鏡子聯想曲 (鏡の連想曲) 私は鏡の前に立って 自分の顔を見ている 目に少しずつ表れてくる 私あんまり変わってない 永遠にちゃんとできない髪 安全じゃない心を物語っている もし私がもう少し口先がうまかったなら 人生はもっと完璧なものになるのに もし私が飛べたなら 彼の目の前に行くのに そしたら彼の視線を勝ち得られるかな この世界は本当に難しくて解からない その実怠け者の私はよくわかろうとしないの まるでテーブルの上の梅みたいに 酸っぱい味がするように見える もし愛の歌を余りにもたくさん聴いたら うそだって気持ちにならない? 私はその日彼に本当に気付かれたかどうかも判らない もし私にちょっと笑ってみせる技ができるなら 私はもっと完璧になるのに もし私が飛べたなら 突然いなくなって そしたら彼の視線を勝ち得られるかな この世界は本当に難しくて解からない その実怠け者の私はよくわかろうとしないの 鏡はただの平らなものじゃなくて それはひとつの世界 私に心の内面を散歩させる ああ 私は一体美しいの?違うの? 誰が解かるのかしら なぜこんなにも演じているのかしら 鏡の外側で
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