PL雑感その34


PLは下品ですか 2015.10.25

ここのところ、お二人のテレビ出演が続いており、いい傾向ですね。先月のケイちゃん出演番組では、自宅のシュークロなどの紹介の他、ケイちゃんのスタイルの良さも強調されていました。テロップで「完璧ボディ」?でしたか。一方、最近のミイちゃん出演番組では、来年40周年になることも話題に。今後もテレビ出演は積極的にお願いしたいところ。

さて、今日の本題。何やら唐突かつ挑発的なタイトルで失礼します(笑)と言うのも、来年PL40周年の今日でも、世間一般に「PLに対するある種の誤解というか偏見というか事実誤認がある」と思うのですね。典型的なのは、キャンディーズを称賛した後、「PLは下品だから嫌いだった」と一刀両断するコメントを今でもネット上で複数見かけます。まあ、上品と感じるか、下品と感じるか、これは個人の主観ですから、どうしようもないことですが、「PLのごく一部を見て、そう言われるのも困るな」と私は思うのです。PLをそのように言う方は、おそらくPLの衣装や振り付けだけを見て「下品」と決めつけてしまうのでしょう。

一方でPLが正真正銘の「国民的アイドル」となった事実があります。「下品」と感じる方が多かったら、国民的アイドルにはなれないでしょう。と言うことは、あの衣装や振り付けにもかかわらず、「下品」とは感じさせない何かがあったということになります。PLが当初お色気路線をとっていたことは、本人たちも認めるところですし、私もそうだと思います。でも、下品と感じさせない何かがあった。これは、どういうことでしょうか。例えば歌番組に出演したときの歌う前後の司会者とのちょっとした会話、あるいはお二人の仕草などから、下品どころか上品さを感じさせるものがあったのではないでしょうか。だからこそ、お色気路線にもかかわらず、反感を生むことなく、国民的アイドルになれたのではないでしょうか。まあ、再結成コンサートに行くほどのコアなファンであれば、「PLが下品?何のこと?」と一笑にふせられてしまうでしょう。私も、きわどさを感じる衣装はありましたが、「PLが下品」と感じたことは一度もありませんね。だからこそファンを続けているわけですが。

PLを下品と見る方からすれば、フリフリ衣装で歌う昭和の典型的アイドルとは対極的なPLに違和感を覚えたのかも知れませんね。まあ、違和感と見るか、斬新と見るか、これは主観でしょうね。何やら、意味不明な話になってしまいましたが、要は「PLを衣装と振り付けだけで決めつけるな。先入観を捨てろ」ということです(笑)
PL活動の早期再開を願いつつ。では。


39周年に思うこと2015.8.29

先日8月25日はPLのデビュー39周年の記念日でしたが、ファンの皆様はどのように過ごされましたか。
私は2010年の「解散やめ」のようなサプライズを若干期待しながら、お二人のオフィシャルHPを見ていました。ケイちゃんのHPにはメッセージがアップされており、それはそれで嬉しかったのですが、残念ながら今後のPL活動について告知はありませんでした。ファンの中には今年のPL活動はあきらめて?「来年40周年に期待」という声も見られるようです。私も当然40周年には期待しているのですが、「来年まで待てない。今年中にPL活動再開を」と思っています。だって、2011年のツアー終了から、もうすぐ4年もたつのですから。4年のブランクは長いですし、多くのファンが活動を切望しているなか、今の状況は「もったいない」の一言です。ファンの期待にこたえていただきたいなと思うのです。

さて、話は全く変わります。少し前にある雑誌にキャンディーズファンを公言している方(以下単に「氏」とします)のアイドル論が掲載されていました。キャンディーズを「アイドルの一つの完成型」と表現しています。キャンディーズのファンですから、そう思われるのはある意味当然で結構なのですが、キャンディーズを礼賛した後、どうしてPLを否定的、批判的に書く必要があるのか疑問に思いました。氏はPLについて「彼女たちはアイドルなのか…当時から何か違うと感じていた」と否定的、批判的にとらえます。氏がPLについて、そのようにとらえる理由はおおむね以下のようなものです。

まず、氏はPLの印象として「誰かが冷静に計算して作り出したスター。アイドルがビッグ・ビジネスになることに気がついた大人が作りだしたもの」とします。もともとアイドルはそれほど売れるものでないと。「キャンディーズでさえラストシングル『微笑みがえし』だけが1位獲得。これに対しPLはデビュー当初から1位、ミリオンセラーを連発した」と氏は続けます。また、「PLは女性の人気がすさまじかった」とし、女性ファンの少なかったキャンディーズと対比しています。要は「計算して大人が作り出したこと」「売れたこと」「女性ファンか多いこと」をもってPLを否定的、批判的に見る根拠としているようです。PLファンの皆様は以上を読んでどのように思われましたでしょうか。
私は「何とステレオタイプな見方。キャンディーズ中心史観。しかもPLについて事実誤認もあるし」と思いましたよ。まず、そもそもというか今さらですが、キャンディーズとPL、同時代の女性アイドルとは言っても曲の方向性含めて全然路線が違いますから、同じ土俵で比較することにあまり意味はありません。キャンディーズが好きな方にはPLが嫌いな方も多いでしょうが、それは好みの問題です。

次に事実誤認。「PLはデビュー当初から1位、ミリオンセラーを連発した」とありますが、デビュー当初とはどこまでを言うのでしょうか。PLが初めて1位を獲得したのは2曲目の「S・O・S」であり、1977年2月のことですから、デビューから半年たっています。また、ミリオンセラーはデビュー約1年後の「渚のシンドバッド」からです。いずれにしろ「デビュー当初」というのはちょっと違うでしょう。
また、「誰かが冷静に計算して作り出したスター。アイドルがビッグ・ビジネスになることに気がついた大人が作りだしたもの」ですが、これもPLについてはちょっと違うでしょう。「PLが結果としてあれだけ売れた」という事実から導き出された結果論だと思うのです。そもそも当時PLが売れるとは全く期待されていませんでした。レコード会社のビクター幹部からも、スタ誕のスタッフからも。自分たちにかけられる宣伝費の少なさを本人たちが振り返って嘆くほどです。それから、そもそも一般論として「売れるアイドルを計算して作り出す」ことは難しいのではないでしょうか。計算しても売れなかったアイドルの方が多かったと思います。もし「売れた」とすれば、それは計算ではなく偶然の要素が多いと思うのです。勿論、売れるための必要条件はありますが。

PLについて「女性ファンが多い」これは事実ですが、狙ってそうなったわけではありません。結果としてそうなっただけです。むしろデビュー当初は他のアイドル同様に男子学生をターゲットにしいていたと思われます。また、女性ファンが多い女性アイドルはPLに限ったことではありません。PLデビュー以前も以後も国民的アイドル、トップアイドルと言われた方々はすべて女性ファンが多かったと思います。まあこれは当然でしょう。性別関係なく支持されないとトップにはなれませんから。PLの場合は今もそうした女性ファンが多いことから、公演活動を続けることができると思うのです。
要は氏の見方は、「キャンディーズを基準としPLを異端とする」もので事実誤認もあるし、ちょっとどうかと思うのです。アイドルだって時代とともに変遷します。新幹線、高速道路、飛行機の時代に、江戸時代の馬や徒歩やカゴによる移動を「違う」と言ってもしかたないでしょう。自分が好きなアイドルを基準にしたいのは人情ですが。

長々と話が脱線しました。ちょっと熱くなってしまいましたが、願いはあくまでも「PL活動の早期開始」これにつきます。では。


40周年に向けて2015.6.28

2015年も6月末ということで、今年も折り返し地点ですね。PLの活動が中断しているなか、過去の6月のPL活動を思い出していました。現役時代のシングル曲というと「渚…」「モンスター」「ピンク・タイフーン」「世界英雄史」、そして最初の再結成1984年6月発売「不思議LOVE」など。「解散やめ」以降ですと私的には2011年ツアー宇都宮公演ですが、最初の国際フォーラムも6月でしたか。ケイちゃんソロライブでは、イクスピアリでの最後のライブは2012年6月でしたか。宇都宮公演も最後のイクスピアリも雨の日でしたか。などなど過去を振り返っていたわけです。

さて、振り返ってばかりではいけません(笑)来年2016年は満40周年ですし、今年2015年8月は満39年、数え年?では40周年です。「解散やめ!」宣言から5年経過、前回のツアー終了から4年が経過する今年こそ、「そろそろPLになるか」と再始動していただきたいところです。PLは20周年1996年には「再会」と称して再結成活動がありましたが、10周年の1986年は活動無し、30周年の2006年も前年にメモリアルコンサート終了ということでBOXの発売だけでした。ということで、周年活動とはわりと無縁なPLでしたが、「解散やめ」をしている今こそ積極的な活動を展開していただきたいと思うところです。

最近はゴールデンタイムに新たな歌番組もあるようですし、昨日は大型の歌番組もありました。いずれも若手からベテラン歌手まで数多く出演しいているものですが、そんな番組にPLの出演がないのは寂しいですね。公演がないなら、テレビ出演でもしていただけたら嬉しいのですが。
テレビ出演、新曲、公演、映像商品の販売など「PL活動の積極的な展開」を、私も含めて多くのファンは心待ちにしていると思います。是非今年こそ活動を開始していただきたいですね。ミイちゃんケイちゃん関係者の皆さん、よろしくお願いします。何やら中身の無い駄文となってしまいましたが。
では。


ミイちゃんとケイちゃんのPLで新曲を2015.5.24

2015年も5月末ということで、2011年市原のツアー開始から早くも4年が経過しました。4年というとPLのデビューから解散発表に匹敵する期間ですし、1981年の解散から最初の再結成までの3年を超える期間です。2011年のツアー終了後、PLの活動が無いことは残念なことですね。

先月末に「ミイちゃんが日比谷の野音にゲスト出演」と結構テレビ、ネット、新聞等で取り上げられていました。見出しには「短パンでUFO」の文字が躍っていました。いまどきショーパンでなく短パンというところが何とも言えませんが、共演者の中で一番年上と思われるミイちゃんが、おみ脚を一番見せていたのが印象深いところです。PL曲から3曲を披露したようですね。まあ、何と申しましょうか、PL活動が中断している中、ミイちゃん単独とは言えPLの曲がマスコミで取り上げられるのはいいことです。ただ、「やっぱり右にケイちゃんがいたらなあ」と思ってしまうわけです。何たってケイちゃんでなく本物のケイちゃんが(笑)是非、早期iにPL再始動を実現していただきたいところです。

ネット上でPLを検索すると、結構素人の方がPLを振り付きで、中には衣装付きでコピーしているのを見かけます。かなりの水準に達している方も見かけますが、当然ながらプロのPLとの格差を感じることが多いですね。まあ、プロ中のプロのPLと素人の方を比較すること自体フェアではありませんが、改めてPLのスゴサを再認識できるわけです。振り付けで言えば、切れの良さ。衣装で言えば、カッコ良さ。あのPL衣装、ミイちゃんケイちゃん並のスタイルの良さがないと、ちょっとキツイですよね。誤解が無いように言っておきますが、私はPL公演会場で「ファンが振りコピ、衣装コピで盛り上がること」が良くないと言っているわけではないですよ。全く逆で大歓迎です(笑)あの客席の雰囲気はPL公演の醍醐味ですから。要はミイちゃんとケイちゃんのレベルが当然ながら高いということです。

話が脱線しました。要は「ミイちゃんとケイちゃんによるPLの再始動を」ということにつきるわけですが。PLは解散後も再結成時にはコンスタントに新曲を出してきました。ところが、「解散やめ」後のツアーでは新曲無しでした。既に2003年の「テレビが来た日」(この曲も今となっては「ラスプリ」並の扱いか?)から12年間PLとして新曲が出ていません。こんなことはPL史上はじめてです。他の中堅やベテラン歌手が何周年ということで新曲という話を聞くたびに「我らがPLは?」と思ってしまいます。ボヤいてばかりで、すいませんが、是非PL再始動の折には、新曲を出してほしいと思います。大人のPL路線で。衣装は野音のミイちゃんのようにPLらしく。
では。


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