当庭園鉄道の工作を紹介しています。

                              


  遂に登場、内陸線 子鉄専用運転席型前方展望車
 
鉄道DVDで運転席前方展望画像などのジャンルがもてはやされるように。乗用鉄道模型で乗込み形というのはひとつの究極の理想ではある訳だが、5インチではなかなか難しいものがある。そこでこの様なお面型がよく登場する。勿論スケールモデルではない訳で、一番苦労したのは、縦横比のデフォルメ具合だ。大人対応は早々に諦め、子鉄専用としたが、大きな段ボールで実寸代の運転席妻板を作り寸法を決めた。PC241の前部に取り外せるようにゲタを履かせ、コントローラーと足が納まるスペースを作った。全て蝶ネジですぐに分解できる様になっている。本体は4mmシナベニアで、妻板は三本の6mmボルトで固定されているだけで、風に対する強度を心配したが、時速6kmくらいの走行中の風と振動では問題ないようだ。単なるお面で、車両ではないので、ここ、工作ページのジャンルとする。実際に屋外で見ると結構バランスがいいでしょう(笑)。2015.5.5
 元々のアイデアはモデルニクスの2軸電車メカキットだが。
ご存知、電車でGoのコントローラー。実働で連動しそうだが、するわけない。中身はわざわざ空っぽにした。  複座訓練用飛行機の前後操縦席風と言えなくもない。  小柄な女性でも頭が飛出してしまうので、子鉄専用となる。

  乗用客車を増車しました。
 PC241が、2モーター装備、車体長変更に伴い乗員二人に変更となり、ほぼ動力車となってしまったこともあり、2014.07.31に作った乗用客車用台車が余っているので、乗用客車を増車した。今回は赤である。青、茶、白、赤とにぎやかだが、いつもの百均、ダイソーの水性アクリル塗料がどこを探してもなく、思わぬ出費となった。ゴムスポンジシートが一枚欠品中。
豪雪の県内では異常に雪が少なかった秋田市ではあるが、発達した低気圧により凄まじい暴風雪でいっきに真冬に逆戻りとなっている昨日今日である。

2015.3.12



 とあるサイトで鉄角パイプが、軽くて、曲げ加工も容易で、レールに使える、という記述をみて、早速試してみた。値段は3mで千円以下だったが、6mくらいでは送料のほうが高くついてしまった。現地調達できるところを探す必要ありだ。そのサイトに拠れば、溶接すると歪んで使えないとの話もあったのだが、どうせ外は雪で溶接機も使えそうにないので、ブラインドリベットを試してみた。いつも頭を悩ます仮組の冶具だが、今回は瞬間接着剤で組上げた。
瞬間接着剤なのに瞬着とはいかず、硬化促進剤を使い、茶色いシミが付いている。かなり強力に組み上がったと思ったが、リベットの下穴をドリルで開けているときに、何箇所か剥がれたのにはがっくり。リベットはアルミなのでアスファルトの上で使うと、リベット頭が磨耗して良くないかもしれないし、レールの接続方法も未解決である。
まあとりあえず、今回のは増設した車両キャリアーのレールに使うので、ここまでとする。雪が解けたら端材を溶接してみようと思う。2015.1.14
その後、実際に溶接してみると、なんと上下方向に弓なりに反ってしまった。更に溶接方法を探っているうちに、ブローホールが空いたり散々な結果となった。


鉄製長四角形鋼管STKR(材質SS400)19x10x1.2

 日本で機関車トーマスが放送されていなかったら、日本の幼児は誰も蒸気機関車なんか知らなかったに違いない。顔が怖い、とか、森本レオの声が不気味だ、とか言う話もあるが(笑)、乗用鉄道模型ビルダーなら、だれでもこの顔をつけようと思うだろう。
 世の中には3Dプリンターなどというものもあるらしいが、元になるCADデーターはどうするんだ?いっそ粘土等で手彫り?でもそんなことしたら、商標権とか何とかでまずくない?ならば製品を買って、それから頂けば問題ないだろう。だが問題はそのサイズである。ここに至るまで3個のおもちゃを買った。ドルテに合ったのは、トーマスのプラレールが入る、プラバケツの容器のフタの部分の顔であった。きれいに分解でき、見事にピッタリで歓喜した。
 購入したのは去年の8月であった。去年の12月から降りだした例年より早い雪で寒くて凍えるなか、何とか正月の工作とすることが出来た。大井川鉄道には先を越されたが(爆)。
 工作は木の面板にネジ止めし、一番耐熱温度が高い、安価なフェライト磁石で煙室戸にくっつけただけ。煙室戸って何度になるんだろう?蒸気の温度くらいだろうか?非接触型温度計持っているのだが、いつもながら、外は零下の雪である。2015.1.4
結局、エポキシ接着剤ではあっと言う間にとれてしまい、ネジ穴ヨーク付きの磁石で木ネジ止めとなった。2015.08.18
 ついでに年末に、こんなものまで買ってあるんでしゅ〜
 眉毛と頬の少しの違いでちがう顔に見える。

2段変速、2軸駆動ボギー動力台車、2モーター前後SET
 モデルニクスの2軸電車メカキットの2段減速2軸駆動、76mm車輪の部品を使った、ボギー動力台車。これはPC141を改良する為に、乗用客車用台車と同様の改造を施したもので、現在24V仕様として使われている。2014.08.27

5インチゲージの車輪の圧入、引抜 2014.08.15
 そもそもはセントラルの動輪の位相が狂っていて、引抜いて合わせ直す、という加工をWEB上でみて、支那製の安い、門型や卓上プレス機が気になっていた。しかし、何とも大きすぎるし、一生で何回使うだろうか。そこで見つけたのが能力5トンというベアリングプーラーである。プーラーの形状やアジャスト範囲も広そうなので、入手してみた。そこで、前から改良を検討していた1軸駆動だった動力台車を、2軸駆動にするために、モデルニクスの車輪を引抜き、スプロケットをつけ、圧入した様子である。車輪は76mm径である。プーラーの爪がぶらぶらなので、下の形に納まるまでの段取りが一苦労なのと(油圧部分本体は結構重い)、ストロークが数センチ足りず、プレスの尖った先端に適当に工夫したカーラーを当てやる必要がある。一本はにゅるっと抜けて、もう一本はカキッンと抜けた(笑)。5トンといえどもかなりの腕力が必要だった。セントラルの動輪をやる日は来るだろうか(爆)。


FBNフィニッシュドボアスプロケット 新JISキー溝仕様,片山チエン製、を増設した台車。キー溝は使わず、スプロケットのセットスクリューがあたる輪軸の部分に、穴を掘って固定。モデルニクスのものよりは歯数が多いものしか手にはいらなかった。スピードメーター用のセパレートカーラーが真ん中についているのが解ると思う。                              
こちらが車輪を引抜いているところ。 車輪にスプロケットを付けた輪軸を圧入中。
歯数:22 軸穴径(ΦDH7)(mm):15 使用チェーン:No.25
 ヤフオで入手した、油圧ベアリングプーラーセット!能力5トン!即決価格 6,980円



5インチゲージにスピードメーター 2014.08.11
 出張運転などしていると、よく、何キロぐらいスピード出ているんですかと聞かれる。モデルニクスの2段減速メカキットが、最高6qと公表されているので、そう答えていたが、最近、自転車用のスピードメーターがたいへん安価で高機能なのである。
 いろいろ調べてみると、タイヤ周長 100〜299cm まで対応とあった。右の車輪は72mmである、ということは周長22.6cmである。226cmでセットすれば10倍のスピード表示となるのではないだろうか。
5インチゲージが1/10スケールならまさにスケールスピード表示になるのではないか。
 ということで、車軸にカーラーをつけ、そこにマグネットをねじ込み、スピードセンサーを固定する。言い遅れたがワイヤレスコンピューター自転車スピードメーターである。マグネットやセンサーの取付位置や、メーター本体に対する方向、受信距離は最大70cmに設計など、位置関係にいろいろ注釈が書かれていて、頭を悩ますところなのだが、そんな指向性の強い電波が出る訳もないと思い、あっちこっち向けながら位置が決まった。取り付けはナイロンタイで縛るだけだ。
 ちなみにワイヤレスはモデルニクスのモーターのそばでは動作しなかった、もっと高価なデジタル式なら大丈夫かもしれないが、有線式なら大丈夫で、すでに買ってある。実走行テストを待つのみである。
ちなみにこれは、
ワイヤレスコンピューターVELO WIRELESS + CC-VT210W

日本製である。
 メーター本体も、そもそも自転車のハンドルにナイロンタイで締めるだけなので、百均で見つけたクランプにくくりつけ、ご覧のように炭水車のどこでもはさめるようにした。



乗用客車用台車の改造 2014.07.31
 PC141を無動力客車で使う時の台車のベアリング外れの対策の為に、こんな事をしてみた。本来ならコイルバネを使うところだが、バネの係数が解らないし、使っていたゴムもいい感じだったので、ベアリングのピローユニットを逆さまにして、高ナットで延長し、剛性をあげる為に、スタビライザーのごとく繋いでみた。左右も結合しようと思ったのだが、かなり剛性もあがったので、とりあえずこれで試してみる事にする。
 その後、またしてもベアリング外れが起き、前後に横梁を追加することにした。モータ付き台車で不具合が出ないのはチェーンで連結されているからだろうか。



列車ブレーキ空制化計画 2014.03.21
 
モデルニクス製の76mmプレート車輪のボーギー客車メカキットのブレーキは、左の写真のように、軸距離 100mm という狭い間を、上側にブレーキワイヤーでブレーキシューを引き上げる仕組みになっていて、そのストロークは10mmもない。 そこで客車の前端にエアータンクを積んで、後妻板にエアーシリンダーを積んで、ワイヤーを引っ張る計画だ。
   
 
 エアータンクへの空気充填はエマーソン静音ハイパワーコンプレッサーの高価で高性能な旧型で入れると、6Kg/cu位までなら、ホンの数分で入ってしまう。
 
 SMC製 エアシリンダショートタイプ フート形
 CG3LN25-25
 ドルテの炭水車=運転台車につけた、CKD製 手動切替弁 品番 HMVC2-8-4Hに、コガネイ製の小さな圧力計が見える。その後、取付け角度が変わっている。




 横取レールを作りました。
  2013.08.13  

 実物線路には、横取り装置と言うものがある。詳しい事は、

 横取装置 - 鉄道用語 - こひつじの家
 横取り装置 - 保線ウィキ          

 を見てもらうとして、本線への搬入路や留置線用に、高価で複雑なポイントを使うことなく、リレーラーの要領で、なんとか良い方法はないかと考えていた。
色々調べると、実物線路には横取り装置と言うものがあるらしい。要するにレールに渡り板を被せることによって、レールを乗り越えてしまい、分岐させるらしい。普通は直線側から側線にカーブしていくのが一般的らしいが、
  右の写真の所に着けたいのだ、よって左写真の様になるわけだ。
 20×20、3t 1820mmの黒皮アングル 2本と、M6×1000mm全ネジ 2本 とM6ナット32個 で材料費は2000円掛かっていない。
 丁度、中央部分にへの字に曲げる為の切れ込みがみれるだろう。
 特に製図をしたわけでもなくリレーラーの寸法を真似て作ったが、ドンピシャである。への字の曲げ具合と、両端の全ネジのステーの位置が、下のレールの上にピッタリ乗るのだ。本来なら三角関数で寸法を計算しなくてはならないのだろうが、私には無理(爆)。しかしその左に開けた孔は、途中で、どうみても位置からして不要だろうと気が付いたが、まあいいか(涙)、リレーラーの時はぶれ止め用のM6ネジ用にタップ下孔を開けたのだが、今回は6mmで開けてしまったのでもう無理。
 このようにB700のぞみ号が乗り越えてゆく、人が乗ったまま運転してでは無理だろうが、降りて押せば良いことだからね。(笑)



  5インチ用のリレーラーを作りました

 リレーラーの形状は色々考えたんだけど、自分の車両運搬台車と線路に合えさすればよいと言う事に特化して、一番簡単な形状にした。材料はいつものホームセンターにあった、 軟鉄 3t×20×20の910mmアングルと、M6の全長ネジ280mm5本を190mmにカット。三時間ほど、バンドソー、ボール盤、グラインダーと駆使し、持つべきものは工作機械、で 出来たが 一気に作ったので疲労困憊、。後に見えるのが新造した機関車用運搬台車。 2012,10,14



  乗用客車を増車しました。
 牽引能力はいずれの機関車も大人4人位なのだが、乗るのは子供ばっかりで、大人は子供の写真を撮るのにいそがしく、あまり乗らないから座席数増、また見知らぬ人がズカズカと庭園にはいりこんで来て、定員は3人か、と放言する失敬な輩がいたからである。2台とも台車の位置と連結器を変更した。
前回は12系のつもりの青だか、今回は旧客風の茶色にした。手すりの間隔がおかしいのは、広い方はグリーン席、ゆったりグランクラス、、、な訳なくて、乗る人は、牽引定数280kg換算2両の貨物扱いでしょう。(爆)  2012.06.15