ピンク・レディ−再結成活動について考える


デビュー33周年を前にして2009.8.22

もうすぐ8月25日、今年でPLデビュー満33周年ということで、今日は再結成について想うところを…
私のPL再結成への想いというのは常にあるのですが、6月のイクスピアリでのケイちゃんライブに行ってから、また更に一層強くなった感があります(笑)MCでケイちゃん再結成に前向きと受け取られるようなことを語っていましたね。そのように感じたファンは私以外にもいらっしゃるようです。ということで、ここ数か月PL再結成熱が高まっているのですが。

ここでちょっと脱線します(笑)常々思っていることですが、日本の歌謡史上、女性グループ2人組(デュオ)、3人組、4人組は数多く存在しましたが、解散後、PLのように再結成したグループというのは数少ないような気がします。以前これについて、需要と供給の問題だと書いたことがあります。つまり、再結成を見たい人がいて再結成をやりたい人がいれば成立しますが(需要と供給の一致)、これはまれなことなんでしょう。需要>供給(見たい人はいるけれど再結成したくない、できない)、あるいは需要<供給(再結成したいけど見たい人が少ない)、あるいは需要・供給ともに無し。需要側つまり見たい人がどれくらいいるかは勿論重要ですが、供給側つまり歌手サイドの事情も同等に無視できません。
というのも先日、新聞で「待つわ」のヒットで有名な女性デュオ「あみん」さん(以下、敬称略)の公演告知を見たのですが、PL同様に再結成された数少ない女性歌手です。とりわけ彼女たちのファンではないのですが、ちょっと調べてみたら、PLと共通点がいくつかあったので、びっくりしたのですね。解散後の再結成が一つ。次に学生時代に知り合ったこと。つまり同じ学校の同級生。ただし、PLが中学・高校なのに対し、あみんは大学(短大?)の違いあり。最後にポプコンの出場経験あり。ただし、PLが地方大会までなのに対し、あみんは全国大会グランプリ?。そうそう年間シングルチャート1位の記録を持つのも同じでしょうか。出身地はPLが静岡県、あみんは隣の愛知県。あみんの場合、PLと違って加藤さんの方が、しばらく専業主婦をされていたようです。ところで何が言いたいかと?再結成が実現するには、歌手サイドの意思疎通・信頼関係が必要条件だということです。ビジネス・オンリーだったら、うまくいかないのではないでしょうか。ミーちゃんケイちゃん共に、ケイちゃんの旦那さんを「トモ」と言えるくらいの間柄でないと(笑)


さて、本題に戻します。
PL再結成熱が高まる中、また、例のごとく某動画サイトでボーッとPLを見ていました。最近の充実ぶりは目を見張るものがあります。現役時代は勿論、再結成時のものもかなりカバーされているようです。その中で、当時見逃していたもので思わず見入ってしまったものがありました。ミーちゃんケイちゃんへのインタビュー映像で、おそらくメモリアルコンサートVOL2モンスターパニックの合間に収録されたものと思われるものです。何がすごいかというと最後の方で主にケイちゃんですが、メモリアルコンサート後の再結成の可能性について、含みを持たせる発言をされているんですね。これには思わずドッキリとさせられました。ざっとこんな感じです。
ミーちゃん「(メモリアルコンサート後も)ケイはツアーまだできると思ってる?」
ケイちゃん「あんなふうに(2年間限定?)言ったのに、また(再結成を)やったじゃないと言われるのは絶対いや」
ミーちゃん「(メモリアルコンサートの後)ツアーはちょっと無理かな」
ケイちゃん「先のことはわからない…ここで(もう再結成はありませんと?)言いきっちゃったら…うそはつきたくない」

メモリアルコンサートVOL2の合間でしたが、既に先の再結成について含みを持たせたい意向がケイちゃんから感じられたのですね。一方、消極的に見えるミーちゃんにしても、確かVOL3のパンフで将来の再結成について「体力が残っていれば」と含みを持たせるコメントがありましたね。そんなことで、先のケイちゃんライブから高まっていた私のPL再結成熱は、更に高まったのですね。

そこで思い出したのが、ケイちゃんの自叙伝「あこがれ」の記述です。2004年の結婚直後にPL再結成の打診があり内定した経緯が書かれていますね。そこにはこんなことも書かれていました。「(メモリアルコンサートより前、再結成は今まで何回かあったけど)あまりいい思いをした記憶がない」と。これには読んだ当時はっとした記憶があるのですが。具体的にケイちゃんにとって以前の再結成で何が意に沿わなかったかと、ここではあえて書きませんが、ずっとお二人を見守ってきたファンの皆様なら思い当たるところがあるかも知れません。
逆に言うと、メモリアルコンサートVOL2の合間にケイちゃんが先の再結成について、含みを持たせる発言をされたということは、メモリアルコンサート、体力的には大変なものでしたが、精神的には満足のいく中身であったといこうとを意味していると思ったのですね。

お二人が、 高校時代、浜松のヤマハに通っていたのは皆様周知のことですが、確か?そこの先生に言われたこと?「歌っている本人が楽しくなければ、観客に楽しさは伝わらない」こんなことでしたか。その意味であのメモリアルコンサート、体力的には大変でしたが、お二人が楽しんでいる様子が伝わってきたこと、これが成功の一要因に思えるのですね。近い将来もしPL再結成が実現するなら、お二人が十分納得、満足いくものであってほしいと願うところです。では。


当HP開設10周年に再結成を想う2009.3.22

当HPは、この3月で1999年の開設以来、満10周年を迎えることができました。ご訪問の皆様、リンクしていただいているHPの皆様に厚く御礼申し上げます。

振り返れば10年あっという間でしたが、よくPLオンリーの話題で続いたものだと我ながら感慨深いというか半ばあきれている(笑)ところです。当HPのメインテーマはご承知のとおり、ずっと再結成であったわけですが、開設の1999年に特番で2000年に紅白でと、テレビで1日一瞬限りの再結成が続きました。そして記憶に新しい2003年から2005年のメモリアルコンサートと、当HP運営中にPL再結成が続々と実現しました。これは予想以上の展開でしたし、HP開設者として張り合いのあるものでした。もし、この間全くPL再結成が無かったら、おそらくある時点で当HP運営は挫折していたでしょう。キャンディーズの大方のファンとは違うところかもしれませんが、私はPLを過去形のみで語りたくはないのです。将来のPL再結成がある、ミーちゃんケイちゃんなら・・・といつも想っているのですね。これは今も変わりません。ですから、HP運営も続けられるわけです。

さて、今年は暖冬だったのでしょうか、桜の開花も例年より早いようですね。皆さんのお住まいの地域はいかがでしょうか。でも、3月上旬には寒い時期があり、東京近辺で雪が降ったりしましたね。この天候を見て、ふと4年前2005年3月メモリアルコンサートvol3の始まりを思い出したのですね。あの時、府中というか関東周辺でも大雪でした。気候からメモリアルコンサートを思い出し、PLに関してまたあの高揚感に包まれた再結成の時が来ないものかと…つくづく想ったのですね。2年にわたるメモリアルコンサート期間中、コンサートは勿論、DVD映像商品の発売、出版物、そしてお二人での数多いテレビ出演と、PL再結成を願う私としては本当に夢のような時間が過ぎていました。


次の再結成は?と気になるところですが、ミーちゃんケイちゃんなら、やっていただけると信じているのですね。ここまできたら、もう宗教ですね(笑)なんか近いうちに再結成の動きがあるのではと、いつも想像してしまうのです。最近特に。
新曲に対する期待は下の記事にも書きました。DVDなど映像商品に対する期待もあります。2006年に出たBOXで、当時のテレビ映像がNHKという限定付でしたが、初めてDVDという形で発売されました。このBOX、残念ながらシングル曲全部網羅(「ラスプリ」は当時の映像なし)ではありませんし、衣装もペッパー警部など、実際に新曲として歌っていた時期の衣装と違うなど、あと一歩というところなんですね。もし、次の再結成が実現するなら、それに合わせて今度こそ完璧な「全曲網羅のDVD」を出していただきたいと思います。

あと、期待するところは「マンモナ」のロングバージョン。シングルは2番まででしたが、ロングパージョンは3番まで歌詞がありBOXには収録されました。すごくカッコイイ曲なので是非このロングバージョンがDVD化されないかと。つまり、今のお二人に歌っていただきDVD化していただけたらいいなと願うのですね。当時の振り付けで生歌で披露していただけたら嬉しいんですけどね。衣装も当時の白か黒の復刻衣装で。新曲のカップリングで「マンモナ」のロングバージョン、DVD付CDなんかが理想ですが。つい最近も某動画サイトで白と黒の衣装の「マンモナ」を見たのですが、30年経過した今でも体に電流が走るほどカッコイイですね。フリツケも衣装も曲もお二人のスタイルも。衣装的にはPL史上に残るほど好きですね。マンモナの白と黒。脚線美が際立ちます。
50代になっても体型をキープしているお二人ですから、あのマンモナの復刻衣装はお似合いだと思うのですが。是非、再結成で実現していただきたいですね。
また、「マンモナ」熱が出てきたようです。では。


再結成・復活ブーム?2009.2.21

メモリアルコンサート終了から4年経過の今年、PLの再結成があるのか?あってほしい!というのが私の願いなのですが。そんな中、今週発売された「週刊現代2月28日号」にデビュー当時のお二人の写真がカラー見開き2ページで掲載されていましてビックリ!1976年の秋から年末によく見かけた例のワンショルダーの黄色の超ミニ。1977年1月の週刊現代に掲載されたものの再掲ですが、晩秋?の屋外でジャンプするお二人がまぶしいです。現代と言えば講談社、講談社と言えば「フリツケ完全マスター」との連想から、この時期こんな写真が掲載されることが、何らかのPL再結成の前兆のようにも感じてしまうのですね。

さて、最近は再結成・復活ブームなのでしょうか。昨年から芸能ニュースでそうした話題をよく見かけますね。私が目にしたのはSPEED、ピンキーとキラーズなど。MAXがオリジナルメンバーで復活とか。
往年のソロ女性歌手が久々に歌手として復活したというニュースもよく見かけます。興味深いのはそうした女性歌手、複数いるのですが、「ミニスカートで復活」としてテレビで取り上げられる場合が結構あります。PLより少し年上の方やPLより年下でアラフォー世代の方も。まあ「ただ歌手として復活した」だけではニュースとして取り上げてもらえないでしょうから、「ミニで」としてテレビを呼び込むというのは分かるのですが、問題はそのミニです。「ミニで復活」とした全ての歌手が、膝上をちょっと見せた程度だったんですね。PLの超ミニを見慣れている私(笑)には、とてもミニと呼べる衣装ではなかったのですね。その点PLはすごいなと。20代、30代、40代と年齢を重ねても、妥協無しの超ミニがほとんどでしたから。PLにとって例外的に長めのミニスカだったのは、1984年最初の屋外での再結成と1990年歌謡コンサートのごく一部くらいでしょう。
「長々とミニスカ談義?いったい何が言いたいの?」と言われそうですが。もしPLとして今後再結成していただけるなら、今までどおり妥協無しの超ミニでご登場願いたいなということです。PLに中途半端は似合いません。せっかく50代にしてあのスタイルを維持しているわけですから。

先に書きました再結成・復活ブームは、業界の事情というものがあるのかも知れません。われらがPLはそんなブームがあろうとなかろうと、根強いファンがずっといるわけですから、是非再結成してほしいなと切に思いますね。今後の再結成、あるとすればどんな形になるのだろう?最近いつもそんなことを考えています。あのメモリアルコンサートとはまた違った展開も期待しているのですが。4年7か月のPL現役時代の曲をメインにしたのがメモリアルコンサートでした。もし今後の再結成が実現するなら新曲にも期待したいものです。
コンサートvol3直前に相馬さんが、コンサート後に阿久先生、土居先生が逝去されましたが、幸い作曲・編曲でPLを支えた都倉先生はご活躍中です。都倉先生によるPLの新曲ができたらいいなと思うんですよね。PLはビジュアル先行と言われますが、あれだけレコードが売れました。それはなぜか?お二人がヤマハ時代に鍛えた歌唱力と阿久先生の作詞、そして忘れてならないのが都倉先生による作曲・編曲の技です。動画サイトでよく見かけるのが、吹奏楽部やプロ・アマのバンドなんかがPL曲を演奏しているシーンです。特に「渚のシンドバッド」なんかよくバンドの方が演奏しています。たかがアイドルの曲ではなく、演奏してみたいと思わせる魅力、それが都倉先生の編曲の技なのではないでしょうか。都倉先生の公式HPを拝見すると、提供した歌手別の曲リストのページがあります。そのリストの配列。PLは先輩歌手を差し置いてトップに配列されています。都倉先生とPLの大きな絆を示しているのではないでしょうか。そんな都倉先生ですから、今後もPLに曲を作っていただきたいなと思うのですね。

いずれにしろ、今年こそPL再結成の具体的な動きを期待している今日この頃です。


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