PL雑感その7


映像・テレビ番組への期待2004.7.4

1か月前くらいに、ある大手電器量販店のソフトコーナーをのぞいてみて、ちょっと考えさせられました。と言うのは、CDコーナーで、われらがPLは堂々と「仕切り板」が存在し、何種類かのCDが置かれているのです。70年代のデビュー、そして再結成中とは言え、一旦解散した歌手であることを考慮すると、この扱いは、やはりすごいことだと、改めて感心したしだいです。そして、最近拡大しているDVDコーナーをのぞくと、PLの仕切り板どころか、DVDそのものがない!今更ながらため息が出てしまいました。回りにある80年代デビュー歌手のDVDの多さを見るにつけ、恨めしく思ったものです。今月、振り付けマスターのDVDが新発売になるということで、ファンにとっては朗報でありますし、反響も大きいものがあります。(今回発売のDVDは書店ルートだそうです)「これを機会に、当時のPL映像(テレビ・コンサート)もどんどん出してほしい!」というのが切実な願いであります。25周年を目前にした頃、PL本、公演、映像、テレビ番組などの希望を書いたことがあります。今回の再結成で、その一部は実現しました。残っているのは・・・

先日、ある「お願い系サイト」を偶然のぞいて見ると、「PLの映像を商品化してほしい」という声が多数寄せられていました。「テレビの申し子ともいわれるPLの映像商品が少ないのはおかしい」といった意見も見られました。まさにそのとおりだと思います。親衛隊さんの掲示板で、以前、「PLの振り付けは重要無形?文化財である」というようなコメントを見たことがあります。二十数年が経過した今でも、振り付けマスターDVDが商品化されるという事実。こんな歌手はPLが最初で最後でありましょう。
昔やったラジオ体操や盆踊りは忘れても、みんなPLの振りは覚えてるんです。振り付けのみならず、衣装、お二人のスタイル・表情まで含めて、PL映像は、重要文化財と言えるのではないでしょうか。そして、重要文化財だとすれば、一企業・一ファンのもとに置かれるのではなく、広く一般に公開されるべきものだと私は思うのです。勿論、ただで公開しろなんて言いません。適正な対価で、商品として広く安定的に流通することが、よろしいのではないでしょうか。今回の振り付けDVDや、「夜ヒット」CS放送の反響を見るにつけ、需要は確実に見込まれると思います。おそらく、このHPをご覧になるようなディープなファンばかりでなく、PL時代をリアルタイムで過ごした方ならば、誰でも欲しい!と思うのでは。供給サイドでクリアすべき問題が、いろいろあることは承知しているのですが、「重要文化財を守り、伝承していく」という、大所高所に立ったご決断をお願いしたいものです。ファンにとって残念なのは、定番ビデオ「PLのすべて」が「PLの一部」であることです。「名実共にPLの全てが見たい」というのが多くのファンの願いでしょう。具体的には、A面シングル曲は、後期の曲まで含めて全部(映像が存在しない「ラスプリ」除く)当時の歌番組の映像をDVD化してほしいです。欲を言えば、コンサート映像も。タイミング的には、これからがちょうどいいのではと思うのですね。なぜなら、DVDの普及時期に当たっていますし(オリンピック効果も)コンサートの真っ只中、そして、まもなく30周年ですよ!是非とも、よろしくお願いいたします。

次の話題は、テレビ番組です。25周年の時も書いたのですが、30周年を前に「PLをメインにした番組」を立ち上げてほしいなと、思うのです。深夜のレギュラー番組が希望です。今、PL世代と言われる方々は、まさに中堅層。自営業者にしろ、勤め人にしろ、専業主婦にしろ、多忙で「癒し」を求めているのではないでしょうか。
そこで、われらがPLの出番です。疲れて寝る前に、テレビをつけます。すると、ミーちゃんケイちゃんおそろいで、「こんばんは。ミーです!」「ケイです!」とおそろいでご挨拶。お二人のトーク、歌と踊り、勿論スタイルの良さを強調した衣装で・・・これを見れば、疲れなんて吹っ飛んで、明日への活力が湧いてくるのではないでしょうか。番組のコンセプトは「PL世代に対する癒し」に加え「PLの魅力再発見=ファン層の拡大」も狙ったもの。私的には、司会者なんか入れないで、お二人だけのトークなんか、すごくPL的でいいと思うのですね。たとえば、1981年3月の日テレPL特番のあるシーン、または、1997年3月の再会・富士宮コンサートの合間に収録された常葉学園教室のシーンなんかです。そんなシーンが、わざとらしくなく自然にできるのもPLならではのことであり、他のグループには絶対真似のできないことなんです。これぞファンにとっては、最大の癒しでは。
よく、当時の歌番組で、出番でなく、後ろの方で座っている時に、お二人が仲良さそうに何か話しているシーンを見かけましたが、そんな時、「いったい何の話をしてるのかな?」と、いつも気になっていた記憶があります(^^)お二人のそんな関係もPLの大きな魅力になっています。
いずれ、当HPでそんな番組の台本みたいなものを創作できたらと、大見得を切ったところで、終わりにしたいと思います。


30周年への期待などあれこれと・・・2004.5.30

PL復活コンサート真っ只中の今日この頃ですが、PLファンの皆様は、いかがお過ごしでしょうか。一緒に踊り過ぎて、体の節々が痛いなんて方もいらっしゃるかも(^^;)?さて、そんな中で、最近当HPのアクセス数が上がってきまして(と言っても、もともと少なかったので、たいしたことないのですが)、私自身驚いているところです。やはり復活PLの威力は大きいものがありますね。このところ、お2人そろってのテレビ出演が続きましたが、やはり元気なお2人を見られると、疲れていても癒されますね。(フレンドパークでケイちゃんの蛙の話には思わず苦笑)テレビ出演も、どんどんお願いしたいですね。

今日は、最近思うことを気の向くままということで。一ファンの妄想?です。長くなりそうなので、結論だけ先に申し上げましょうか。一つは、メモリアルコンサートが終わった後も、「30周年の復活PLイベントをやってほしい」ということ。もう一つは、去年も書いたのですが、そろそろ復活PLの「新曲を出してほしい」ということ。こんな「ほしい、ほしい」ばかり書くと、「今コンサートツアー真っ只中だろ!お2人が頑張ってるんだから、贅沢いうな!」なんて一蹴されそうですが・・・最近テレビを見ていろいろと思うところがあったんですね。

4月に始まったコンサートツアー「モンスターパニック」の模様は、テレビの情報番組(ワイドショー)で大きく取上げらていました。今は各局の朝の番組でも、必ず芸能コーナーがあるので、出勤前にチェックが可能です。PLが出たこともあり、ここのところ、わりとその芸能コーナーをよく見ていたのです。特にPLと年齢が近い30代後半から40代にかけて活躍している女性歌手の動向には、興味深く見入っていました。最近取上げられていたのは、デビュー順に、森昌子さん、岩崎宏美さん、松田聖子さん、中森明菜さんなど。公演の模様や新曲の話題なんかでした。岩崎宏美さんは、ちょっとだけでしたが、30周年のイベントをやった?(これからやる?)模様で、岩崎さんはPLよりデビューは1年先輩ですから、これを見てPLも、もうすぐ30周年と思った訳です。周年を満年齢でやるか数え年(デビューした年を1年とするか)で、時期が違ってくるのですが、PLの場合、1976年デビューですから、数えでは2005年の来年、満年齢では2006年が30周年となります。

さて、そんな情報番組を見て改めて思ったのは、「10代でデビューして、30代から40代の今でも、現役で活躍している(この意味するところは、単に懐かし系のテレビに出演するだけでなく、公演を継続的に行えるということ)女性歌手のなんと少ないことか」特にPLみたいに演歌系でない女性歌手は数えるほどしかいないんですね。森昌子さんは演歌系として除くと、先にあげた数名の歌手しか思い浮かびません(私には)。ほんとに当時トップアイドルと言われる方しか、この年代では残っていないんですね。これが現実です。そんな中でも、松田聖子さん以外は、PLも含めて全てスタ誕出身者というのが、やはり興味深いところですか。
そんな日本の歌謡界(死語?)の層の薄い中堅層?を担うのが、我らがPLなんですね。そんなPLが2年にわたって、コンサートツアーを行うということだけでも、本当にすごいことだと思います。PL本も2冊出たし、CDも復刻も含めていろいろ出た。グッズもいろいろ、そして今度は振り付けDVDまで、まさにファンにとっては、いたれりつくせりのPL復活となっています。「そのうえで、また新曲を」なんて言うと、「贅沢言うな」と言われそうですが・・・でも、やっぱり期待したいんですね。30周年まで待てません。CD不況と言われる中、客観情勢が厳しいのは承知しているのですが。

私が新曲に期待するのは、勿論私の願望からなのですが、その他にもいろいろあるのです。皆さんは「PLの特徴を簡単に言え」と言われると何と答えますか?「衣装(ミニルック)と振り付け」でしょうか。確かに外見的にはその通り。「では内面的には?」と言われると何と答えますか?私なら「二人の仲の良さ」と「歌って踊ることが純粋に好きである」ということをあげますね。「何だそんな単純なことか」と馬鹿にしないで下さい。単純なようで奥が深いことなんです。お二人の仲の良さについては、当HPでは繰り返していますので、ここでは触れません。もう一つ「歌って踊ることが純粋に好きである」これも見逃せません。テレビや公演で、お二人が、好んでクッキー時代の歌を披露していますが、これによく現れていると思います。他のアイドル出身歌手で、デビュー前の歌をこれほど披露する歌手を私は知りません。それほど、お二人にとって思い入れの強い活動だったのでしょう。いわゆるアイドル歌手と言われる方々は、結婚一時引退後あるいはグループを解散すると、簡単に歌を捨てる傾向があります。勿論、客観情勢が許さない(早い話が売れない)からということもあるのでしょ うが、私には「PLほど歌に思い入れがない」ように見えるのです。そんな歌に思い入れのあるPLですから、新曲への思いもまた強いと思うのです。是非実現してほしいですね。やっぱり46歳のアダルトなミー&ケイに相応の歌も、見たいし聞きたいです。そして、同年代のファン層を広げてほしいと思います。衣装は「マンモナ」の黒みたいな大人のミニがいいですね。PLの曲のコーナーも見てください。以上、一ファンの妄想でした(^^;)

さて、妄想はまだまだ続きます(^^;)
次は「30周年記念のイベント」です。今回のコンサートツアーは2年間限定ということで、来年までということですが、すぐ30周年となります。ですから、また別のシリーズとして復活PLをやってほしいんです。今のコンサートは、比較的大きな会場で、コアなファンからライトなファンまで幅広く楽しめる内容になっていると思います。では30周年は?大きなコンサート形式もいいですが、それと組み合わせて、こんなのはどうでしょうか。コアなファン向けの中規模以下の会場でのイベント。再会の時のディナーショー形式でもいいです。問題は中身、つまりどんな歌を披露するかです。「シングルA面曲で1位を取った曲は一切歌わない」「後期のA面曲中心」としたらどうでしょう。そんなイベントですから、普通のファンは来ません。ですから、中規模以下の会場でいいのです。
以下、私が勝手に考えたその「コアなコンサート」の曲です。

1.ジョニーへの伝言(ケイちゃんソロ)
2.アルプスの少女(ミーちゃんソロ)
3.恋のレッスン
4.部屋を出てください
5.ペッパー警部
6.ジパング
7.ピンク・タイフーン
8.波乗りパイレーツ
9.KISS IN THE DARK
10.マンデー・モナリザ・クラブ(ロングバージョン)
11.DO YOUR BEST
12.愛・GIRI GIRI
13.世界英雄史
14.うたかた
15.リメンバー
16.OH!
17.カリフォルニア・ブルー(ケイちゃんソロ)
18.?(ミーちゃんソロ)
19.B面メドレー(事件が起きたら・・・以降の後期のB面曲から)
20.?30周年記念の新曲

以上がデビュー前の4曲(1から4番)+ペッパー警部+ジパング以降のA面曲+・・・の構成。
曲順はこの通りの必要はありませんが、デビュー前の4曲+ペッパー警部は是非この曲順で(こだわり)、マンモナは是非ロングバージョンで!
後期の曲が中心なので、振り付けが激しいのは、ペッパー警部、ジパング、ピンク・タイフーン、世界英雄史、リメンバーの5曲でしょうか。これなら、お二人の体力的な心配も少ないのでは(余計なお世話か)。こうやって考えていくと、夢が広がりますね。皆さんも考えてみて!あるいは、曲目のリストをファンのアンケートでやってみてもいいですね。

こんな、コアな公演実現しないでしょうか。やっぱり一ファンの妄想なのでしょうか(^^;)


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