<10月6日>
富山県五箇山、岐阜県白川郷の合掌造り集落は「世界遺産」に登録された貴重なもの。茅で葺かれた屋根は天に向かって合掌するさまは、ノスタルジイが心に響く、昔話の世界のような、日本のふるさとの安らぎに満ちた山里、暖くもりを感じられ、3時間かけてゆっくり散策出来ました。 |
富山市内→五箇山→白川郷→白山スーパー林道→小松空港
庄川上流と利賀川沿いの 山間にある、 下梨、上梨、赤尾、小谷、利賀谷の 5つの谷からなる地域 合掌造りの民家が残る山里 |
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加賀藩の流刑地として 罪人が五箇山に送られ 約200年間に150人が流されて来た。 逃亡を防ぐ為、庄川橋をかけず、 一人では往来出来ないよう 篭の渡しを使わせた。 全国的にも流刑小屋の遺構はなく 貴重な民族資料 |
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飛越峡の最奥、 霊峰白山の山奥に抱かれて 時の流れを忘れたように佇む 現在は59棟 手前に見えているのが和田家 |
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辺りはすっかり秋の気配が・・・ |
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茅葺き屋根の修繕は約50年毎に 行われるようです。 片側を一年目に、次の年にもう一方を 村の人々がお互いにお手伝いに来て 古くなった茅を新しいのに葺き変える 万作の木をよって紐にし土台を縛り その上に茅を乗せて 2日間で出来てしまうそうです |
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遊歩道脇の清流にマスの親魚、 鯉も泳いでいる 湧水のため透明で澄んでいて なんと綺麗な水でしょう! |
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趣のある土産店 どぶろくの試飲をさせていた |
合掌造りは中の様子は五階、六階建てで、一階が生活空間、二階は養蚕が行われていた。 三階から上は物置のようなものになっていて、今では収穫されたばかりのジャガイモやドライフラワー等がいっぱい置かれていた。昔使われていた大工道具や臼、養蚕道具なども大切に保存されていた。
周りのの山々が紅や黄金に染め上げられる10月、村は収穫の喜びを迎え 10月14、15日には半年かけて作った”どぶろく祭り”で祭りのクライマックス!この奥のどぶろく館でどぶろくを飲ませて頂いた。販売しているものは口当たり良いが、麹の香りがして、 やや酸っぱい! |
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合掌つくりの暖かな温もりを感じながら白川郷を後に、白山スーパー林道を通って小松空港へ 車窓からバスが一曲がりするごとに、皆がウォー!ウォー!と叫ぶほどの紅葉を堪能して来ました 車窓からの写真は乱れて、あの素晴らしい紅葉をお目にかけられないのが残念です! |