========>> サイドカー・ニュースVol.12<<=======

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 サイドカーニュースご覧の皆さん、こんにちは”こんばんわ”RT GREENPREACE with CONVERCE の大関です。 

 久しぶりのコラムとなりました。昨年からご愛読頂いてた方、お久しぶりです。
今年、実質このコラムで始めてサイドカーニュースご覧なった方には初めまして。初めての方にご紹介しておきますと、私のこのコラム、日本国内で行われているレーシングサイドカーレースで選手として参加して、そのレースレポートをさせて頂いているものです。詳しくは私のHPへ。どうぞ宜しく。!

HPはこちら。 http://www2u.biglobe.ne.jp/~ozeki/

 暫くシーズンオフと言う事で、コラム間空いてしまいました。冬は私、スキー三昧でして、2週に1回行ってました。技術スキーです。おかげで大分お金も使いましたが。!冬も体を休ませず、スポーツを楽しんでいたという訳です。

 さて、今シーズンもサイドカーレースの模様をお伝えして行きたいと思います。今シーズンの予定では全7戦程で各サーキットで開催されます。
レース日程はHPに掲載しています。こちら。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~ozeki/GreenPeace/result/result99.html

  実は日本国内でのレースが始まる前に、海外レースに参戦する計画がありました。レーシングサイドカー世界選手権です。4月18日にオーストラリア、フィリップアイランドで開催されるのに、スポット参戦で予定を組んでオーストラリア側と、e−mailで調整していたのですが、スポンサーを得る事が難しく、断念となりました。 参戦したかったんですがね〜、無理して行っても後が辛くなるだけでしたから、まあ仕方がないと言う事です。

 その世界のサイドカーレースをまとめているサイトがあります。色んなサイドカーがありますので、どうぞ探索して見て下さい。私のチームの紹介もされています。

http://www.sidecarworld.com.au/main.html

 では、話しは国内に戻しレースレポートです。
実は4月4日より開幕していて、このコラムは第2戦終わってのレポートとなります。私のチームは第1戦キャンセルしておりました。なぜか。??マシンがないんです。
 実はマシンを買い替えまして!、納入が遅れていて、それで、レースに間に合わなくなってしまったんです。イギリスからの購入なので(そうですレーシングサイドカーは外車なんです)、輸送にも時間がかかっています。今頃は船便でインド洋沖でしょうか。!?
なんか国際的ですね。! 今年はこの新マシン、とは言っても94年型ですが、これで優勝かっさらって行きたいものです。!

 では、第1戦鈴鹿の結果からレポートしましょう。
順当にいけば、昨年チャンピオンの赤廣/光部組が問題なく、と思っていたのですが結果を聞いてあら?、ビックリ。昨年から参戦してきたルーキー早川/塩川組が初優勝!。驚きましたというと彼らに失礼ですが、実は彼ら、ミニサイドカーの出身で、トップの成績を納めていたペアなんです。昨年からフルスケールのサイドカレースに転向、しかしながら80ccから500ccへという中、トラブル等が思うように成績が残せず苦労していたのです。
 しかし第1戦初優勝、しかも赤廣/光部組と接戦の上での勝利と言う事で、やはり実力はありますね。レース自体は盛り上がって良いのですが、あまりうかうかしてられませんね。

レース結果は以下の通り。
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  JASU 第1戦MFJルーツザレース  インスズカ
     
決勝結果 Lap:9 99/04−04
  鈴鹿サーキット(東コース) WEATHER: File COURSE: Dry
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POS  NAME    TIME   Machine-TYPE    TEAM NAME
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1 10早川/塩川 --------- LCR/JPX-Y    コンビネーションRT
2 1赤廣/光部 0.762    LCR/KRAUSER  FUJIOKA RACING
3 8荒木/山中 -11.---   LCR/BRM    FUJIOKA RACING
4 3矢崎/辻  -30.543   YZFGSX-R1100 レイクスSUWA
5 5山中/渡辺 -1LAP    WI/JPX-Y   コンビネーションRT
6 7加茂/加茂 -1Lap    YZFGSX-R   KTR香川
7 9神尾/北本 -2Lap    YZF      ちいむ どんたん
−−−−−−−−−−−−−−−以上 完走−−−−−−−−−−−−−−−
- 6原田/原田 -7Lap YZFGSX-R CRAZY マングース
−−−−−−−−−−−−−−−不出走−−−−−−−−−−−−−−−−−
- 4七森/向日 ------- LCR/ADM ムカイビJ・P・N Racing
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START -- FINISH -- FINISH CAR 9
BEST TIME No.1 赤廣/光部 1.00.091 4/9 134.41Km/h
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 早川組、赤廣組での、各ラップ抜きつ抜かれつの接戦だったようですが、最終ラップ赤廣組が先にラップインするものの、S字コーナ付近で周回遅れに会い、赤廣組が引っ掛かってしまった所、早川組がパスしそのままゴールとなったようです。

 続いて第2戦目富士スピードウエイ、このレースには私のチームもマシンを借りて出場する事となりました。借りるマシンの戦闘力はチョット劣るものの、ポイントは稼がなければなないと言う事でいざ出陣。
 10日土曜日練習走行、これが今シーズン初走行しかし雨土砂ぶり、マシンの特性もチョット違う、パッセンジャーシートの形状もチョット違うので、確認と言う意味では程良いペースではあったのですが、雨ではね〜。
私パッセンジャーとしても、カウルの形状が違う事からポジション位置、掴む所が昨年の物と違うので上手く過重する位置に定めるのにチョット苦労しました。でも根本的に違う訳ではありませんので、動作イメージを変えて慣れていくしかありません。

 そして決勝日、雨が上がっているものの何時また降ってくるか分からない天候。こうなるとキャブレターのセットアップが良く掴めません。なんせ昨年までのデータが全く使えないんですからね。!
しかし状況を判断しながらキャブレターセットを晴れ寄りへちょいと変更。そんな大はずれにはならないだろうと思っていたのですが。。。
 決勝スタートに向けてサイティンぐラップ、低回転域が少し濃い状態かな?、と思った訳ですが、得に問題にはならないだろうと。ただ高回転域の回転のノリがいまいち。ん〜どうかな、、でした。

 そしてスタート。 スタートは赤廣組、荒木組、土屋組(私のチーム)で、1コーナインで土屋組が荒木組をパス。! 私は「おっ!前に行くんかい?」と思ったのですが、ドライバー土屋さんは攻撃的でした。その後、Aコーナで赤廣組がオーバーラン。この隙にトップ浮上、1ラップ目を死守できるかな?、ト思ったのでですがストレートで荒木組に新幹線に越されるがごとくパスされてしまいました。
 その後2位を走行していたのですが、どうもペースが上がりません。キャブレターセットが上手くいってないようで、高回転域の繋がりがよく回りません。

 3ラップ目頃、山中組、七森組、オーバーランしていた赤廣組にも立て続けにかわされ5位に後退。 ん〜〜辛いな〜、徐々に離されしまうし、このままゴールかな?と思っていたら荒木組がヘアピン出口で止まっています。山中組も最終Bコーナ出口で止まっています。
 双方エンジン焼き付が原因だったようですが、これで3位に、このままゴール。こんな感じで私達の初戦は3位。借り物レースとなってしまった中では、「まあ良し」とする事でよいでしょう。!

レース結果は以下の通り。
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JASU 第2戦MCFAJクラブマンロードレース
決勝結果 Lap:8         99/04−11
富士インターナショナルサーキット WEATHER: ClOudy COURSE: Dry
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POS  NAM    TIME   Machine-TYPE    TEAM NAME
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1 1赤廣/光部 16`03.734 LCR/KRAUSER  FUJIOKA RACING
2 6七森/向日 -0`18.630 LCR/ADM    ムカイビJ・P・N Racing
3 2土屋/大関 -0`31.228 WIN/KRAUSER  RTグリーンピースCONVERCE
4 11大木/大木 -2LAP   MGF-CBR1100  RTグリーンピースCONVERCE
−−−−−−−−−−−−−−−以上 完走−−−−−−−−−−−−−−−
5 3山中/塩川 -------- WIN/JPX-Y   コンビネーションRT
- 7深井/深井 -------- WIN/KRAUSER  コンビネーションRT
- 4荒木/山中 -------- LCR/BRM    FUJIOKA RACING
−−−−−−−−−−−−−−−不出走−−−−−−−−−−−−−−−−−
- 10早川/塩川 --------- LCR/JPX-Y  コンビネーションRT
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START 12:58`25.000 FINISH 13:14`28.734 FINISH CAR 4
BEST TIME No.1赤廣/光部 1`54.903 4/8LAP 138.357Km/h
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 1ラップ目コースアウトしほぼ最後尾まで順位を落としたFUJIOKA RACING赤廣組、怒濤の追い上げと言いましょうか、2位の七森組に18秒の差を付け圧勝。
同じFUJIOKA RACING荒木組、2ラップ目にトップに立ちこのまま初優勝!、と思ったのですが、不運のリタイヤ。

 前回鈴鹿で劇的な初優勝を飾った早川組は、前日の雨の練習走行中エンジンを焼き付かせ敢え無くリタイヤ。レースは分かりませんね。
七森組も好調のようです。鈴鹿でやはりエンジン焼き付かせているので、マシン壊さないようにね。!
 昨年まで私達が使っていたマシンは今期から、深井/深井兄弟組が走らせることになったのですが、残念ながらクラッチのトラブルでリタイヤ。次頑張ってもらいたいですね。

 こんな感じでスタートしたサイドカーレース、早く走るにはドライバーとパッセンジャーの呼吸も大切ですし、1つのマシンに人間が2人も乗るのでエンジンに賭ける負担もかなり大きなものなのです。当然マ−ジンを取ったエンジン設計されてはいますが、データを基に状況を良く判断していかなければなりません。なかなか人間くさみのあるレースです。

 さて次のレース5月30日はニュ−マシンでの参戦となる予定です。さてどうなるでしょうか。?楽しみです。

 私事ですが、4月17日より、ヨーロッパはスイス、ツェルマット方面へ山岳スキーに行って参ります。標高2000〜4000M間の山の尾根をスキーツアーするものです。私のHPのスキーコーナにもこれに関しての事、日程表掲載しています。どうぞご覧ください。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~ozeki/my-room/ski/myroom_ski.html

そうですね、クレパスに落ちないように帰って来ようと思ってます。
では。!

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Sidecar race & Rord raceing Team
大関 政広 Masahiro Ozeki
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