写真左
99シーズンから使用するマシンです。
上が前方、下が後方側からのものです。99と言ってもフレームの刻印をみると94年式の物です。新車は1000万位しますからね。!
カラーリングは昨年と基本的に変更はありません。日本への到着が遅れたので、これでも第3戦1週間前に仕上げたんです。カウリングの作業風景はこちらです。
さてマシンですが、基本的設計はほぼ完成されているので見た目は変わりませんが、細部は細々年々変更されています。昨年迄使用した車両と比較してこのマシンは、ショートホイールベースになった事。車幅も狭くなったのかな?、と言うよりも、シャーシに対してリアタイヤ、サイドタイヤの位置が変更されていると言った方が正確かもしれません。
昨年迄の車両よりも、小さいコ−ナが回りやすくなったのかもしれません。細かい事を言うと、サイドタイヤが前寄りに位置するか、後ろ寄りに位置するかによっても、直進性、コーナリング性、ブレーキングに性格が変わってきます。
パッセンジャーシートとしては、大分良くなりました。
車両はコンパクトになったのですが、広くなったような、気がします。様は「おさまり」が良くなった感じです。後ろから見た画像から判る様に、流線形の形状してますのでストレート時フィット感は最適です。
イメージして頂たいのですが、パッセンジャー位置がストレート時車体の真中に位置しますね。これが大切なんです。まだデータは多く取れてませんが、シャーシはカチッとしている感があるので、乗る位置は的確にです。雨の日は得にです。
写真下
各サイドから見た画像です。カウルのラインが綺麗ですね。カウルだけは最新の物を使用しています。リアタイヤ上部パッセンジャーが乗る所も少しえぐれていて、フィット感が良く動作も効率良いです。
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