3日目 マテーラ・アマルフィ・ソレント
目が覚めたらいきなりまみごんが隣のベッドで赤いキツネを食べていた。なにごとかと思ったら、夜中の3時頃から隣の部屋の人間が風呂入ったりドライヤー使ったり、大声でおしゃべりしつづけたりで、起こされた上に眠れなくてやけになって朝ご飯食べていたそうな。僕はなにも知らないけどね。で、いくら時差ぼけしてるからって周りの迷惑なんてものを全く考えもしない非常識な人間とはだれぞやといえば、そう、S夫妻ですね。が、まみごんからその話を聞いて、どうも僕には違和感ありまくり。なぜかといえばS夫人はともかく、S旦那の方はみんなといる時には激烈無口で、ほとんど喋らない人なのだ。声を聞いた覚えさえほとんどないほど。そんな人が3時から何時間も喋り通しってのは、なんか信じられないよなぁと思っていたんだが、後日反対側の隣の部屋の人からも同様の証言が得られたため、もうこれは信じるしかない。しかしそれを信じるとすると、S旦那、夫人に負けず劣らずあやしい人だとしか思えんよなぁ。
ってなわけでS夫妻のあやしい話はこの辺でとりあえずおいといて、観光へゴー。と言っても今日は移動日なのだけど。アルベロベッロからソレントまでの移動の間に、まず世界遺産になっているマテーラ観光。サッシと呼ばれる洞窟住居があるというので、トルコのカッパドキアのカイマルク地下都市みたいなのを想像していたのだけれど、ちょっと雰囲気は違うなぁ。洞窟住居というより、丘の壁面をちょっとくりぬいて建物があるのかなって感じ。古い町でちょっと独特の雰囲気はあるけど、世界遺産になるほどの町なのかなぁ。まぁこういう町にとっては世界遺産になるかどうかで観光収入が段違いだろうから、ユネスコにいっぱい寄付してなんとか登録してもらおうとするんだろうね。なぁんてちょっとかんぐった事を考えてしまいました。
アマルフィについて青い空、青い海、るるちょーんと思っていたのに、昼ご飯を食べてる間に雨。うっそーん。仕方なくバスにのってソレントを目指す。だがしかし、ソレントへの道は狭い曲がりくねった道な上に両車線大渋滞。僕らの乗った大型バスは曲がり角のたんびにストップ。どうしても車線を超えて膨らんでしまうため、反対車線が開かないと曲がれないのだ。うっげーこんなんじゃ全然進めないじゃんと思ってたら、後ろの車から降りてきたおじちゃんが歩いてどんどん先に進んで、反対車線の車を先で止めてくれる。おちゃんありがとう!他の車からも何人もおっちゃんが降りてきてみんなしてオーライオーライ。僕らのバスを通す為にみんなが協力してくれる。うむ、実にありがたい。だがしかしおっちゃん、そんな先まで歩いて行っちゃって、おっちゃんどうやって自分の車に戻るんだ?
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