PL雑感その16


解禁!マル秘ストーリー2010.10.24

今日は先日TBS系でOAされた番組についてです。
まあ内容的には、ある程度のファンなら周知のことが多かったと思いますが。白い風船というグループ名、デビュー曲A面B面など。それでも、今この番組をやっていただける意義は大きかったと思いますね。「解散やめ宣言」以来、お二人が共演というか一つの画面で見られる実質的に最初の番組となりましたから。記者会見やコンサート映像などを除けば、お二人がテレビ番組で共演というのは、2005年以来おそらく5年半ぶりのことではないでしようか。ファンにとっては、それだけでも嬉しいことですね。
過去にも「驚きももの木」などこの手の番組はありましたが、お二人のインタビューシーンはそれぞれ別に収録していたのですね。それがファンとしては、ちょっと寂しかったのですが、今回は二人並んで収録ということで完全復活を実感させるものとなりました。それから数組の歌手についてOAされましたが、PLは最初と最後に分割でOAという特別扱いでしたね。

後半アメリカ進出についての後で、12月発売のレコーディングの模様がありましたが、あれ良かったです。伝統のお二人向かいあってのレコーディング。お互いの表情を見られるからということで、伝統になっているそうですね。また、レコーディング時の服が体操着?なんかメモリアルコンサート時の歌・振り付けレッスンを思い出させるものでしたね。懐かしいというか。
まあ私個人的には、ケイちゃんが水筒?2つを小さなテーブルに置くシーン。ケイちゃんの笑顔が良かったなと(笑)それだけで満足。


他に印象深いところとしては、まず最初に番組司会の堺正章さんのインタビューがあるのですが、PLデビュー当時について「すっごいインパクトあった」と。「完成されたアイドルが出てきたな」と語ってました。この堺さんの語りがすごく実感がこもってましたね。けっして司会者ゆえのリップサービスではないと思いました。
何より堺さんの表情がマジでしたし、PLデビュー前から歌番組「紅白歌のベストテン」の司会者として多くのアイドルを見てきた堺さん、ご自身も歌手としてキャリアのある堺さんが語るのですから説得力がありますね。「完成されたアイドル」とは、いいことおっしゃいますね。そう言えばスタ誕で都倉先生も「できあがってる」と感じたそうですから、こういう評価は当時複数の方が持っていたんでしょうね。デビュー当時からプロっぽい、これがPLの魅力でしょう。


さて、「お二人にとってPLとは?」に対してケイちゃん「死ぬまで変わらないもの」ミーちゃん「血となり肉となって今まで息づいている」と語ってました。PLの永続性といった感じでしょうか。
とにかくお二人そろってのテレビ出演は嬉しいので、今後もどんどんお願いしたいですね。歌番組もね。


デビュー満34周年雑感2010.8.29

4日前の8月25日、PLデビュー満34周年35年目突入となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。既に当日ネット上では、ファンの方々がデビュー記念日について触れられているようですね。次なる再結成を期待されているファンも多いようで、「やはりPLファン、考えていること(=再結成への期待)は同じなのだな」と再認識した次第です。まあ、そもそも当HPの成り立ちからして、再結成への期待そのものですからね(笑)やはり35周年という節目を前にして、いろいろやっていただきたいなと、思うところ大なのですね。

さて、話はそれますが、マスコミ報道(大本営発表?)によりますと、ここのところ若手女性アイドルグループが大人気とのこと。グループといっても、PLやキャンディーズさんのように2人、3人でなく、もっと多人数なのですが。連日テレビで報道されてますね。PLのように美脚が売りのグループなどいろいろ活躍されているようです。面白いのは、それらのグループ、ファン層が微妙に異なるようで、あるグループはオタク系ファン、またあるグループは若い女性ファン…といった具合のようです。これらのグループからPL並にバランスの取れたファン層を獲得できるグループが出るのでしょうか?


話をPLに戻しましょう。そんな最近の女性グループの動向を見ながら、PLデビュー満34周年を迎えてふと思うのは、PLほど幅広いファン層を獲得できる女性グループというものは、もはや出ないのではないか…ということ。まあ時代背景が当時と現在では違うので、比較すること自体フェアではないのですが。テレビの歌番組全盛時代と、歌番組がほとんど無くインターネットの時代では…

デビュー記念日に前後して、メモリアルコンサートのDVDをまた見たり、BOXの「マンモナ・ロングバージョン」をまた聞きなおしたりしていたのですが。メモリアルコンサートのDVD、「渚のシンドバッド」の振り付けレッスン前の、お二人による客席の「衣装いじり?」これは何回見ても爆笑ですよね。私この「衣装いじり?」のシーン、お二人のご発言と客席の受け答えそのものも勿論面白いのですが、それに加えて客席がよく映るのでPLファン層の分析?にも使えるのですね。よく見るとやはり、PL現役時代、小学生女子であったであろう現在の中年女性、この層が大きな部分を占めているのがよくわかります。そして、この層、結構子連れの方も多かったんですね。子供に振り付けを教えている方も見えます。勿論、男性ファンもいっぱいいますが、こちらは、真面目なサラリーマン風の方から(当日は平日でしたね)…の方までバラェティーに富んでいます。不思議なのは、PL現役時代を知らないと思われる若い(といっても子供でない)女性グループも見られるんですよね。私もvol3を見た直後に観客の層の厚さを見て「人種のるつぼ」と感じたのですが、まさにそれなんですね。これがPLの強みなんだと。そして、その強みを是非生かして、次なる再結成を実現していただきたいなと切に思うのです。結局これが言いたかったこと(笑)


常々思うところですが、PLというのは(私が言うまでもなく)「まさに時代をつくったグループ」です。もし再結成が実現されるのであれば…やはり時代をつくったグループにふさわしい活躍の場が提供されるべきだと思うのですね。公演にしてもテレビ出演にしても映像商品の新発売にしても…それなりの格式?が。
「マンモナ・ロングバージョン」を生歌・生フリツケ(そしてDVD化して)で見たいなという願望もあるのですが。皆様はいかがでしょうか。

まとまりの無い文章ですが、このへんで。


健康的(健全)なお色気?再考2010.3.28

PLの特徴を表現するものとして「健康的(健全)なお色気」という言葉がよく使われます。と言うと他人事みたいですが(笑)、当HPでもこの表現、便利に多用しています。
でも、ふと考えるとこの表現、微妙というか不思議なものですね。普通「お色気」と言ったら、なんか「あやしい」というか「いやらしい」といったイメージがつきまといます。一般に「健康的」という形容は「お色気」には続かないものなのかも知れません。そうした表現にもかかわらず、PLは「健康的(健全)なお色気」と言われました。なぜでしょう。まあ、この点を追及すると、それこそきりがないのですが。PLの魅力を全て語ることにもなってしまいますね。「健康的なお色気」といわれること、そのことがPLの魅力を最もわかりやすく表現しているように思えるのですね。前にも当HPでこの点に触れたことはありますが、今日は再考してみましょう。

さて、「PLはなぜ『健康的なお色気』と言われたか」。結論として二つあげましょう。
一つは、お二人の内面というか性格的なもの。もう一つは、お二人の外見、わかりやすく言うと「スタイルの良さ」です。

こんなこと書いてると、ファンの方の中には「そもそも、PLはお色気路線ではないのでは」という反論もあるでしょう。私はこう思います。少なくともデビュー当初は、お色気路線を指向していたのではないかと。それは、当時の成人男性向け?深夜番組「11PM」「独占大人の時間?」等に出演していたこと、「平凡パンチ」等の雑誌にも頻繁に登場していたことにもうかがえます。何より、数年前にミーちゃんがテレビ番組で「お色気路線だったと思いますよ」と語っていたのが象徴的です。「事務所が『二人脚出すかっこしてなさい』と」。ここで事務所=故・相馬さんと考えてもいいでしょう。相馬さんの発案?によるミニルック路線。でも、なぜその路線が出てきたのでしょうか。
一つは、お二人のスタイルの良さに着目したということ。もう一つは、当時アイドル歌手飽和の時代。とにかく目立たせる必要があったということでしょう。

数年前ミーちゃんの語っていたこと。おおよそ次のとおり。「当時自分でセクシーに見せようと思ったことはないけど、『その衣装でその振りは相当ハードだよ(エッチっぽい)』と言われた」と。まあ、デビュー当時あの衣装であの振り付けを見た大方の人々は、PLに「濃厚なお色気路線」を感じたことでしょう。勿論、私ものその一人ですが。問題は、その先です。「あやしいお色気路線」へ進み、すぐ消滅してしまうか(大方のセクシー系グループはこの道をたどる)。「健康的なお色気」と評され、老若男女に愛される存在となるか。分かれ道です。

PLの場合、当初、お色気路線ではありましたが、おそらく事務所としては「あやしい」「いやらしい」と言われる路線までは指向していなかったのでしょう。意図的なパンチラアクションもありませんでしたし。当時そうしたアクションを売り物にしたグループもいました。まあ、PLの場合、デビュー曲からヒットしたから良かったのですが。もし、ヒットしなければ、もっとハードな路線に行っていたのかな…という想像?もありますが。
そんな事務所の方針というより、やはりお二人の魅力そのものが、「あやしい」「いやらしい」と言われることを打ち消していた、それがPLの魅力そのものでしょう。
先ほどの二つの結論。
まず、お二人の内面というか性格的なもの。素朴というか純粋というか。性格の良さ。歌番組の合間のちょっとした会話から、それは十分に感じられましたね。
また「スタイルの良さ」。これは説明不要でしょうが。162センチと165センチという身長。今の若い歌姫といわれる方々も、意外にPLより小さい方が多いようですね。PLのミニ衣装、スタイルが良いからかっこいいのであって、そうでなければ「いやらしい」衣装に見えてしまいます。
「健康的なお色気」皆さんはどう思われますか?



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