1,2日目 アルベロベッロ
旅行前にこんなにへばってたことはないだろうと確信が持てるくらいへろへろになって出発。始めてのアリタリア。実に久しぶりの成田第一ターミナル。そういやここんとこずっと第二ターミナルだったからな。ずっと改装中だった北ウイングでした。ってゆーか僕北ウイング始めてかな?
飛行機の中は爆睡。機内食のカツ丼はわりといけました。が、相変わらず機内ではお腹すかないっすね。動かないし眠いし。それにしてもちょっと悲しかったのが機内誌。たいしたことが書いてあるわけでもないし日本語は全然ないから読む気もたいして起きないんだけど、それにしてもいかんともしがたくぼろぼろ。これはゴミじゃないんですかってくらいぼろぼろ。月刊のようなので今月1か月を乗りきってきた古参の機内誌のようだが、いやそれにしてもここまでぼろぼろだったら普通とりかえないかなぁ。うん、きっとイタリア人は取り替えないんだろうし、気にもならないんだろうな。
深夜になってアルベロベッロのホテル到着。南イタリアのホテルはバスタブがない部屋が多い(へたをするとホテルの全部の部屋ないこともあるらしい)と聞いていたので、部屋に入ってバスタブがあるのを確認してガッツポーズ。そしてそのままばたんきゅー。いくら機内で寝てたからって減退するようなやわなものではないのだよ、僕の睡眠欲は。
二日目。カステラーナの洞窟見物。鍾乳洞らしいのだがずっと昔に出来たものらしいので、現在はどこも茶色になっていて鍾乳洞らしくない。イタリアでは鍾乳洞というのは珍しくて観光名所らしいのだが、日本の鍾乳洞のほうが一面白くて水が流れててきれいなところが多い(と、ツアーの一同が言っていた)。ガイドのお兄ちゃんがなかなかかわいくて、なにか言われのあるところを案内するたんびに、「これはなにに見える?」とニヤニヤしてるのが面白かった。
アルベロベッロに戻って昼食。やった、おいしいパスタが食べられるぜ、と思ったら前菜は豆と麦を煮たような怪しげな物体。いやーん、普通のパスタが食べたいのにぃ。
いまいちな昼食を食べ終わっていよいよアルベロベッロをお散歩しながら観光。この歩いてる最中に、ツアーのメンバーの一人の奥さんが、まみごんに話かけてきた。いつもツアーのメンバーのことはほとんど書かないのだが、今回は別物。余りに強烈なキャラクターがいたため、書かずにはいられない。その人の名は仮にS夫人としておこう。ってゆーかS旦那も後に負けず劣らずのキャラクターだとわかるんだが。まぁとにかくそのS夫人が歩きながらまみごんに話しかけてきたのを、僕も横で聞いてたのだが、吹き出すのをこらえるのが難しかった。昼食を食べ終わった時に、みんな簡単な自己紹介をしたので、その時の情報をもとに話かけて来たみたいなんだけど。
S夫人「○○からいらしたんですか?」
まみごん「いえ、東京です」
ぼくつっこみ(○○から来たのは4人掛けのテーブルにあなたが一緒に座ってた夫婦だったのでは?)
S夫人「あら、そうなんですか?東京のどちらで?」
まみごん「△△って、東京の田舎のほうなんですけどね」
S夫人「ああ、そうですね」
ぼくつっこみ(ってゆーか普通そこで素直に頷くか?)
まみごん「たしかそちらは文京区なんですよね?」
S夫人「ええ。□□なんです」
まみごん「え?□□って?」
S夫人「ええ。正確には台東区なんですけど、場所的には文京区の境の方にあるんですよ」
ぼくつっこみ(ってゆーかそれって全然台東区やん!)
いやー、これほどつっこめる人もそうそういませんわなぁ。話しかけられる前からちょっとチェックしてたんですよ、この人。だってね、その前にホテルのフロントで鍵を受け取る時、ツアーのほかの人が受けとってるのを待ってる時、なぜか別の人が僕らの部屋の部屋番号を言ってるんですよ。なんでかなぁと思って見ていたら、フロント係が渡してくれた鍵を見て、「あら、これちがうわ」とか言ってるから、「それ、うちの部屋の鍵なんですけど」と言ったら、「そうなの。うちの部屋109なんだけど」。いや、だって、あなた今、わんおーえいとゆーたじゃないですか。「9ってなんだったっけ?エイトじゃなかった?」。うん、すごいね。僕だって英語分からないほうだけどね、1から10まで数えられない人がいるとは思わなかった。それがS夫人だったのですよ。もう大注目。しかしこの人、こんなんで仕事してるらしいんですけど。何の仕事してるか知らないけど、大丈夫なんですか?
いかん。S夫人に注目しすぎて全然観光の話が出来ない。アルベロベッロの観光。この舌をかみそうな地名、現地の人はさらさら言えるんでしょうかね?最近有名になって来た世界遺産の町です。白い円柱形の壁に、円錐形につんだ石がちょんとのってるトゥールッリと呼ばれる家がならんでるのです。古い家が保存されてるだけでなくて、そこに人が住んでるんだなぁ。見た目はかわいいけど住み心地はいまいちじゃないかと思ったのだけど、中を見せてもらったらきれいでなかなか快適そうなんだな。おまけになぜか中は涼しい。なぜなんだかわからないけど、これだけ涼しいんなら住み心地はかなりいいのかも知れない。昔の人の知恵ってのはやっぱりすごいね。円錐形の屋根の部分にいろいろ模様が書いてあって、それぞれ神様や太陽の意味があるらしい。それにしてもこのつんつん屋根がいっぱい並んでる景色、なかなかいけます。
観光が早めに終わったのでホテルの近くにあるスーパーを覗いて見るかと思ったのだけど、なぜか閉まってる。店の入り口にはってあるセールの広告らしきものには今日の日付がはいっているから、定休日ではなさそうなのに。なんだろうなぁと思って店の中を覗いていたら、通りすがりの兄ちゃんが教えてくれた。”今は昼休み中”。いや、その可能性も考えたけどね、でももう昼休みって言うより夕方っすよ。”大丈夫。もうすぐ開く。4時には開く”。ってゆーかもう4時20分なんすけど。”そう、だからもうすぐ開く”。イタリア人、すごすぎる。
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