5日目:上海


で、最終日です。と言っても今日はちょりっとだけ観光して飛行機乗って帰るだけなんだけどね。本当だったらお昼過ぎまで観光してゆっくり帰れるはずだったんだけど、なんせ関空経由だから(ぶちぶち)。

さくっと集合してとりあえず玉仏寺へ。えー、ここは名前の示すとおり玉石から彫られた仏像があるんですね。いやー、これが実に美人。釈迦だっていうから男のはずなんだけど、もうめっちゃ美人。まいったねー、くらくら。
ご本尊は撮影禁止だったもんで、やっぱり美人さんの絵葉書が欲しくなる。でもあいにく、今日はもうなんにもお金使わないよね、と思って残っていた元は全部(っちゅーても小銭だけだけど)チップとしてホテルに置いてきてしまったのだ。しまった、絵葉書買うお金くらい残しておけばよかったと思ってもあとのまつり。ああ、美人さんさよなら。なーんて思ってお寺を出たら、物売りのおじちゃんおばちゃんが押し寄せてきた。おお、絵葉書あるじゃん、と思って視線をやったらそれに気がついたおばちゃんが売る気まんまんで声をかけてくる。「10元」というので「元は持ってない」と答えると「じゃあ100円」。おう、ラッキー、日本円の小銭でもいいのかい。最近円は弱くなってるからと思ったけど、中国じゃまだ貴重らしい。100円玉なら持ってるぞい。ってなわけで連れが100円を出して渡すと、しかしおばちゃんは豫園の絵葉書を渡そうとする。「ちがう。ここ(玉仏寺)の絵葉書をくれ」というと「100円なのは豫園の絵葉書。ここの絵葉書は200円」としゃあしゃあとこたえるおばちゃん。おばちゃん、いくらなんでもそりゃあくどすぎるって。どうかんがえても豫園の絵葉書より玉仏寺の絵葉書が高くなるわけがない。豫園の方が見所いっぱいだし、絵葉書セットも豫園の奴の方が厚いぞ。誰がどう見てもふっかけてるとしか思えない。(まぁ最初に言った10元っていうのが日本円で150円だからそれほどふっかけてるとも言えないけど。)
さぁ、こんな悪徳商法おばちゃんを相手に、君ならどうする?
1:おとなしくもう100円渡す
2:しかたないので豫園の絵葉書で我慢する
3:じゃあいらないからその100円返せと言う
ちなみに連れは3を実行しようとしました。でのその前にすかさず僕がとった行動は、
4:おばちゃんの手から玉仏寺の絵葉書をひったくる
でした。へっへーん。こっちは両手あいてて身軽、おばちゃんは両手にいろんなもん持ってるからね。おばちゃんの手から玉仏寺の絵葉書を抜き取ってすたすたとバスに向かって歩き出すと、おばちゃんが慌てて「そっちは200円、だめだめ」とか言って追いすがってきたけど、「最初に100円って言ったもん。100円は渡したもん」ってなことで聞く耳もたーずでバスに乗りこんでしまった。ふはははは。おばちゃん、相手が悪かったね。

本日のガイドさんは実に面白い人だった。実におしゃべりで、中国人の割にはなかなか覚めたものの考え方をする人なのだ。というか、それまでのガイドさんたちはみんな言い人たちなのだが、どこかで、「ああ、やっぱり国に洗脳されてるよな」と感じさせられる人ばかりだったからなぁ。今日のガイドさんは「毛沢東とかのあやしい話をいろいろ集めるのが趣味なんだけど、それをこの国の人相手に下手にしゃべると首飛んじゃうからね。でも外国の観光客の人達にしゃべる分には全然平気だから、いっぱい喋っちゃいましょ」とかいって、実にいろんな話をしてくれた。中国でもこういう人っているのねって感じ。

んでもって無事に飛行機に乗ってぶーん。関空経由で帰って参りましたのですす。いやー、それにしても関空で乗り継ぎの待ち時間の間に食べたてんぷらうどんがうまかったー。


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