ようこそ!ピンク・レディ−の部屋へ


1999.7.18
以下の文章は私の思い込みが中心となりますが、興味ある方はつきあって下さいね。
皆様は、デビュ−のきっかけとなった「スタ誕」決戦大会で、お2人が「部屋を出て下さい」を歌うシ−ンはご存じかと思います。
ビデオにも収録されていますし、2年ほど前にケイちゃんがNHK「スタジオパ−ク・・・」に出演された時も、このシ−ンが放映されました。なんと!NHKでですよ。
皆様は、この決戦大会を見て、どんな印象を持たれますか?「とても素朴な田舎(失礼!)の高校生」という感じでしょうか。後にお2人が語っていますが、衣装はわざとダサク、振りもおとなしくしたそうですが・・・でも、どこにでもいる素人とは、やはり違うという印象を受けますね。おとなしい振りも、それなりに決まっていますし、ウィンクするところもあったりして・・・クッキ−としての活動の成果が現れているようです。
さて、当時のアイドルは地方出身者が多かったわけですから、デビュ−当時の「素朴」という印象はなにもPLに限ったことではないですね。問題は売れた後です。素朴な高校生が、ス−パ−アイドルになるとどうなるか・・・普通は、舞い上がってしまって、「私はスタ−よ」あるいは「俺(私)ってビッグ!」・・・という感じで、素朴さはだんだん失われていくんでしょうね。そういう態度が目立ってくると、マスコミとトラブルを起こしたり、スキャンダルに巻き込まれたり、バッシングされたり・・・ということでファンも離れていくという構図です。PL解散以後に登場したいわゆるス−パ−アイドルには、こういうパタ−ンが結構あったような気がします。
そういったパタ−ンと無縁な存在・・・それが、PL、ミ−ちゃん、ケイちゃんだと私は思います。デビュ−から23年経過した今でも、「いい意味での素朴さ」を持ち続けている感じがするのです。そして、それがお2人の大きな魅力になっていると思います。勿論、芸能生活が長いわけですから、それなりの貫禄というのも感じますが・・・
先日のケイちゃんご出演のテレビ「素顔が一番」をご覧になった方も多いかと思いますが、とても素朴というか、自然体というか、デビュ−当時とあまり変わっていない感じで、とても好感が持てました。最近のミ−ちゃんのテレビOAを拝見しても、同じ印象を受けます。
アイドルとしてあれだけ売れたお2人が、素朴さを残している・・・これは、まさに奇跡ではないでしょうか。


1999.7.25
さて、PL現役当時は女性アイドル歌手の全盛時代でもありました。タ−ゲットは中学・高校の男子学生といった感じでしたか。PLもデビュ−当初は、その線を狙っていたようです。毎年、雨後の竹の子のように多くの女性アイドルがデビュ−しては消えていくという状況でした。デビュ−後一年経過しても、一部マニアのみでなく大衆に認知されているのは数人程度だったと思います。そうして生き残った女性アイドルに関して、ある時期を過ぎると必ず流されるのが・・・「女性のファンが増えている。だから、息の長い歌手として残っていける。」というものでした。男性ファンは浮気性ということですか・・・
これは本当でしょうか?私には、どうも、人気が頭打ちになっていくなかでファン層の拡大を狙って、事務所・レコ−ド会社側から意図的に流される面も強いのでは・・・と思います。PL解散後に登場した女性アイドルでは、よくこの風説が聞かれました。
さて、PLと関連のないアイドル論になってきた感がありますが、私の言いたいのはこういうことです。
「特定の歌手・タレントを永年応援し続けるかについては、男性も女性も関係ないのでは」・・・ということです。それは、「その歌手・タレントの魅力そのものによる」のだと思うのです。スキャンダル続きで、男性ファンが離れてしまった元ス−パ−アイドルもいるようですが、そういう状況では今後の発展も難しいのではと思います。
今、ネット上でPLが盛り上がっています。HPを開設したり、掲示板に投稿したりする方がたくさんいらっしゃいます。このような方は、かなり濃いPLファンと言えるのでしょう。私もその一人ですが(^^;)。そのようなネットに参加しているPLファンの中では、男性ファンの割合がかなり高いように思えます。勿論、ネット参加者は男性が多いからなのかも知れませんが・・・PLほど魅力がある存在ならば、浮気性と見られる男性ファンだってずっとついてくるのです。特別親衛隊様の言葉を拝借するならば「青春オジサン」となりますか(^^)。今のPLを支えているファン層は、この「青春オジサン」が大きな部分を占めているのでは・・・とも思えるのです。皆様はどう考えますか?


1999.8.1
PL現役当時、マスコミで様々なPL論というかPL批評・批判が見られました。今でも時々書籍等で見られます。
私がそれらを見て不満に思うのは、「木を見て森を見ず」の批評が多すぎることです。PLの振り付け・曲・衣装のごく一部を取り上げて、PLを決めつけるものです。「ミニスカで売れたアイドル、だからPLは・・・」「曲のタ−ゲットが・・・、だからPLは・・・」という感じです。
PLを真面目に批評するなら、「振り付け・衣装・曲」、「その作り手」、それから、「人間ミ−ちゃん・ケイちゃん」を総合的に把握しなくては片手落ちでしょう。あるテレビ番組で、「PLはアイドルとか演歌とかそういうジャンルに入らない、PLという独自のジャンルとし
て存在している」というようなコメントがありましたが、まさにその通りだと思います。「一流の作り手による企画」「それに応えられる資質を持ったお2人」の組み合わせによって、歌謡史上最大のス−パ−アイドル(なんか陳腐な表現ですが)が誕生したのです。
人間ミ−ちゃん・ケイちゃんの部分については、私もこだわりがあるのですが・・・やはり、デビュ−前の4年間、お二人が親友でありクッキ−としての活動があったこと・・・これはPLを考える上で無視できないことだと思います。PLと他のアイドルグル−プの大きな違いではないでしょうか。PLファンでない方の中には、再結成活動について批判的な見方をされる方もいるようですが、何回も再結成できるということは、人間ミ−ちゃん・ケイちゃんの部分、お二人が中学の時から親友であることを抜きにしては考えられないことと思います。ミ−ちゃんとケイちゃんのPLだから再結成できるのです。
PL現役当時から、様々なPL批評・批判が見られましたが、お二人はそういう巷の雑音に惑わされることなく、ひたむきに、楽しそうに歌い踊っていました・・・この姿がファンの心を打ったのでしょうね。昨年の雑誌記事でケイちゃんのご発言にありました。「歌って踊れるだけで幸せで、無心に青春のすべてをかけていた私たち・・・」・・・いいご発言だと思います。

1999.8.8
さて、ここかと思えばまたまたあちら?(つまらないギャグですいません)・・・という感じで焦点の定まらない駄文を書き連ねてきましたが、このへんでまとめです。ここまで、お付き合いいただいた皆様には感謝いたします。

「なぜ、今PLなのか?」・・・に戻ります。私なりの答は以下のようなものです。
簡単に言えば、PLの魅力というのは、世間一般で言われるPLの三大原則「振り付け」「衣装」「曲」とは別の「人間ミ−ちゃん人間ケイちゃん」の部分が大きいのではないか。だからこそ、今でも熱烈なファンがたくさん存在しているのではないか。・・・というものです。
PLファンでない世間一般には、知られていない部分です。「ミニスカで売れた」「独特の振り付けで売れた」「踊るサイボ−グ」「驚異的な売上げ」「歌謡界の記録を塗り変えた」・・・これが世間一般・マスコミによく登場するPL観ではないでしょうか。
ところが、今でもPLファンを自認している方々は、「人間ミ−ちゃん人間ケイちゃん」に何か引き付けられるものがあって、永年ファンであり続けていると思うのです。私個人的には、お2人がなんとなく素朴さを残しているところがイイのですが・・・
相互リンクさせていただいている親衛隊様HPの掲示板で、ケイちゃんのテレビOAでとても盛り上がったり、熱烈な応援や武勇伝?が紹介されています。これらは、「人間ミ−ちゃん人間ケイちゃん」が大好きだからこそ・・・と思えるのです。このようなファンに支えられているからこそ、何回も再結成することができるし、解散から18年経過した今でもHPが開設されるのでしょう。
世間一般のPLに対する認識も、そろそろ改めていただきたいと思います。

「ミニスカ」や「振り付け」だけのPLではないのですよ!


皆様はどう思われますか?

以下、続けるかは未定です・・・

1999.8.29

さて、「PLの魅力を語るには人間ミ−ちゃん人間ケイちゃんの部分が無視できない」という私なりの結論?に達しました。
今日は、これに関連して若干の補足です。

ポイントはPLの衣装です。PLの衣装=ミニスカ(あるいはホットパンツ)というイメ−ジでしょうか。当時のアイドルにとって、ミニスカ衣装は特段珍しいものではなかったと思います。むしろ、定番といった感じですね。ただ、PLがスゴイのは、デビュ−時から解散時、それから再結成時!まで一貫してミニスカにこだわっている点、そして、出し惜しみなしの極限の超ミニという点でしょう。
皆様はPL現役当時の衣装を見て、どんな印象を持たれましたか?他のアイドルと比べると、大胆というか過激なイメ−ジが強かったと思います。ポイントは「なぜ、過激な衣装にもかかわらず、ミ−ちゃんケイちゃんが、いやらしい感じのB級アイドル扱いされることなく、さわやかなイメ−ジを維持できたか?」ということです。勿論、「PLの構成要素が衣装のみでなく、一流の作り手による曲、振り付けがあったから」というのも一つの答です。私は、これに「人間ミ−ちゃん人間ケイちゃん」の部分を加える必要があると思うのです。

SF’77のコンサ−トパンフの後ろの方に「PLの魅力を探る」というコ−ナ−があります。そこには、こんなことが書いてあります。
まず、飯田久彦氏が「キャンディ−ズが渋谷のイメ−ジだとすれば、PLは池袋のイメ−ジです。・・・庶民性というのか・・・」
このコメントを受けて・・・「スパンコ−ルのキンキラの超ミニで、露出オ−バ−ともいえるPLが、嫌味にならずに健康的なイメ−ジシンボルになりつつあるというのは、そんな二人の持って生まれた庶民性のゆえんでしょうか」・・・コンサ−トパンフですから、事務所サイドの大本営発表的色彩が強いのですが、その点を割引いても、なかなか核心をついたコメントだと思います。
また、今年のケイちゃんご登場のある雑誌の対談では、「衣装だって、どんなにセクシ−なものを着ても、全然エッチに感じさせなかった。汚れたものがないっていうか・・・」という相手方のご発言があります。

「人間ミ−ちゃん人間ケイちゃん」の部分が、あの衣装の過激さを中和させていた・・・とでも言えましょうか。PLデビュ−当時、お2人のテレビ・ラジオ等のご発言から私が感じたのは、あの衣装から受けるイメ−ジからは程遠い、地方出身者特有の素朴な感じでした。このギャップが良かったのでしょうね。ちょっと極端な例えで恐縮ですが、仮にミ−ちゃんケイちゃんが今のコギャルみたいな雰囲気で、あの衣装でコギャル言葉だったら・・・考えるだけでぞっとしますし、私はファンにはなっていなかったでしょう(^^)。
「人間ミ−ちゃん人間ケイちゃん」の魅力があるからこそ、あの衣装でもさわやかなイメ−ジを維持できるのですね。

年末のご挨拶 1999.12.26


今年も残すところ僅かとなりました。当HPの管理人よりご挨拶申し上げます。
当HPは3月下旬の開設以来9か月が経過いたしました。この間、幸運なことにPL−NET様との提携などもあり、予想以上にアクセス件数を伸ばすことができました。ご来場の皆様ならびにPL−NETのスタッフの皆様に深く感謝いたします。来る2000年も当HPをよろしくお願いいたします。

さて、問題はアクセス件数よりも中身ですね。当HPは「PLの部屋」などと畏れ多い看板を掲げておりますが、ケイちゃん関連記事がやたら多いなど開設者の個人的趣味に走った部分が目立っておりまして、「看板倒れ」の感も否めない状況です(^^;)。ご来場の皆様の中には「内容が偏向的である」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、どうか個人のHPということでご容赦下さい。

来る2000年は皆様ご存じの通り、ミ−ちゃん、ケイちゃんデビュ−25周年目突入の記念すべき年です。私としては、先日のラジオでケイちゃんが熱く語られた「25周年企画」を是非実現していただきたく願っております。ラジオを聞き逃した方のために、ケイちゃんが語られた「25周年企画」のポイントをまとめてみます。構想段階のものもあるようです。
・ミ−ちゃん、ケイちゃんお2人で新曲発表(インディ−ズで?名前も伏せて?)
・出版(いわゆるPL本?当時語れなかった秘話満載?)
・アメリカでの新曲(アメリカ居住の日本人作曲家の方からお話があるそうです)
以上のようなものですが、なんか書いているだけでドキドキ興奮してしまいますね。ケイちゃんが「今まで頑張ってきた自分へのご褒美として、やりたいなぁ−・・・」と言われていましたね。まずお2人が楽しまれること・・・これがファンにとっては一番ですね。ある歌謡曲関連本にこんなことが書いてあります。「2000年代になると制作第一線のスタッフが70年代前半生まれの団塊ジュニア世代に移る・・・この世代が幼児期に踊りまくったPLが確実にブレイク・・・」そして、「2000年代のリカレント・チャ−ト」ベストテンの1位は「PLのUFO」となっています。素晴らしいですね。ただ、ちょっと失礼なことに「40代突入のミ−&ケイにあの衣装・振りは試練」となっています。しかし、これは全くの杞憂でした。皆様は昨年の「レコ大特番」の「UFO」をご覧になりましたか。PL現役当時と比較して、よりセクシ−な超ミニ衣装で、しかも振りも大きくなっていましたね。

来る2000年・・・お2人の益々のご活躍と「25周年企画」の盛り上がりを願いつつ・・・当HP開設者よりのご挨拶とさせていただきます。皆様、よいお年を!


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