PL雑感その22


ツアー後2011.9.19

今日は追加公演、ツアーファイナルですが、私にとっては先月の八王子で終わっていますので、参戦された皆さんのコンサートレポを楽しみにしたいと思います。
ということで、今日のお題は「ツアー後」ということで、ツアー後のPL活動について思いつくままに。


まずは、以下に最近気になることを4つを書きます。
今回のツアー、最初のミイちゃんMCでおおよそこんな趣旨のことを「皆さんおなじみの曲は勿論、私たちのこだわりの曲も…」
「ほぼ日刊イトイ新聞」の「最後までピンク・レディー」(糸井さんとの対談)でケイちゃん「ただなつかしいというんじゃ、嫌でした。もしも、それしかできなかったら、『解散やめ』はしなかった」
8月の大宮公演で「PLを生で見るのが初めて」の方が過半数であったという事実。
ネット上で見たアンチPL的な方のコメント、おおよそこんな趣旨のことを「PLが復活してるみたいだけど、あんな奇抜な歌ばかりで50過ぎてコンサートできるのか?」


さて、ツアー後のPL活動、以前にも少し書きましたが、せっかく「解散やめ」したのですから、継続的な活動をお願いしたいものです。
第一にテレビ出演。今年はツアー実施ということで、3月の「1位をとったあの歌…」以来、PLとして歌うテレビ出演が続いています。「24時間テレビ」まで含めると全部で5回ですか。これは、今までの一時的再結成時と比べると、かなり多いのではと思います。ファンとしては嬉しい限りですが、ツアーが終わったら無しでは寂しいですね。要はツアー期間中、期間外問わず、「PLとして歌う」テレビ出演はコンスタントにお願いしたいということです。

上に書きました、大宮公演で「PL見るのが初めて」の方が過半数であったという事実。ここから言えるのは、まだまだ未開拓の市場があるということです。今回のツアーについても、「行きたかったけど都合がつかなくて行けなかった」あるいは「行こうか迷っているうちに売り切れで行けなかった」という方も多いかと思いますので、コンスタントなテレビ出演で「解散やめ」をアピールして、次回のツアーに来ていただくというのがよろしいかと。

当然、第二として「次回ツアーの実現」があげられます。未開拓の市場をにらんで。上に書きましたアンチPLの意見、まあPLをよく知らない方々は、そのように思っている方が多いのでしょう。そんな方が「希望への旋律」がPLの持ち歌であり、今回のツアーの「聞かせどころ」と知ったらびっくりするでしようね(笑)
アンチの方に「コンサートに来て」とは言いませんが、ライトなファンでまだ生PLを見てない方のためにも、次なるツアー実現を願うものです。今回のツアーでPL初見の方々のなかには「PLがステージに登場した瞬間、感涙した」とブログに書いてる方が何人かいましたね。
勿論、私も次なるツアーを見たいのですが(笑)

第三に新曲です。ファンの中には「昔の曲で歌って踊れれば、新曲は別にいらない」という見方もあるかと思います。そうした見方を全否定する気はありませんが、やっぱり現役歌手として活動する以上、新曲は出してほしいですね。
勿論、音楽市場というか業界が厳しい状況にあるのは百も承知です。ビクターBOXのライナーで金澤氏か冒頭「急速に斜陽に向かっている日本の音楽シーンにあって…」とあるのが象徴的です。でも、関係者が自虐的に語っているだけでは、いつまでたっても良くなりませんよ。厳しい状況ではありますが、PLならではの斬新な売れる企画を考えたらどうでしょうか。何も某グループよろしく「ミイちゃんケイちゃんとの握手券をつけろ」とは言いませんが(笑)上に書いたミイちゃんの言われる「私たちのこだわりの曲」がファンにとっても「おなじみの曲」となること、これが理想です。新曲においても。


第四にDVD。今回のツアーDVDの年内販売が告知されましたね。嬉しい限りですが。考えてみれば、今年発売されたDVD、「夜ヒット」で4枚、「ビクターBOX」で2枚、それにツアーDVDが1枚とすると、全部で7枚!1年に7枚ものDVDを発売する歌手は、若手でもいないのでは。ここまで出ると、打ち止め感はありますが、まだまだです(笑)
過去のPL映像で残っているものは全部DVD化してほしいくらいです。コンサート映像は勿論、テレビ映像だってまだまだ開拓の余地はあります。勿論、撮りおろしもいいですよ。

とにかく、ツアー後もPL活動はコンスタントにお願いしたいのです。さて、ただ今16時すぎ、ツアーファイナルの盛り上がりを願いつつ…では。


「ピンク・レディー完全復活の裏側」を見て2011.9.11

今日は先週フジテレビでOAされた「ピンク・レディー完全復活の裏側」についての感想など。

一言で言うと、とても良くまとまっていて素晴らしい内容でした。5月にOAされた「芸能界の告白」(これは初陣式までの内容)の拡大版と言えます。また、2005年メモリアルコンサート終盤の頃、日テレでOAされた「スーパーテレビ」に似た企画とも言えますが、中身はそれ以上に充実していました。
と言うのも、冒頭で「夜ヒットDVD」の映像を入れてデビューから解散までを紹介、その後のソロ活動、期間限定の再結成(新聞記事)、昨年の「解散やめ!」宣言までを時系列で紹介。そして、なぜ「解散やめ!」に至ったのかその経緯も紹介されていました。この一連の流れは、分かりやすく良くまとまっていたと思います。コアなファンでない方では、未だに今回の「解散やめ」を単なる再結成と思っている方も多いでしょうから。ただ、一点だけ言わせてもらうと、ナレーションで「高度成長期の日本でまさにピンク旋風を巻きおこした」とありますが、これは時代認識として?ですか。PLデビューは1976年、オイルショック後のことで、もう「高度成長期」ではありません。正確に言うと「安定成長期」となります。まあ、番組全体には全く影響ありませんので余計なお世話ですが、天下のフジテレビさんですからそのへんは…
今回の番組といい「夜ヒットDVD」といい、フジテレビさんの株は上がりましたね。過去に「君スタ」でPLを落選させたことや在京キー局で唯一PLレギュラー番組が無かったことも忘れましょう。我ながら何と今さら古いことを(笑)


さて、ご覧になれなかった方のために番組全体の構成をご紹介すると…PL現役時代(デビューから解散まで)、ソロ活動(復活を望むファンの声はやまなかった)、期間限定の再結成(1984年と1996年の写真付新聞紹介)、昨年に飛んで「解散やめ!」宣言での記者会見と12月のアルバム販売記念イベント、初陣式に向けた打ち合わせとリハーサル、お二人の体力作り(ミイちゃんはエクササイズ・ケイちゃんはバレエ)、初陣式の様子、ツアーに向けたリハーサル、ツアーの様子(市原、国際フォーラム、蒲郡など)、最後は「ピンク・レディーとして生き続ける」のナレーション&テロップで終了します。どうです。すごい内容ですね。


以下、印象に残ったところをかいつまんで書いていきます。
まず、番組全体を通して強調されているのは、初めての試みであるお二人の「セルフプロデュース」という側面です。公演の選曲、曲順、演出から予算、照明、バンドとの調整まで、お二人がリードしていく場面が見られます。現役時代のプロデューサー相馬さんなき今、理想のPLを自ら作っていくという感じですか。周囲を見ると当時の現場を知るのは、お二人くらいしかいないわけでいすから、ある意味必然の流れでもあります。そう言えば、コンサートチケットには企画・制作として、キョードー東京さんの他に、お二人の事務所も記載されていますね。震災後、チャリティー企画に向けて、曲順の変更とか大変な場面もあるのですが、お二人が主導していく様子がうかがえます。

市原でのリハーサル映像も出てきます。ここでは、本番初日前からリハをしていたのですね。お二人が照明に注文を出して、調整していく場面は興味深いものでした。ケイちゃん「私達もテンパって言い方の悪い所とか、生意気そうに言ったりする時もあるかと思いますが、人間性はとても2人いいので、みなさん嫌わずによろしくお願い致します」と市原のステージ上でスタッフにご挨拶。これには苦笑。

他にもお二人のリハーサル映像は結構あるんですが、今年2月の最初の場面は良かったですね。「マンモナ」「KISS…」「UFO」なんかの様子でしたけど、メモリアルコンサート以来6年ぶりというこで、一部振りを忘れていて、過去の映像で確認するシーンなんかもありました。体力的にはきつそうでしたけど、お二人とても生き生きと楽しそうでした。あと、面白かったのはブーツ。メモリアルコンサートの時のブーツを1センチ低くしたものをはいて、リハをやるシーンがあったのですね。その時、ブーツのはき具合を確認をするために、お二人がやった振り付け!「ウォンテッド」の「あいつはあいつは大変装〜♪」と「ジパング」の「黄金の島〜♪」のところなんですね。わかります?片足になるところですね。これは面白かったです。
お二人が対照的だったのは、「サウスポー」と「ジパング」を連続で歌い踊る場面。これは「きつい」というこで、ミイちゃんは「『サウスポー』『ジパング』やばい」と。一方ケイちゃんは「やってみよう。慣れるよ」と強気。私も市原で最初に見た時に「これは、きつそう」と思いましたよ。「サウスポー」の次はおとなしい曲だと思ったら、「ジパング」なのでぴっくりしました。


あと、バンドの方々へのインタビューも面白かったです。特にギターの原田さん「毎回本気で歌って踊るんで。すごいですね。それはもう頭下がりますね」と真顔で答えていたのが印象的でした。
全体として見るとファンの方々の笑顔が良かったということ。特に昨年12月の山野楽器でのイベント。また、ステージ上だけでなく、お二人の素に近い様々な表情も見られたのが良かったです。真剣な表情から笑顔まで。とにかく「歌って踊ることが楽しいオーラ」は出まくりで、PLの真髄に触れた思いがしました。
では。


デビュー35周年、ビクターのBOXなど2011.8.28

去る8月25日、PLはデビュー35周年を迎えました。ミイちゃん、ケイちゃんおめでとう!35周年を「解散やめ」の環境で、しかもツアー真っただ中で迎えられたこと、ファンとしてはとても嬉しく思います。先週は24時間テレビでの歌唱シーンも見られて本当に良かったです。


さて、35周年記念、皆さん注目の「Singles Premium」(以下「ピクターBOX」という)が出ましたね。週末はこれでPLざんまいでしたが(笑)今日はこれの感想など。
結論から言うと「予想していたより良かった」と。こんなこと書くと「おまえはPL商品なら、みんな『良かった』と書くんだろ」と言われますので、何がどう良かったのか具体的に書いていきますね。
ところで、最初にこの企画を目にした時の皆様の感想はいかがでしたでしょうか。「価格が高い!そのわりに中身は?…」てな感じでしょうか。私もそうでした。価格は定価で29,800円、5月発売「夜ヒットDVD」14,910円の約2倍!こんな高額BOXを買うのはいわゆる「コアなファン」に限られるだろうと。そして、コアなファンなら当然、A面B面については既に全部所有しているに決まっているだろうと。CD23枚+DVD2枚の商品構成ですが、このうちCD23枚の部分は大方の購入者にとっては、二重投資以上の負担となるわけです。「嫌なら買うな」なんでしょうけど…「ビクターへのお布施」などと酷評も見られました。まあ、このへんはファン個々人の判断でしょうけど、私もこの企画、最初に目にした時はまさに「お布施」感覚でしたね(笑)「それでも、この売上の一部でもミイちゃんケイちゃんの所得になるなら、いいんじゃない」そんな気持ちで注文したわけです。


結果は先に書いたとおり「予想以上」でした。要は2枚のDVDが評価を左右するわけで、このDVDが良かったのですね。以下、具体的に書くと。
まずは、曲の網羅性。当HP開設以来の願いであった現役時代A面曲網羅のDVDが35周年にして、やっと完成したことです。まあ、ケイちゃんにとっては存在しないことになっている「ラスプリ」は映像が存在しませんし、「愛ギリ」は確か日テレ系列以外で1回くらいの披露でしたから、この2曲が無いのは仕方ありません。
曲ごとに映像数の片寄りはありますが、多くの曲が1曲につき複数のパターンを収録しているのも評価できます。PLの売りの一つである衣装、私が評価したいのは「SOS」「ジパング」「波乗り」「KISS…」「世界英雄史」などで複数曲収録で違う衣装パターンを見られたことです。「SOS」はおなじみの赤スパンの他にチャレンジコンサートの衣装。「ジパンク」はミニスカとターバン衣装。「波乗り」はセパレートタイプとそうでないもの。「KISS…」は黒ずくめとミニスカ、日本でのシングル発売前に「スタ誕」で披露した映像も大変貴重。「世界英雄史」は色違いの専用衣装の他に音楽祭でのレオタード系衣装と、マニア好みのレアな衣装も満載でとても素晴らしい内容です。唯一残念だったのが「マンモナ」一曲のみで黒衣装(「驚きももの木」でOAされた「紅白歌のベストテン」)、白衣装無しですが、他の曲の充実度を考慮すればまあいいでしょう。
振り付けで注目すべきは、「ジパング」の初期振り付けも収録されていたこと。これは、あまり記憶に無かったので新鮮というか、目が点になってしまいました(笑)「渚のシンドバッド」や「透明人間」の振り付け変更は記憶の方も多いんでしょうけど、「ジパング」は意外と知られていないのでは。その他、ケイちゃんの自叙伝「あこがれ」にも出てくる1981年3月30日OAの後楽園からの中継映像も貴重ですね。「あこがれ」の内容を思い出しながら見ましたけど。

次に、ラスベガスと後楽園コンサート映像。これは、どの程度かちょっと不安もあったのですが、予想以上でした。ソロのコーナーも収録したのは評価できます。


それから、CDについては、二重投資以上になると軽く見られがちかも知られませんが、オリジナルカラオケをつけたこと、再結成時の新曲をつけたこと、この2点は評価できると思います。オリジナルカラオケ、これは半田健人さん的な聞き方ができますね。分かっていただけますか?曲のアレンジというか楽器の使い方というか、都倉先生や井上鑑さんのスゴサを堪能できます。このオリジナルカラオケとテレビ用の編曲とを聴き比べてみるのも面白いですね。原曲が一番いいですが、DVDで見た「マンモナ」「DO YOUR BEST」の演奏もいいですね。当時はテレビの歌番組でも管楽器、弦楽器総動員でいい時代でしたね。

そして、ライナーでの解説、金澤氏が「日本で最初の『真にプロフェッシナルな』アイドルユニット」のタイトルで。「真にプロフェッショナルな」の形容が気に入りました。
それから、スペシャルインタビューと称して関係者へのロングインタビュー、これも良かった。この手のインタビューではあまりご登場しない、衣装の野口さん、ビクター宣伝担当の方のお話は、とても興味深いものでした。デビュー当初、全く期待されていなかったPLが、トップアイドルになっていく様子がよく分かります。「銀座で一日キャバレーホステス」なんて企画もあったんですね、ぴっくりです。PLのレコード生産のために、他の歌手にしわ寄せがいっていたことも興味深い内容です。お二人へのインタビューは、ツアーの合間だったんですね。ケイちゃんは今回のツアーの様子についても語っていますね。群馬の転倒事件も。


と、書きだすとキリが無いのでこのへんにしておきますが、とにかく「お布施」と切り捨てるには、もったいない商品ですね。まあ、コアなファンなら即購入なんでしょうけど。先ほど、Amazonのサイトを見てきたら、この「ビクターBOX」80年代アイドルのランク1位になっていました。上位は松田聖子さんや中森明菜さんなどそうそうたる方々です。

要は、コアなファンでないライトなファンにも買ってもらえるかなんでしょうけどね。ビクターの回し者じゃないですが、是非、買っていただきたいですね(笑)このBOXが予想以上に売れたら、次なる企画も期待できると思うんですね。映像が残っていればの話ですが、79年の西武球場とかコンサート映像も見たいですし、せっかくお二人がスタイルをキープしているわけですから、新たなDVDも作ってほしいですね。

とにかく、「ビクターBOX」売れてほしい!では。



PL雑感トップ

トップページへ戻る