●2000年最も印象深かった
中華ポップス - この1曲

●曾經愛イ尓,永遠愛イ尓 / 伍思凱
(収録アルバム名:『分享伍思凱SKY1988-2000精采全紀録』)
アルバム自体が曲のベスト盤という形をとりながらもその意図は音楽にとどまらず、人生の思い出とか友情とか、、、人生そのものを音楽で表したような一つの作品としてとても印象深かった。
そしてそのラストに加えられたこの一曲は、伍思凱の今までの感情を表したバラードの変遷と、現時点での伍式情歌(=感情)とこれからの伍式情歌までも表しているところが印象深い。
伍思凱の音楽や周囲の人々への愛情の深さをとても感じられて良い曲です。
(Sunnyさん)

●雨夜花 / 秀蘭瑪雅(収録アルバム名:愛 情歌)
今年も随分と中華ポップスを聴きました(「女性歌手ばっかりだろー」という声が聞こえてきそう ^^;)。多くの素晴らしいアルバム・曲があった中、「最も印象に残った」という観点からこの曲を選びました。
秀蘭瑪雅の「愛 情歌」は台湾語アルバムで、演歌調の曲も入っていますが、全体としてはかなり個性的な雰囲気を漂わせています。作り手の温かさが伝わってくるようなアルバムです。
この中から一曲選んだ「雨夜花」は、派手さはありませんが後半に向けてじわじわと盛り上がっていく曲で、このじわじわ感が何ともいえず心地良いです。秀蘭瑪雅の独特な歌唱法もきまってます。
*追記* アルバムについているコメントによると、古い歌のカバーが何曲か入っているとのことですが、
この「雨夜花」も懐メロのカバーであることを上の文章を書いた後に知りました。
当然、オリジナルバージョンは聴いたことはないのですが、秀蘭瑪雅バージョンは懐古的雰囲気も残しつつ、現代的要素も加味されたかっこいいアレンジになっています。
(fujimotoさん)

●毎次我都很認真 / 劉美君(収録アルバム名:愛自己)
12年前に遡って話し出すと長くなりますので劉美君との出会いのシーンはカット(^^;
さて今年2000年の春先,長年思い焦がれてきた劉美君のことをホームページにしました。
このとき思いがけなく彼女自身のWEBページにヒットし,今世紀最後の大発見と興奮したものでした。
しかしそれはほんの序章に過ぎませんでした。
その後予想もしなかった発見と展開が待っていたのでした。
劉美君ご本人ともメールの交換,BMGからはベストアルバム発売,C-POPファンの皆様からも温かい応援を頂き,そしてついに6年ぶりのニューアルバム『愛自己』のリリース。
どれもこれもが不思議な縁で結ばれた運命のようにも感じられました。
偶然にも一足早く美君さんから『愛自己』リリースのお知らせを得て,心待ちにしておりました。
いよいよ発売の5月。劉美君が台湾でのプロモーションを進める中,一刻も早く聴きたい思いから,滾石サイトよりサンプルをダウンロード。PCのスピーカーから流れるこの「毎次我都很認真」に鳥肌が立ちました。これは素晴らしい新出発になると確信しました。
また,1曲目の「Tell You My Story」というタイトルに,これまでの12年間,そして活動を休止していた6年間の,そんな彼女自身の物語が語られるかのような気がして感慨深いものがありました。さらに3曲目「因為我没有」は,レコーディング中に感極まって涙をこぼしたというエピソードまでが伝わってきた,まさしく魂のこもった一曲。
そんなアルバムの中から1曲を選ぶのはとても難しいのですが,劉美君の新出発への期待と希望と感動を感じさせてくれ,強く印象に残った「毎次我都很認真」を今年の1曲に選ばせて頂きます。(予想通りでしょ>okuyamaさん(^^ゞ)
(SystemKさん)

●Heaven / GoGo & MeMe(収録アルバム名:Say Forever)
実は伊能静の"我加上我加上我的"とも迷ったんですが、あれは99年の曲でしたね。
妹さんの、すごくやさしくて素直で気持ちいい声が大好きで、こればっかり聴いていたこともありました。
しかもまったくの私事ですが、秋の景色の中をドライブする際にこれを聴いてたら、そりゃもううっとりするくらい気持ちよく過ごせたんです。というわけで、一番印象的な中華ポップスは、これかな。
(ko2さん)

●不容錯失 / 容祖兒(収録アルバム名:不容錯失)
ここのところ広東語の歌はあまり聴いていなかったのですが、久々に「広東語って美しい!!」と感動させられました。その美しい広東語をアップテンポのリズムに乗せ確かな歌唱力で歌っています。
中華ポップスはジメジメしたのが多いのですが(ってそんなのも好きなのですが)、彼女には湿っぽさがなくキリッとした歌いっぷりはホント恰好イイのです。
私はこの曲をシンガポール限定アルバム(というより二枚のEPを合わせたモノ)の大陸盤(といっても正規盤。)を買って知りました。EPではひょっとしたら、99年に出た曲かもしれません。
この曲は初期のサンディラムを彷彿させます。それはフェイクという意味ではなく90年代初頭サンディ・ラムを初めて聴いたときに受けた衝撃を思い出す、そんな曲です。
(踏台さん)

●那天 / 楊乃文(収録アルバム名:silence)
去年じゃないかとつっこまれそうですが、ベスト1というほどの思い入れをもって今年もよく聴いていたのはこれだと思います。
私は楊乃文すごく好きなんですが、彼女の歌う耽美的な歌が特に気に入ってます。
「那天、世界很完美」で始まる歌詞もとてもいいです。
今年出たもので言えば、「林憶蓮's」の「至少還有[イ尓]」。
何度聴いてもなぜだかハッとさせられるのですよね。ボーカルの力でしょうか。
あと(やはり一曲は苦しいですね)、巴奈「泥娃娃」の「不要不要討好」。
男性的な女性ボーカルって好きなのですが、彼女の歌をライブで聴いた時、その迫力には圧倒されました。強くてストレートで、悲しくて。
彼女のうたには彼女の人生とか、人となりが反映されていると感じます。
(どれみさん)

●美麗地平線 / 張信哲(収録アルバム名:信仰)
新譜発表前日のプレライブの時、ジェフへのプレゼントを持って、ステージ脇でドキドキしながら聞いてたのがこの曲。あの気持ちの高鳴りが忘れられません(^^)
ゴスペルの要素を取り入れた爽快な曲で、音楽をはじめあらゆるものへの愛に溢れた前向きな歌詞に元気づけられます。
(あやさん)

●弟弟 / 孟庭葦(収録アルバム名:愛到史艶文)
なんて素敵なアルバムなんでしょう。再びショートカットになった孟ちゃんが愛犬と芝生で戯れる写真を見ながら、とても暖かな気持ちになることができました。
中でもこの曲の素敵なことといったら。伸びやかなメロディー・ライン、包み込むような歌声。
聴いた瞬間に今年のベストはこれだと直感しました。
しかし、なんということでしょう。時置かずして、このアルバムを最後に歌手活動を引退するというニュースが飛び込んできました。最後をこんな穏やかなアルバムで締めくくるなんて…。
一方、今度のアルバムが売れなかったら歌手リタイアすると宣言した江美hの3rdアルバム「悄悄話」が、周宦Aトントン、王菲を押しのけ堂々の1位(11/6-12 TCR大衆唱片行調査ヒット・チャート)。
良かったね。おめでとう。小美。これからも応援するからね。
(okuyama)



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