ピンク・レディ−再結成活動について考える


映像商品とテレビ番組2010.10.11

「解散やめ!」宣言から1か月経過。今日は映像商品とテレビ番組についての希望です。

「解散やめ!」宣言によりPL完全復活となったわけですから、前例にとらわれず幅広い活動を期待したいわけです。そんな中で映像商品つまりDVDについては、今までファンが希望しながら商品化が実現していないものについて一挙放出!をお願いしたいですね。具体的には…
まず、PL現役時代のテレビで公開されたA面曲を網羅したもの。これについては繰り返し書いていますが、未だ実現していません。完全復活したんですから今度こそ出してほしいですね。

次に前回のメモリアルコンサート関連。vol.3はDVD化されていますが、vol.1とvol.2がDVD化されていません。映像はあると思われますので早急に商品化すべきでしょう。それから国際フォーラム最終日「メモリアルコンサート・スペシャル」、これはダイジェスト版のみのDVD化ですので、完全版を商品化してほしいです。ファンからの要望も多かったと思うのですが、未だに商品化されていません。私も含めて当日行けなかったファンはみんな見たいのではないでしょうか。なんでもvol.3ではバンド紹介で中断した「マンモナ」も中断無しで見られたようですし、是非完全版で見たいものですね。以上のメモリアルコンサート関連は、バラ売りにして価格を抑えて商品化してはどうでしょう。
勿論、今のお二人が歌うシーンを収録したDVDもお願いしたいのですが、これについては別の機会に書きましょう。


テレビ番組について。是非、昭和歌謡オタク?として有名な半田健人さん、作曲家・編曲家の都倉先生そしてPLの共演番組を実現してほしいです。半田健人さん、ご存じない方はネットで調べていただきたいのですが、PL解散後の1984年生まれながら昭和歌謡への造詣の深さは半端じゃありません。ある番組ではPLのB面曲を「乾杯お嬢さん」から「レディーX」まで、すらすらと答えているのを見て私は絶句でした。また、あるNHK番組においてフルオーケストラで演奏される「サウスポー」の解説をしていたのですが、これが本当に素晴らしいです。要は編曲家(アレンジャー)の重要さを強調していたのですが。全く同感で「サウスポー」以外のPL曲の解説をしていただきたいものです。是非、都倉先生、PL共演でね。PL完全復活ですからいい機会だと思うのです。
PLヒットの大きな要因としてミーちゃんケイちゃんの実力、そして裏方さんでは編曲家としての都倉先生の力が大きいと思うのですね。ピジュアル先行と言われながら、あれだけレコードが売れました。それを解く鍵は都倉先生にあり?

以上、映像商品とテレビ番組について関係者の皆様よろしくお願いしますね。PLについては、とにかくいい商品を出してお二人がしっかり宣伝・告知すれば、ファンの財布のひもは緩んで(笑)売れるはずです。「フリツケ完全マスター」みたいにね。


続・「解散やめ!」宣言を見て2010.9.12

衝撃の1日記者会見から約10日が経過しました。今日はあれこれ思いつくままに書きたいと思います…

その後、記者会見の模様を繰り返し見ていますが、やはり印象的なのはミーちゃん「結論を出すまで何年も」のところでしょうか。ケイちゃんHPにもありますが、メモリアルコンサート終了後、お二人の間でいろいろと話し合ってきたということ。そのうえでの結論だということです。深いですね。ミーちゃんとケイちゃんの関係だからこそ、本音で話し合いができる、これがポイントでしょう。メンバー間で確執があるグループの場合、いくら需要があっても再結成はできません。そういうグループは多いと思います。

ところで、皆さんはメモリアルコンサート終了時点で、またPL再結成(厳密に言うと今回は完全復活であり再結成とは言えないかも知れませんが、便宜的に再結成として)があると予想していましたでしょうか。私はあるだろうと思っていました。ただ、時期だけは予想できませんでしたし、今回のような完全復活になることも予想できませんでした。昨年6月のイクスピアリでのケイちゃんライブ、会場からの「また(PLを)復活して!」の声にケイちゃん「再結成したい気持ちはある…ただ…」という感じでした。またその時「PLをやるには、まず衣装から入っていかなくてはならないという強迫観念がありまして…」とケイちゃん。この「まず衣装から」のMCを聞いた時、私はなぜかピーンときて「次なる再結成はある」と確信したんですね。
そして、その約1年2か月後に記者会見です。1週間前5日のケイちゃんライブMCで、「解散やめ」に至る経緯が直接ケイちゃんから聞けたわけですが、その中で「今年の初めには決まっていた」ということでした。まあ、メモリアルコンサートでも1年前に決まっていたわけですら、諸スケジュールを考慮するとそんなものなのでしょう。ということは、今回の件、話が進んでいたというか、大詰めを迎えたのは昨年中ということになりますか。とすると、上記昨年6月のケイちゃんライブのMCの時期は、まさにいろいろと話が進行していた時期なんだろうなと想像できるわけで、当時のケイちゃんMCを思い出しながら感慨にひたっているわけです(笑)


話を変えて。さて、皆さんは既に3日発売「平凡Premium We are ピンク・レディー」は入手しましたでしょうか。表紙は「SOS」「カルメン」でおなじみの赤スパンのスリップドレスで懐かしいですね。PLと言えばこの衣装。最近あまり見ないチャレンジコンサートの写真もあり感動。現時点で当時の雑誌を全部保存しているという方でなければ(そんな方はあまりいないでしょうが)、充分満足できる内容だと思いますので、まだの方は是非書店あるいはネット販売で。当時の写真が主体ですが、今回付け加えた巻末のお二人のコメントや自筆の編集後記もありますので、ファンなら手元に置きたい1冊です。私これ見て思ったのですが、例の記者会見が1日、この本の発行が3日と接近しているんですね。記者会見でケイちゃんが手に取って宣伝してましたが。表紙に「ピンク・レディー活動再スタート記念 今号限定!」とあるんですね。これを見るとPL再結成が分かってしまうわけです。記者会見から発売まで2日しかないとすると、この本、記者会見前に発行所は勿論、印刷会社、取次会社を通過していたのでしょう。ということは、これらの会社には、かん口令が出されていた?ということでしょうか。

ところで、「解散やめ」の関連記事を掲載した週刊誌として「週刊ポスト」。こちらは上記の「平凡Premium We are ピンク・レディー」から抜粋したカラー写真メインというかそれだけなので、「平凡Premium We are ピンク・レディー」があれば…
次に「週刊新潮」の「ピンクがセピアに色褪せた52歳ピンク・レディー復活の裏事情」。やはりこの手の記事出ましたか。タイトルからして今回の復活をボロクソに書いた記事を期待(笑)していたんですが、なんか拍子抜けした内容。半分ほめて半分けなして?主要読者の中年層とPLファン層が重なるから控え目な記事にしたのでしょうか。ちょっと意外な感じでした。

ところで、「解散やめ」宣言以来、低迷していた(笑)当HPのアクセスが増えたり、多くの方が今回の復活についてブログなんかで語ったりと、やはり反響はそれなりに大きいようです。ネット上で見ると、多くのファンは万々歳、ファンでない方は「またやるの」という感じですか。
先週のライブでケイちゃんも言ってました。おおよそこんな感じで「(「解散やめ」について)賛否両論があるのは知っている。批判があるのは百も承知」だと。ほんとにたくましいですね。まあ、今までの再結成においても、いろいろと言われてきたわけですから、完全復活となると風当たりも強くなるのは百も承知でしょう。それでも「二人でやりたい」と決断されたわけですから、応援したいですね。ある意味勇気がいる決断だったと思います。

前回も書きましたが、そうした世間の冷たい目を跳ね返す充実したPLとしての活動を期待したいですね。PLって知名度が有りすぎるがゆえに、未だにいろいろと誤解されている面や先入観を持たれている面があると思うのですね。世間的にはピジュアル先行の面が強いんですが、お二人が「純粋に歌が好き」だということはファンのみぞ知ることかも。12月発売のアルバムレコーディングはお二人にとって最高の楽しみの一つでしょう。ケイちゃんのメッセージでも触れられてましたか。
PLの魅力はいろいろありますが、やっぱりいろんな意味で「プロというか玄人っぽい」ところが大きいです。素人芸を売り物にすることが横行していますが、その対極にあると言ってもいいでしょう。一度でも公演を見た方なら分かることでしょうが、批判的な方はその機会も無いのでよく分からないんでしょうね。

さて、前回メモリアルコンサートの前半1年は、テレビ出演が少なかったという記憶があります。これは勿体ないこと。今回は完全復活ですから、テレビ出演、CD・DVD、出版、公演とバランスの取れた活動を期待したいですね。とりわけテレビは良質の歌番組をお願いしたいですし、今回の「解散やめ」についてのドキュメント的特集番組も見たいと思います。あの記者会見の完全収録を商品化してほしいくらいです。
また、インターネット時代ですから、動画をうまく使ってアピールすることも期待したいですね。
いずれにせよ、「あらゆる媒体を通して復活PLの魅力をアピールしてほしい」そして「今ある復活PLへの批判」を沈めてほしいと思います。


今回のPL復活で当「再結成活動について考える」コーナーで「また再結成して」のお願いを書き続ける必要がなくなりました(笑)本当に感慨深いことです。
おわり。


「解散やめ!」宣言を見て2010.9.4

本当に驚きました。まさにサプライズ。1日の夜は興奮のあまり、よく眠れなかったほどです(笑)そうです。1日の記者会見「解散やめ!」宣言です。「PLの解散を解消し…PLとしての活動をし続ける」

いやあ手放しで嬉しいです。ある方が書いてましたが、まさに「盆と正月が一緒に来たような」感じです。昨年6月のケイちゃんライブで、再結成前向き?のご発言があって以来、「おそらく35周年はあるだろう…告知は今年の年末から来年の夏にかけてかな」と勝手に思い込んでいたのです。それがこの時期に告知になるとは予想さえしてませんでした。解散発表日ですが、ケイちゃんのライブ直前は無いだろうと思ってましたので。また、いい意味で期待を裏切ってくれたお二人です。今から思えば、前回5月のケイちゃんライブでアレンジされた「ペッパー警部」を歌われた後に「ミーと歌ってみようかな」発言がありましたが、これって今回の「解散やめ」の伏線というか兆候というか示唆であったのではないでしょうか。

さて、今回告知で更に驚いたのは、いきなり記者会見!いきなりミニ衣装でご登場!そして「ペッパー警部」披露!と…最初ネットで見たときは夢かと思いましたよ。本当に驚きました。
だって、前回メモリアルコンサートの告知を振り返ってみると、2002年12月にスポーツ新聞で告知、そして2003年4月に記者会見(私服?で)、6月スタートでした。この流れからすると、いきなり記者会見で「ペッパー警部」披露、このインパクトは大きかったですね。
それだけでも驚きなのに、何と「解散やめ!…PLの解散を解消する」ということでしたから、二重の意味で驚きというか喜びというか。事実上の「完全復活」ですね。実はこれこそ当HPのメインテーマでありまして、1999年の開設以来トップページに掲げているものです…「PLの完全復活を切望しているあなた」と。(注:2010年12月の更新で「切望していた」と過去形に変更)「あなた」とありますが、当然私の個人的な願望でもありました。先日の「解散やめ!」宣言みたいなものを実は当HP開設以来、夢見ていたのですね。まさか実現するとは感慨深いものがあります。

ご承知のとおりPLは、1981年の解散後これまで期間限定の再結成と再解散?を繰り返してきました。再結成期間が終わるたびに「次の再結成はあるのか?」という期待と不安が、ファンの間には渦巻いていたのではないでしょうか。なにしろ、いつも次の再結成について告知がないまま再結成は終了していましたから。今後はそうした不安を抱く必要が無く、ファン心理としては安定でしょう。PLファンにとっては、まさに万々歳の告知であったと思います。また、芸能史上?「解散やめ」という例はあったのでしょうか。少なくとも女性グループ歌手では聞いたことがありません。歴史的な出来事かも知れません。

まあ、こんなこと書いてますが、今回の告知に一部のPLファンが複雑な想いを抱いていることも分かります。おそらく、そうしたファンは現役時代、解散まで熱心に応援し続けた方だと推察されます。
私はこう思います。当時としては諸情勢により解散という選択肢しか無かった。でも、今でもミーちゃんケイちゃんは現役歌手であります。「いつでも歌いたい時に一緒に歌わない?」とケイちゃんの切り出しから始まったようですが、それが今可能であれば、それが実現されることこそ、お二人の喜びでありましょう。そして、お二人が歌うことを楽しんでいる姿が見られることこそ、ファンの一番の喜びでしょう。確かに過去には解散があった。でも、今現実に二人で歌う姿が見られること、これに勝るものはありません。私は能天気で単純ですから。


また、今回の告知に関して世間というかアンチPLというか無関心層からの風当たりは、当然強くなると思われます。曰く「いい歳して」「またやるの?」「金目当て?」とネット上または週刊誌の格好のネタになるでしょう。まあ、こんなこと過去の再結成のたびに言われてきたワンパターンのフレーズで、いちいち反論する必要すらないのですが。こうした批判を目にすると、「何もそこまで言わなくても暇だね」と思いますが(笑)一歌手の行動が気に入らないのであれば、無視すればいいだけです。実害はありません。テレビに出ているのを見たくなければチャンネルを変えればいいのです。そんなPLへの批判が出る心理は、おそらく嫉妬というかやっかみ半分なのでしょう。「自分はこんな体型なのにPLは…」「自分がファンである歌手は解散して再結成できない…」等々。
そうした世間の雑音を跳ね返すのは、一ファンが偉そうに言うと、PLとしての活動の中身しかありません。コンスタントなテレビ出演、新曲、映像商品の販売、公演など、すべてにおいて高品質で「やっぱりPLってスゴイね」と言わせる中身の濃い活動を期待するものです。


最後にPL活動開始に当たり、一ファンとして僭越ながら期待というかお願いを以下列挙します。
活動全般について、とにかく「質」にこだわってほしい。
新曲を出してほしい。「懐メロ歌手」と揶揄されないためにも。環境が厳しいのは分かるけど。勿論、現役時代のヒット曲も聞きたい。プラスアルファが必要。DVDにいくつか新曲を入れてはどうか。
現役時代のDVD映像(「ラスプリ」除き全A面網羅)+今のお二人が歌うDVD映像(「マンモナのロングバージョン」を入れてほしい)
いくつか公演が実現するならば、働き盛りのPL世代に合わせて、土曜日や休日メインのスケジュールを組んでほしい。メモリアルコンサートで日程に苦労したファン、涙をのんで行けなかったファンがたくさんいると思う。
とりあえず、以上。


まだ、興奮覚めやらずでまとまりが無いのですが、いずれもっと続きを書いてみたいと思います。ミーちゃんケイちゃんのご決断に感謝しつつ。明日のケイちゃんライブでのご発言も楽しみにしつつ…では。


「再結成活動について考える」トップヘ

トップペ−ジへ戻る