PL雑感その17


PL活動への期待2011.1.8

2011年、明けて1週間が経過しましたが、本年も当HPをどうぞよろしくお願いいたします。
さて、当HPでは年頭に「今年こそ再結成して」のお願いを書くことが恒例となっておりましたが(笑)、今年はその必要もなく…
何となく、1977年の1月から2月頃、PL旋風が吹き始めた頃にも似た高揚感のようなものを感じてまいす。皆様はいかがでしょうか。
現時点でPLとしての活動として公表されているのは、3月末の「初陣式」のみですが、「初陣」というからには、いくつかの公演が予定されているのでしょう。期待感が高まりますね。

昨年9月の「解散やめ!」宣言以来、当HPではしつこくPLに関して「あれしてほしい」「これしてほしい」と書いてきました。したがいまして、今日はあまり細かいことは書きません。一言で言うと「せっかく完全復活したのだから、前例というか今までの期間限定再結成にとらわれずに、幅広いPL活動を展開していただきたい」これにつきます。
PLの魅力を堪能するには、公演というかコンサート、これに勝るものはありません。ですから、地方も含めていくつかの公演が実現すればいいですね。
ただ、公演は当然ながら「時間と場所が合わないと行けない」という面もありますし、何回も行けるのはある意味恵まれたファンかも知れません。
ですから、その救済策?として、やはり、DVD商品の充実やテレビ出演、そして新曲は欠かせないと思うのですね。「復活PLここにあり」という感じで、いろいろとやっていただきたいなと思うのです。

年末年始、テレビやパソコンでいろんな歌手の公演というかライブをボーッと見ていたのですが、それを見て感じたこと。「PLのようなファン層の広い歌手はあまりいない」ということです。若手女性アイドルならオタク層の男性、若手男性歌手なら若手女性、中堅演歌歌手なら中高年女性、ミニスカが売り物の歌手ならほとんど男性、というように見事に性別年齢の薄い層になっているのが良くわかるのですね。同じような感想は、メモリアルコンサートに行った直後に書いたことがあります。
そうそう、解散した某女性グループのフィルムコンサート?の模様が、数年前にテレビで流れていましたけど、観客はほとんど中年男性で、PLには多い女性ファンがあまりいなかった記憶があります。
ファン層の広さこそPLの強みでしょう。PL以後、昭和にデビューした歌手でファン層が広いと思われるのは他に、松田聖子さん中森明菜さんくらいではないでしょうか。
分かりやすく言うと、オタク(当時この言葉は無かった)でもなく歌謡曲マニアでもない、男女性別を問わず、ごく一般人?がPLファンになったということです。これは簡単なようでなかなかできないことです。
そうした強みを生かした新たなるPL活動の展開を、この2011年に期待しているところであります。では。


年末雑感2010.12.26

2010年も残りわずか、今日はあれこれと年末雑感です。
さて、2010年、今年はある意味PLファンにとっては最高の1年になったのではと思います。同じことをメモリアルコンサート真ただ中の2004年にも書いたことがありましたが(笑)それ以上ですね。1976年のデビュー、1980年の解散発表、1981年の解散と並んで、この2010年はPL史の中で忘れられない年となりました。まあ、何と言いましょうか解散発表そして解散以来、PLに対して抱いていたモヤモヤ感が「解散やめ!」により一気に解消という感じで、本当に気分爽快ですね。期間限定の再結成は何度かあり、そのたびに一定の「ガス抜き」効果はありましたが(笑)ただ、その期間が終わると次の再結成の告知は無く、またモヤモヤ感が高まるということで、精神衛生上も良くなかったですから(笑)
とりわけ、前回のメモリアルコンサート終了後は、さすがに「もう再結成は無いだろう」という見方もかなりあり(私はあるだろうと期待してましたけど)、モヤモヤ感というか焦燥感は高まるばかりでしたから。メモリアルコンサート終了後5年経過という年月の長さも何となく気になっていました。そんな中での「解散やめ!」ですから、まさに気分爽快、モヤモヤ解消なわけです。同様に思っていらっしゃるファンの方も多いのでは。3か月以上たちましたが、いまだにあの9月1日の記者会見の模様が、頭の中に渦巻いております。あの記者会見、テレビの情報番組ではいろいろとカットされています。完全版を見たいのですが。PLの新たな歴史の第一歩ですし、今後DVDにでも収録してほしいものですね。

さて、12月1日にアルバム「INNOVATION」が発売されました。オケはオリジナル音源、そして今のケイちゃんミイちゃんのボーカルを吹きこんだというものです。選曲にお二人の好みが感じられますし、また、今のお二人の声=PLとしての声を聞くことができるのは、なんともいいものです。DISC2に隠しトラックもありビックリ。そうそう今回のアルバムで初めて「隠しトラック」という言葉を知りました。何と時代遅れ(笑)歌詞カードに熊谷氏の解説があります。その中にケイちゃんの言葉として「PLという存在を放っておいたら、もったいないな…」とあります。そうです。まさに「もったいない」。全く同感です。
12月1日の発売日にはお二人ご登場のイベントがあり、いくつかの情報番組で流れていました。平日でしたが行けた方はラッキーでしたね。トークショーの後?記者会見らしきものもあったようですが、その中で面白かったのが衣装の件。「今日はPLの衣装じゃないですね?」と言いつつ質問者の視線は下の方へ。するとケイちゃん「もちろん、衣装を着て脚を出すことになったとしても、50歳のピンク・レディー見たくないと言われないように鍛えていきたいなと…」おおよそこんな感じで答えていたのですね。「衣装を着る=脚を出す」というのもPLとしての意気込みを感じますし「鍛えていきたい」というのもすごいですね。来年に期待しましょう。


9月の「解散やめ!」以来、お二人のマスコミ露出が増えていますね。雑誌、新聞、ラジオ、テレビ。ファンにとっては嬉しい悲鳴。今までの再結成以上ですか。欲を言えば、もっとテレビが増えるといいんですが、これも来年に期待しましょう。9月以来、PL関係の山ができていますが(笑)日刊ゲンダイ、週刊文春、婦人公論…と更に山が積み上がってきました。
「婦人公論」これはオッサンにとっては先日の「クロワッサンプレミアム1月号」以上にレジの敷居が高く感じましたが(笑)まあ女性ファンが多いPLですから掲載されるのは当然ですけど。この「婦人公論」、「私たち、もう二度と解散しません」のタイトルが気に入りました。「もう二度と解散しません」いいフレーズですね。インタビュー記事も「解散やめ!」記者会見直前の心理状態?や「解散やめ!」に至る経緯が書かれていて興味深いものでした。2010年の「解散やめ!」の結論まで3年かかったということ。この3年は重いですね。PL完全復活に対して世間的には「またやるの」「金目当て」的な雑音も聞こえますが、3年いう年月からそんな簡単な決断ではなかったことは容易に想像できますね。あの70年代、女性アイドルグループはPL以外にも数多く存在していましたが、数回の再結成そして完全復活できるグループなんてPL以外考えられませんね。「解散やめ!」ができるということ、これはケイちゃんとミーちゃんのPLならでは、というかお二人の親友関係ならではのことです。

一連のインタビュー記事を読んで、今回の「解散やめ!」において、ケイちゃんが繰り返し言われる「エクスキューズ無しで」がキーワードだと思いましたね。今までの再結成は「何周年」だとか「強いオファーがあった」とか…だけど、今回は「自分たちがPLをやりたいからやるんだ!」というようなストレートな強い意志を感じますね。そうそう9月のイクスピアリライブの後の交流会でも、ケイちゃんの口から「エクスキューズ」という言葉が出ていましたね。
それから、お二人ともに衣装に関して積極的な発言が目立ちますね。ケイちゃんは先に書きましたが「衣裳を着て…」発言。一方、ミイちゃんも「衣装もパフォーマンスも限界に挑戦したい」「表現者として仕事をしていく以上、いくつになってもミニスカートくらいはける人でいたい」と。衣装に関しては期待?できそうですね。

さて、気の向くまま書いてきましたが、最後に来年のことを言うと何かが笑いそうですが…完全復活したPLへの期待というか希望を。
まず、新曲を出してほしい。大人のPLをアピールしてほしい。
マスコミ露出は一過性のものでなく、コンスタントに続けてほしい。特にもっとテレビを増やしてほしい。できれば、せっかく完全復活したのだから冠番組をやってほしい。
公演は土・休日にもやってほしい。
現役時代出演の歌番組を収録したDVDを早く出してほしい。
衣装は年齢を気にせず、せっかくスタイルをキープしているのだから、PLらしいものをお願いしたい。…これは上記ご発言から期待できそうですね。

以上、「ほしい、ほしい」ばかりで恐縮ですが、一ファンの戯言としてご寛容ください。それでは皆様よいお年を!


雑誌とテレビのことなど2010.11.27

「解散やめ!」宣言から、もうすぐ3か月。ここのところ雑誌、新聞などお二人のマスコミ露出が増えてきましたね。ファンとしては大変嬉しいこと。
私の手元にも9月発売の「平凡」に加えて「日刊ゲンダイ」「TVジャパン」「クロワッサンプレミアム1月号」などが積み上がっております。まあ「TVジャパン」はいいとしても、「日刊ゲンダイ」「クロワッサンプレミアム」は、もろにオッサン・オバサン(失礼!ご婦人です)向け媒体ですよね。その両方にPLが登場することじたい、PLが男女分け隔てなくファンがいることを表しているように思えます。まあそれは大変良いことですが…しかし!オッサンの私が「日刊ゲンダイ」を購入するのはいいとしても、「クロワッサンプレミアム」こちらはレジの敷居がとても高く感じられました(笑)


まあ冗談はともかく、「TVジャパン」にしても「クロワッサンプレミアム」にしても、なかなかいいお写真でした。
まず「クロワッサンプレミアム」。こちらは表紙にもご登場でして、お二人がそろって月刊誌の表紙を飾るのは久々のことで嬉しいかぎりです。大変お美しく思わず見とれてしまいますね。そして本文は6ページのカラーと豪華です。タイトルが「歳を重ねてなお美しい、ピンク・レディーの秘密とは?」いいタイトルですね(笑)
「TVジャパン」もカラー写真付きの見開き2ページで、こちらのお写真もなかなか良いです。私はケイちゃん派ですので、どちらかと言えばケイちゃんの方を見てしまうのですが、どのケイちゃんも素敵です…しいて言えば「TVジャパン」の左ページがケイちゃんらしいかなと(笑)
そうそう「TVジャパン」でケイちゃん「50代のピンク・レディーはいい!と言われたい」とありますが、これはおそらく本音でしょう。お二人にとっても。逆に言えば、再結成というか解散やめをして一番嫌なのが「昔のPLの方が良かったね」と言われることなんだと思います。まあ私を含めてファンにとっては勿論「50代のピンク・レディーはいい!」ですが…これが広く一般層にも受け入れられるといいですね。そのためには、どんどんマスコミ攻勢?をかけて「50代のピンク・レディーはいい!」ことをアピールしていただきたいなと思います。「痛い!」とは言わせないように。

先日、日テレ「行列…」にケイちゃんがご出演してました。番組からしてトークのみかと思っていたのですが、現役当時の映像あり再現映像あり(容姿はあまり似ていないが)「解散やめ!」記者会見映像ありで、なかなかのものでした。ケイちゃんの「(年齢が)50過ぎてても…」には苦笑。エンディングでは12月1日発売のアルバム「INNOVATION」の告知もあり大サービスでした。さすが日テレさん。
アルバム「INNOVATION」と言えば、発売当日に握手会なんかもあるそうで…行けない私は涙ですが、当日行ける方がうらやましいです。でもお二人そろっての握手会なんて何年ぶりなんでしょうか。とても貴重ですね。興味ある方はお二人のオフィシャルサイトか上記ビクターHPから「最新情報」をどうぞ。


さて、いろいろ書いてきましたが、欲を言うと「もうちょっとお二人そろってのテレビ出演が増えるといいな」と思います。12月に「解禁」OAのようですね。
勿論、体調など諸事情を充分に考慮してが大前提ですけど。やはりPLは「あの衣装で歌って踊る」ことが最大の売りというか魅力だと思いますので。どんどんテレビで歌をアピールしていただけたらと思うのです。もし複数の公演が予定されているのなら、なおさらです。前回メモリアルコンサートの前半、率直に言って「もっとアピールして」と思っていました。後半にはテレビ出演が増えましたけどね。今回は期間限定ではないので、あせらずじっくりと…

これからお二人のマスコミ露出が増えること、そして「50代のピンク・レディーはいい!」という認識が世間一般に広まることを願いつつ…今日はこのへんで。



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