CSSStyleDeclaration
インターフェイスは単一の CSS 宣言ブロックを表す。このインターフェイスはブロック内のスタイルプロパティの現在の設定の定義、またはブロック内のスタイルプロパティの明示的な設定に使用できる。
実装が CSS 宣言ブロック内の全プロパティを認識しなくてもよいが、CSSStyleDeclaration
インターフェイスを通したスタイルシート内の全ての指定されたプロパティへのアクセスの提供が期待される。さらに、規定の CSS レベルをサポートする実装は、そのレベルの CSS 簡略化プロパティ を正しく扱うべきである。簡略化プロパティのさらなる議論は、CSS2Properties
インターフェイスを参照すること。
このインターフェイスはまた、要素の 算出値 への 読み出し専用 アクセスも提供する。 ViewCSS
インターフェイスも参照すること。
cssText
length
unsigned long
型, 読取専用
parentRule
CSSRule
型, 読取専用
getPropertyCSSValue
( propertyName )宣言ブロック内で明示的に設定されていれば、CSS プロパティの値のオブジェクトの表現を取得する。プロパティが 簡略化プロパティ の場合、このメソッドは null
を返す。簡略化プロパティの値は getPropertyValue
と setProperty
によってのみアクセスと修正が可能である。
CSSValue 型。宣言ブロックに明示的に設定されたプロパティの値。設定されていない場合は null
。
getPropertyPriority
( propertyName )宣言ブロック内に明示的に設定された CSS プロパティの優先度(例えば、"important"
修飾子)を取得する。
DOMString 型。存在するならば、優先度を表す文字列(例えば "important"
など) を返す。存在しない場合は空文字列を返す。
getPropertyValue
( propertyName )宣言ブロック内で明示的に設定された CSS プロパティの値を取得する。
DOMString 型。宣言ブロック内で明示的に設定されたプロパティの値を返す。設定されていない場合は空文字列を返す。
item
( index )宣言ブロック内で明示的に設定されたプロパティを取得する。このメソッドで取得したプロパティの順序は、設定されている順序である必要はない。このメソッドは宣言ブロック内の全プロパティを繰り返し取得するのに使用できる。
DOMString 型。この位置にあるプロパティ名。その位置にプロパティが存在しなければ空文字列を返す。
removeProperty
( propertyName )宣言ブロック内で明示的に設定した CSS プロパティを取り除く。
DOMString 型。宣言ブロック内で明示的に設定されたプロパティの値。プロパティの未設定時、また既知の CSS プロパティに該当するものがない場合は空文字列を返す。
setProperty
( propertyName, value, priority )この宣言ブロック内に、プロパティ値、および優先度を設定する。
"important"
)。(無し)
// Introduced in DOM Level 2: interface CSSStyleDeclaration { attribute DOMString cssText; // raises(DOMException) on setting DOMString getPropertyValue(in DOMString propertyName); CSSValue getPropertyCSSValue(in DOMString propertyName); DOMString removeProperty(in DOMString propertyName) raises(DOMException); DOMString getPropertyPriority(in DOMString propertyName); void setProperty(in DOMString propertyName, in DOMString value, in DOMString priority) raises(DOMException); readonly attribute unsigned long length; DOMString item(in unsigned long index); readonly attribute CSSRule parentRule; };