットがある)白兵戦実行後、次ターンに攻撃を受ける可能性がある場合は高速移動で可能な限り後退しておく。
目安:敵ユニットまでの間を通常移動で往復できるだけのAPがある。
次に白兵戦を行う上でネックとなる接近方法について
・建物等の遮蔽物を利用して接近する。
(後退時にも遮蔽物を利用する)
ストームアウト(PD2)やキューブ・スキャン(DASH)、コンサーベーション、ロックイン(ADVANCED)等の建物の多いマップで有効な手段。特にストームアウトは敵PLDが出てこないので最適
・2機をペアで運用する。(1)
一機がおとりになって臨機射撃を引き受ける(この時の移動はできるだけ警戒移動を行う。但し、警戒移動だと臨機射撃を受けない可能性があるので、その際にはわざと通常移動/高速移動を選択する手もある)
その後、もう1機が高速移動で接近して白兵戦を仕掛ける。
おとりユニットが後退するためのAPも考慮すること。
・2機をペアで運用する。(2)
搬送のルールをうまく利用する。(搬送/投棄を交互に行いながら近づけば臨機射撃を受けない)但し、これを実際に行うとなるとAPを大量に消費するので実用的ではない。
最後に、上記のことをやってもうまくできないが、それでも白兵戦をやりたいという方に……
・降下白兵戦
「2」以降では降下白兵戦というルールがあります。空中から降下する際、降下するヘックスに敵ユニットが存在する場合、自動的に白兵戦に突入するというものです。(しかもどちらかが破壊されるまで続く)
・地上にある航空ユニット
キューブ・スキャン(DASH)ではヘリ、ランチ・ボックス(ADVANCED)では攻撃機が着陸しているのでこれを白兵戦で攻撃することができます。臨機射撃はしないし、非常に弱いのでこれなら絶対に大丈夫。