●2000年最も印象深かった
中華ポップス - この1曲

●好朋友牽牽手 / 彭靖恵(収録アルバム名:解套)
松たか子さんの「真冬のメモリーズ」のカバーだからです(スイマセン)。
原曲よりはギター・ポップ色を強めているのが特徴でしょうか。
歌が上手いとか個性的というタイプではありませんが、爽やかに歌っていて好感が持てます。
中華ポップスを聴きこなしている方より、むしろまだあまり経験がない方に、すんなりお薦めできます。
(しぇんてさん)

●彼岸花 / 王菲(収録アルバム名:寓言)
今年買った中華モノのアルバムはこれしかないので、結果ここから選ぶということになるのですが、このアルバムのなかの好きな曲って1〜5曲目で、しかも私のなかではその5曲が切り離せないのです〜。完全につながっている5曲なのです。
でもどうしてもとなれば、締めくくりのこの曲かなあ。
あたかも、一本の映画のラストシーンのような美しい曲です。
王菲の歌がどうこうというより、彼女の作曲をここまで活かすアレンジをする張亞東がすごいなあ、
と書きつつ、やっぱり王菲が歌わない事には成立たない世界だなあ、と。
なんだかんだでやはり王菲が好きってこと。ふふふ。
(モグさん)

●至少還有[イ尓] / 林憶蓮(収録アルバム名:林憶蓮’s)
2000年中文十大金曲に選ばれるのは確実。ご存知、林憶蓮の大ヒット曲です。
アジアの各国で愛唱され、多くのアーティストもコンサート等で取り上げています。
最初に聴いた時は平凡な感じがして、特に気にもかけなかったのですが、聴けば聴くほど心に染み入ってきて、私にとっては大事な曲となりました。
誰もが口ずさめるシンプルなメロディ、そして味わい深く優しい歌詞。
こういう曲こそ、後世まで歌い継がれる名曲といえるのではないでしょうか。
(EBISUさん)

●花之色 / 林憶蓮(収録アルバム名:野花)[1991]
サンディーとディック・リーのスゴさを改めて再認識した曲。
サンディーは今年の「林憶蓮'S」のデイヴィッド・タオ作の「Wish you were here」も最高でした。
あと、許茹芸の「難得好天氣」「想要的感覺」と、順子のNHKスタジオ・ライヴでの「寫一首歌 April 5,1969」も、とても印象深かったです。
(hirutanさん)

●南王系之歌 Song of Puyuma / 紀曉君
(収録アルバム名:聖民歌・太陽、風、草原的聲音)
偶然参加した某日本語短波放送のMt.に彼女が来てて歌を披露してくれました。
歌い出しとメロディー聴いて、大草原の中に身を置いている気持ちになりました。
とにかくかわいかったです。
(jaurimaniaさん)

●不一定 / 彭佳慧(収録アルバム名:First Time)
彼女のしっとりとした面を見せてくれた秀作、とても満足しています。
(謝慶さん)

●娃娃愛天下 / 林曉培(収録アルバム名:This is SHINO 3)
…まずPVの怖さ。歌うことはできても、歌詞の詳細な意味まではわからない私、
なぜにこんなにまで怖いPVなのか、慣れるまでは夜に見れませんでした。
冗談はさておき、Shinoの初の広東語曲。
以前から、アップテンポな曲や激しい(?)曲は広東語の方があっていると感じているので、
本家の浜崎あゆみが歌うVersionよりもロック度が高いShino曲に、やっぱり「いいなぁ」と思ったため。
個人的には、捨て曲が少ないこのアルバム自体、贔屓を抜きにしても印象深いものでもあります。
でもまだ東京の中カラには入っていないので、浜崎あゆみの「End Roll」をかけて広東語で歌うという荒ワザを実行していたり…(笑)。
(さくらさん)

●告訴我 / 陳綺貞(収録アルバム名:還是會寂寞)
今年一番よく聴いたアルバムということでこれに決めました。
VCDも買ってしまいましたし(^^)。<ミーハー
この「告訴我」はエレクトリックギター主体の演奏になる2コーラスめが特に好きです。
ミーハーついででいえば梁詠hはベスト2種類とも買ってしまって、これもよく聴いています。
あとは孟庭葦の新譜も良かったですねー。引退がホント残念。
(Tankazさん)

●還是會寂寞 / 陳綺貞(収録アルバム名:還是會寂寞)
2年間ぶりの新作ということで心配しましたが、そんな心配など吹き飛ばす傑作を、陳綺貞は届けてくれました。この作品を聴いて僕はHPを作ることを決心して今に至っているので、やはり今年一番印象深い作品です。
(Yotaさん)

●思念人之屋 / 陳昇(収録アルバム名:思念人之屋)
年間で「この一曲」というのは大変ムズカシイです。
一番良く聴いたと言う点では他にもあるのですが、今年のワタシの行動に大きく影響を与えたと言う点で今回は陳昇を選びます。
陳昇HPの管理人Y嬢(^^ゞの影響で聴きはじめた陳昇ですが、5月発売のこのCDの「どこを切っても陳昇そのもの」な存在感に圧倒され、7月の台北@LIVE、10月の緑島演唱会、年末の跨年演唱会と、台湾通いをするようになったのはやはり彼の影響が一番大。緑島ではご本人からビールも注いでもらったし^^。
このCD、それぞれの曲がいずれも捨て難く、『發條兔子』にしようか『珈琲飲んだら〜』にしようか迷ったのですが、歌詞の陳昇的世界からタイトルチューンのこの曲を選びます。
ところで一曲に絞るにはあまりにムズカシイこのアンケート。特別賞として鮑比達+蔡琴のコラボレーションCD「偶見」を是非挙げておきたい。カバー曲ばかりで新曲こそないものの、「上質な大人のアルバム」としてワタシの中で評価は五つ星。『新不了情』の稀代のメロディ・メーカー=鮑比達はサウンド・メーカーとしても並々ならぬ力を発揮したというところです。
蔡琴も歌手としてこれほどの人だったのか、と評価を新たにした一枚です。
新人賞としてひとりだけ挙げると、やはり戴佩[女尼]。ソング・ライターとして素晴らしい才能とその切ない歌声は今年デビューしたシンガーの中でも白眉でしょう。
(Comoさん)


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