記事タイトル:2003年7月の『日記』 


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テーマ: 体験工房。   
 今日は、次男と一緒に、伝統工芸の体験工房に行った。
 去年は、現地に着いてから、夏休みの特別教室のメニューは日替わりになっているこ
とを知り、自分がやりたいと思っていたことができなくて次男はずっとブリブリだっ
た。でも今年は、ホームページで日を確認して、やることも決めて行ったので、とても
うまくいった。
 もっとも、そればかりではなく、こういう体験モノは、材料の関係などからできるも
のがある程度決まっていることと、物事には手順というものがあり、見た目でこうだろ
うと勝手に思ったようにやってはいけないことが、去年の経験から分かっていたことが
大きい。
 それでも、ADHDらしく、決められた通りにやっているスキをついて、自分の思い
つくままにササッとやってしまい、スタッフは大慌て。だが、意表をついたすごい作品
ができて、驚かれた。やったね!
[2003年7月27日 21時40分33秒]

テーマ: OutLook様々!   
 新しいパソコンを使い始めてしばらくしてから、自分がOutLook Expressではなく
OutLookの方を使っていたことに気づいた。
 初めは、メールしか使っていなかったので、使い勝手が違って嫌だなぁと思っていた
が、予定とか仕事とかメモを書き込めて、アラームまでついているのには重宝してい
る。
 しかも、毎年・毎月の行事は定期的なアイテムとして一度に入力できるし、仕事の優
先順位まで一目で分かるようにできるのは、非常にありがたい。

 何年か前に、ポケットがついているカレンダーを買って、こうした管理をしようと試
みたことがあったのだが、「先月と同じ」とか、「毎月の行事はこちらを見て、今月の
用事はこちらを見て足す」というのがダメで、混乱してしまったことがあった。
 でも、OutLookは、○月○日の用事が目の前に「こうだ!」と突き出してくれ、やって
いないと「まだか!」と出てきてくれるのがいいのだ。

 もしこれが人間の口から言われたら、私はきっと怒るだろう。催促されたら、やめて
しまうかもしれない。
 別に、やろうとしているのに言われるが嫌なのではなく、人に管理されるのが嫌なの
だ。パソコンに入れておくと、人にではなく仕事に管理されるので、それが良いのだ。
[2003年7月27日 21時23分53秒]

テーマ: 残遺していく部分。   
 ADHDでは、標準という軸がないので、興味本位で「おもしろい」ことに飛びつい
てしまうことが周囲の人たちとのズレを生むことが、本当の意味での障害になってい
く。(ADHDの感性がうまく良い方向に生かされている人にとっては、それは、障害で
はなく取り柄や良い意味での個性になる。)

 ASでは、うわべの付き合いはできるようになっても、根本的には人と人との付き合
いが成立していないことが周囲の人にはわからなくなってしまうことが、最大の障害と
して残っていく。
 それは、あたかもイヌやネコが人と一緒に暮らしているようなものだ。根本的に違う
のに一緒にいられて、人間様の方は人間と同じだと思い込んでいるのだから。イヌ(愛さ
れる自閉症:受動型・療育の成果でマイルドになった積極奇異型・NLD)であろうと
ネコ(嫌われる自閉症:孤立型・バリバリの積極奇異型・対人関係障害悪化や二次障
害)であろうと、基本的には変わらない。
[2003年7月26日 9時27分10秒]

テーマ: うまくいっていない時の、矢印。   
 グニラ・ガーランドさんの『あなた自身のいのちを生きて』P7に、ものごとがうまく
いかない時の本人の実感を、“あらゆる方向”にワーァと飛び交っている矢印で表現し
ている絵が載っている。
 これは、本人自身の実感を適切に表現していると思う。幼児期のかなり早い段階に、
共感が成立した関係の中で“しめつけ”刺激が有効になるのはこういう時なのだが、こ
れを行うには小林隆児先生が研究されているように、かなりの訓練がいる。(私は、これ
を感覚的に長男に行った。タイミングが難しいし、機械的にできないので、一般論とし
ては薦められない。)

 それはともかく、私はこの絵に一つ付け加えたい。

 人とうまくいっていないと感じた時には、矢印ではなく本物の矢が、ありとあらゆる
方向から自分に向かって撃ち放たれているように感じてしまうということ。
 これは、決して被害妄想ではなくて、「うまくいっている」と「うまくいっていな
い」の間がなくて、ちょっとでもうまくいかないと被害的になりやすい傾向があるとい
うことだ。そしてその攻撃性は、内に向かうことも外に向かうこともある。
[2003年7月26日 9時8分53秒]

テーマ: 身の毛のよだつほど恐いこと。   
自由・開放・ヒューマニズムの美名の下に、自分の感情を抑えられない人が増えてい
る。
これは、発達障害という先天的なリスクを持った人々にとって、いろんな意味で危険因
子になる。
[2003年7月23日 14時31分5秒]

テーマ: 精神的な壁。   
同じ自閉症でも、精神的な壁ではなくて身体的な壁の方が大きい人がいる。身体的な壁
が大きくて受動型だと、限りなくNLD( 非言語性LD)に近くなる。
⇒愛される自閉症者。

精神的な壁が大きい人は、「みんな同じ」「群れること」が精神的安定にならず、自分
の限られた興味関心の中でしか価値を見出さず、只(ただ・純粋に)存在しているだけ
なので、「私を見て」「私が一番」と主張することもない。
⇒嫌われる自閉症者。

上だけが愛されて、下を嫌うのが、世俗社会というものだ。
[2003年7月22日 10時51分9秒]

テーマ: 自閉症者の苦しみ。   
“違い”に苦しんでいるのは、理解しようとしてくれる周囲の人なのかもしれない。

本人は、“違っていること”を認めてもらえないことに、苦しんでいることの方が多い
のではないだろうか。

“違っていること”がメリットになっている人や、“違い”を認められている人は、あ
まり苦しんでいないのかもしれない。

だから、“違っていること”をメリットにし、“違い”を認めてくれる人に出会えるよ
うにするのが、支援するということになる。

しかし、周囲の人が“違い”に苦しんでしまったら、支援どころではなくなってしま
う。(それ以前に、“違い”に苦しんでいる人よりも、“違い”を悪として非難したり、
村八分にしたり、攻撃してくる人の方が、めちゃめちゃ多い。)
[2003年7月22日 10時35分3秒]

テーマ: 敵の本陣。   
ひとりひとり違っている
    ⇔みんな同じ・みんな同じが良い

グローバルなルール
    ⇔ローカルなルール

ワールドワイド
    ⇔地元密着

遠くの仲間
    ⇔近くの他人と、外の世界を知らない親戚

知的な興味
    ⇔情・情・情・情・・・


この地域の住人すべてが、この⇔の後だけの組み合わせなのではない。
しかし、私の周囲の人は、ものの見事にこればっかり。
うつ病で動けなくなるまで、そのことに全く気がつかなかった。
[2003年7月22日 10時23分59秒]

テーマ: 群れる動物の祭典。   
祭と言うのは、群れる動物たちにとっては、本当に楽しいものらしい。
ここでは、「参加しない=群れない」理由の方が不可解で、「参加しない=悪・かわい
そう・楽しいのに・おかしい・わがまま」になる。
この期間中だけは、この地域限定のローカルな常識=正義であり、酒と、この地域の成
員であることに酔いしれている。

とてもとても、地球規模の動向や、ソーシャルなスキルがまかり通る世界ではない。

最近は、「子」を育てることができなくなったことを憂えて、「地域」で育てようとい
う動きが活発になっている。
それを、「個」を抹殺して、「地域の正義」を押し付けることだと勘違いしている輩
が、てぐすねひいて待ち構えている。

一本の用水路の水を分け合い、隣り合わせに田畑を持っていることから一致団結せざる
を得ず、仲間はずれ=死であるような農村がベースになっているこの国に、特別支援教
育が成り立つのだろうか?

発達障害の説明をすると、ちんぷんかんぷんだが良いことらしいことは分かるので、面
と向かって反論しないものの、全く敵対している人は、ものすごく多い。(あからさまに
否定する人よりも、多いかもしれない。)

こんなことの連続では、負の感情ばかりが引き出され、やがて固着する。

この祭には、ほとんどの若い衆が、祭装束で参加したり踊りを踊るのが当たり前な中、
私は、子ども関係の係や役の時について行って写真を撮ったり、郵送用にメインイベン
トの写真を撮っただけ。
おかげで、私の精神状態は正気を保っているが、この人々に、「人がひとりひとり違っ
ていて、その違いに合った参加の仕方があること」を言おうものなら、完全に最低の人
間にされてしまうことは、間違いない。だって、すでに、義務は果たしたが参加してい
ないことで、十分に悪人なのだから。

しかし、元々、悪でも、最低の人間でもないのに、勝手に混ぜられて
しまっていること自体が、すでにおかしい!

ここでは、どんどん立場が悪くなり、ここにいる時間が経てば経つほど、誰も・何も助
けてくれないことが明白になっていく。
(ここでは、あの野蛮人が「良い人」と絶賛されている。発達障害の考えに基づいた私の
行動は、ダメ人間・ダメな親以外の、何者でもない。)
[2003年7月21日 23時3分56秒]

テーマ: 悪循環。   
入力の特異性
耐性・適応レベルの低さ
共感によって処理されない苦痛
自覚がなく出力されない感情
↓
精神的負荷が大きい
影響を受けすぎるか、シャットアウトするしかない。

なので、この悪循環を少しでも軽くする努力は、お互いに必要。
誤解されたり文句を言われないように、地球人的な振る舞い(“地球人らしい”ではな
い)もできるようにしておくと、余計なエネルギーを使わずに済む。お互いに。

しかし、こちらは“お互いに”のつもりでも、あちらにはその気が全くないというの
も、おかしな話だ。それ以前に、“違い”がみえていないか、“違い”=悪であったり、
“違い”⇒敵だったりしている、情けない現実。(これでは、ひきこもって当たり前。)
[2003年7月20日 17時56分54秒]

テーマ: お祭り。   
 前回は、長男が(学年の関係で)係をやった祭がやってきた。本人的には、係をやり遂
げただけで十分だったが、終わりがけに近所のジイさんがわざわざ私のところにやって
来て、「あんたの子どもはワガママだ。親の育て方が悪いんだ。」と言いに来た、あの
祭である。
 ところが、次男の方は、イベント好きお祭り男。丸一日、屋台にひっついている。
「大騒ぎすると、ストレスが解消される。」のだと言う。
 何かの事件が起きる度に、地球人がインタビューに答えて↑と同じようなことを言う
のは、カメラの前では模範解答を言うもので、そういう答えだけをピックアップするか
らだと思っていたが…。そうではなく、それが普通の心情らしい。・・・また、地球人
の謎が解けたが、距離もまた遠くなった。

 念の為書いておくが、異星人が同じように行動しないのは、感覚や運動などの神経的
な機能の違いと、それらの入力情報の処理の仕方の違いによって、基本的な喜怒哀楽が
ズレているからだ。そして、元々、共感できる範囲の幅が狭いし、共感そのものを求め
ないことが多かったり、共感することが精神的な安定に直結しないからだ。
 その違いを認めずに、地球人一般の感じ方と感情表現と社会的な態度を押し付けられ
るから、逃げ回ったり暴れたりしなければならないところまで追い込まれてしまうの
だ。

 しかし、その長男は、この二日間遊びほうけていたので、明日の行事には参加させ
る。
[2003年7月20日 16時57分43秒]

テーマ: あら!   
折り返しの位置が違う。

そういえば、自分の作ったホームページが全く違う見え方をしているので、お客さんに
なった心境です。
[2003年7月18日 23時46分54秒]

テーマ: 晴れて!   
仕事用のノートパソコンをゲットしました!
(長男の成績は、惨憺たるものでしたが…。でも、上り調子です。←と言うより、「やれ
ばできる」余地がまだあったのに、今までは時間と手段がなかった取りこぼしを、今や
っているところです。)

仕事用とホームページ用でパソコンを使い分けているので、しばらく落ち着かないでし
ょう。
今日やっと、ホームページ管理用のアドレスを移したところです。が、こちらのパソコ
ンでは上付きの〜がないので、自分のホームページを表示するのに、元のアドレスに「%
7」を入力しなければならなかったり、DeleteとBackspaceのキーの位置が違ったりと、
ややっこしくなってます。
[2003年7月18日 23時43分26秒]

テーマ: ゾンビたちを消してくれたもの。   
 昨日は、小中合同のPTA奉仕作業があった。(朝の1時間の作業の為に、半日の休養が必
要。役員だったら、前後休めないので、2〜3日の休養が必要になってしまうことがある。)

 一日経って、やっぱり以前と同じように、いろんなシーンが頭の中で繰り返し再現されてしま
うが、もう全くかまっていない。こんなこといちいち気にしていたら、とても正気ではいられな
い!。って、事実こういう違和感がゾンビとなって襲ってきていたことが、大うつ病発症の原因
だったのだ。
 このゾンビたちを消してくれているのは、SSRIではない。薬は、うつ病を治してくれたし、
今でも再発防止の為に働いてくれている。
 けれど、ゾンビたちが消えたのは、何がどう違っていて・何ができていた方が良く・何ができ
ていなくても仕方がないのかが、分かったからだ。そして、こんな私でも、根気良く付き合って
くれる人がいて、その人たちを信じていられるようになったから。
[2003年7月14日 13時55分3秒]

テーマ: 言葉の罠。   
 過保護・溺愛という言葉が、踊っている。しかし、その意味が違っていることも多いので、注
意しなければならない。
 最近は、藤本美貴みたいな性格の人がとても増えていて、そういう人たちが、性格がおとなし
かったり身体的な問題(病気)などで心配な子どもを持って庇護的にならざるを得ない親の態度
を、過保護・溺愛と呼んでいることがある。それから、子どもを放任していたり、子どもの意見
を聞かないことの方が当たり前になっていて、しかもまたそういう人たちの方が政治力があって
世渡りがうまく活発だったりするので、強い発言権を持っていたりもする。(近頃の子どもは、
恐くて注意できないと言うが、近頃は親も恐くて口を利けないことが多い。)
 庇護的にならざるをえないからといって、適切な処置を何もせずに、本当に甘やかしていたり
していれば言葉の意味通り過剰な保護になるけれど、普通に“ていねいな子育て”をしているだ
けで、そう言われてしまうことがあるので、注意が必要だ。

 発達障害の子どもを抱えて真剣に取り組んできた人たちが、こういう報道に接して、びくびく
したり自信を失ったりしてしまうことがないように、祈っている。
[2003年7月12日 9時29分13秒]

テーマ: 作られる「正義」の恐さ。   
 同じような行動をしているようでも、発達障害があるという観点で見なければならない子ども
と、一般的な心理・精神的な問題として見なければならない子どもとが、二極分化している。
 その一方で、“人が人を育てるとはどういうことなのかがわかっていない子育て力のない親”
と、“子どもが子どもであること(間違い・失敗・未熟さ)が許せない親”とが二極分化してい
る。

 子どもの起こす事件は、子ども自身の問題と親自身の問題が複合的に絡んでいて、そこに社会
的な状況や環境要因が加わっている。昔と違って今は、↑の組み合わせがいろいろと考えられ
る。表面的なことでは、とっても判断できない。
 漏れ伝わってくる情報を元に、心配するのは仕方がないし当然のことだと思う。が、勝手に原
因を決めつけて、正義の名の元に、いやがらせや中傷をする感情的で大人気ない社会の在り方の
方が、よっぽど恐いと思う。
[2003年7月11日 15時30分41秒]

テーマ: 言いたいことは。   
 検討外れなことを無理強いすると、消耗するか抵抗するかのどちらかになってしまうが、原因
に即した適切な対応をすれば、できるようになっていくことがたくさんあるということ。
[2003年7月11日 13時48分12秒]

テーマ: 身体面の対処法。   
 発達性協調運動障害や他の身体的な問題がある場合、がむしゃらに運動をしたり、責任や義務
を負わせたら何とかなると思って無理したら体を壊すだけだし、サプリメントかなんかに頼った
りしても、何にもならない。原因に即した方法論(感覚統合など)を、きっちりやることが大
切。
 これは子どもの話かというと、そうでもない。つい最近私は、整形外科の医者が「基礎医学に
のっとって、老化を防ぐための体操」を書いた本を買った。つまり、筋肉を鍛えて丈夫にすると
いう体力作りの本でも、ただ痛みを取るための本でもなく、筋力がおとろえかけている人たちの
ために、解剖学的な観点から骨格の歪みなどを調整する体操を開発したものだ。
 これが、非常に良く効いている。整体やツボや湿布や矯正具と違って、外から力を加えるので
はなく、自分の力で自分の骨と筋肉を調整するというのが、ミソなのだと思う。
[2003年7月11日 13時27分14秒]

テーマ: 不適応を巡る、二つの考え方。   
 「発達上の問題があって適応しにくい子ども」という説明に対して、どんな子どもでも適応で
きないことは必ずあって、ともだちとうまくいかなかったら「友だちと仲良くしなさい。」と言
い、食べ物の好き嫌いがあったら「我慢して食べなさい。」と言うべきで、「そうしないと、ワ
ガママな性格が形成される。」と反論するのは、常識的な考え方だ。
 「不適応を克服するのが人間の成長である」と考える人たちは、「ヒトという生き物は、誰も
が適応の限界を持っている動物であり、たまたま自分は今その限界を超えていないので適応でき
ているだけである。」という事実を認めようとしないという障害を持っている。また、不適応を
克服できない個体の“弱さ”を非難することはするが、何らかの支援が必要であり、本人は絶え
ずSOSを発していていることに気づけない、という障害も持っている。
 「自分たちと違う他者を排除する」ことで群れ、「自分と同じことに共感する」ことで成立し
ている社会の成員たちは、「自分と違う他者を理解する」ことができないという障害を持って
る。そして、そのことが、適応の限界点の低い人たちを追い込んでいることにも気づけない。

 適応の限界点の低いことを見抜かずに本人たちを責める社会から、適応の限界点の低い人たち
に適切な対応が出来ない自分たちを責める社会になる、なんてことは有り得ないのでしょうか?
[2003年7月11日 9時36分28秒]

テーマ: ↓のツバメは…。   
 昨日まで、外見上は何も異常がなく、けっこう根性があったし、ちゃんとエサももらっていた
し、一緒に生まれた兄弟たちにいじめられていたわけでもありませんでした。そして、今朝、人
間に保護される直前まで、先に生まれた兄弟たちは面倒をみようと近くを飛んでいました。どう
やら、病気があったみたいです。
 昼にはまだ鳴く力があったのですが、夜になって死んでしまいました。エサを食べたり水を飲
んだりするところを、私と一緒にツバメレンジャーを組んでいた次男が見れるように、学校が終
わるまで待っていてくれたようでした。
[2003年7月10日 23時1分54秒]

テーマ: ツバメ保護中!   
 この2〜3日の内に、他の3羽の兄弟が巣立ちして、落ちることのなかった末っ子。最初の組
の兄弟と親たちがみんな、3羽の方にくっついてどこかに飛んで行ってしまうため、1羽で巣に
残されて、なかなかエサを持って来てもらえないことを心配していた。
 夕べ、また落ちていた。おなかの羽がめくれていたが、元気だし、ちょっとしたケガで大丈夫
そうだったので、そのまま戻した。それが、やっと10センチほど飛べるので、タチが悪い。今
朝は、道路の方に向って行ったり、隣の家の庭に落ちたりしたので、ダンボール箱に入れて保護
することになった。
 ちょっとめくれただけだと思っていたおなかは、なんとかなりの広範囲にわたって羽がむしら
れていた。傷薬を塗り、水をやったり、虫をやったり(小虫を取って来て、足を取ってちょっと
つぶしたのを口の中に入れてやる)と、けっこうたいへんである。
[2003年7月10日 9時53分20秒]

テーマ: ツバメレンジャー、待機中!   
 どうも家主に似たらしく、ウチに同居しているツバメは、とても神経質で人がいると近づかな
い。その、今年2組目のヒナたちが、もうちょっとで巣立ちのところまできている。
 が、どうやら今年の2組目は、多動傾向があるらしく、しょっちゅう巣から落ちる。始めは、
遅れて生まれたヒナか、弱いヒナが落とされているのではないかと思ったが、どうやら元気がよ
すぎて、エサをもらおうと兄弟たちを押しのけるので、落ちるようだ(その現場も見た)。あん
まり頻繁に落ちるので、落ちる方も慣れたもので、最初は人が近づくと逃げていたのに、逃げず
にじっと助けを待っている。こちらは、ちょくちょく見まわりに行っては点呼している。
 で、一度、大小2羽でうずくまっていたので、2羽いっぺんに落ちたのかと思いながら、両手
に1羽ずつつかんで戻してやった。なんと、その内の1羽は、巣から普通に飛んで行くではない
か! どうやら、先に生まれた組の兄弟らしい。そういえば、下の方から大きなさえずり声が聞
こえていた。落ちたヒナにぴったりくっついて守りながら、親を呼んでいたようだ。
−−−群れをなして移動する渡り鳥は、こうやって家族単位で助け合っているのかもしれない。

 そんなわけで、エサをもらう声がする度に、気が気ではない。

 一昨年には、まだかなり小さいヒナが1羽落ちて死んでしまったことがあったが、たいていは
そんなものだ。今年のように、多動で甘えん坊のヒナがボトボト落ちてくるのは、かなり珍しい
ことかもしれない。
[2003年7月7日 9時55分10秒]

テーマ: 今日の対策。   
 昨日は、毎週楽しみにしている電車の番組が、特番のために放送がなかったことと、できない
ことが分かっているところをやっていたので、特にまずかった。
 今日は、マンガがたくさんあって、時間の区切りがつけやすい。まったくできないところを、
やっているわけでもない。ご褒美の、自分の見たいホームページを見る時間も含めたスケジュー
ルを立て、私も外出しないで、お互いに切り替えができるようにする予定。
[2003年7月6日 9時51分14秒]

テーマ: パソコンが使えないのは…。   
 パソコンが使えないのは、死活問題だ。
 私は、「画面上の文字をパズルのように組み合わせて、それを視覚的に確かめることで考えを
まとめ、文章を作っている。」というのに、長男のパソコン学習でパソコンが使えない。

 パソコン学習というとご立派に聞こえるが…。
○LDなので、自分のレベルを越えた中学の勉強の中で、どの項目が意外にできるか、やればで
 きる項目がないかどうか調べるために一通りやらせている。
○ADHDなので、とにかくちょこまか動くし、3分やっては10分休憩しているような状態。
○ASなので、ちょっと目を離すと、自分のファンタジーにのめり込んでいる。1台のパソコン
 を使い分けるために、私が外出しようものなら(監視がなくなるものなら)、ほとんど何もや
 っていない。
というわけで、丸一日教材画面が開きっぱなしになっているが、まともにやっている時間はほん
のわずか。

 それで、私の方は、長男がパソコンの前を離れたスキを狙って仕事をしなければならないのだ
が、途中経過を書きつけて送信してしまうため、仕事にならない。これでは、パソコンというも
のが世の中に現われる前に、頭の中に思い浮かんだことをメモに書いては捨てていた時と変わら
ない。(頭に浮かんだ途中経過を全部しゃべっていて、「結論だけ話すように」言われている長
男と、同じである。)
[2003年7月6日 7時16分40秒]

※本人以外の書き込みはできません。
テーマ



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