その3
原因不明のエンジントラブルに見舞われたZ。原因究明班が緊急招集され、原因究明に乗り出しました。 症状 1. 急激なパワーダウン 2. 急激な油温上昇(数分で90度から110度強) 3. その後エンジン始動するもストール 4. 最近ブローバイが多かった。
診断 1. プラグ交換するも変化なし 2. スパークはしてる 3. オイル、水とも混じりなし 4. エンジン始動せず!
こうなったら.........。エンジン降ろすか......。 なんとかなるだろうって降ろしちゃいました。 キャブ外して、ファンベルト外して、タイミングベルトも外しましょう。その前に上死点に合わせるのをお忘れなく。 あとはヘッドにつながってるもの全部外して、ちょっと下からショックを与えればヘッドは外れてくれます。こじっちゃだめとか.....。 ヘッドはぐってみたらガスケットは抜けてない。(オイル、水がきれいだったろう!) 見て!この堆積したカーボン。
ピストンヘッドまで真っ黒〜。まぁこんなもんでしょう。ここでいやなもの発見。オルタネーター止めてる2本のボルトナットのうち固定側のナットが紛失してる! なんてことだ。 気を取り直してブロックの脱着。 ヘッドが外れてればハンドパワーで持ち上げられます。Zってライフよりエンジンルーム狭いよね。たぶん......。
脱着するときは、できるだけミッションはフリーになるようにしたほうが作業がしやすいっす。横着しちゃだめです。 あとはエンジンマウント外して、ミッションボルトを抜いて、そうそう、オイルチェックコードを外さないと大変なことに........。気をつけましょう。 ←外れたブロック。シリンダ内側は傷もなくきれいなものでした。ピストンリングって線は消えたかな?