| お馬さんに乗るジョッキーがかぶってる帽子の色は決まっています。 レースの時お馬さんには、それぞれに番号が付けらます。 （馬番と言って現在は1番から最高18番まで。つまり19頭以上のレースはありません） でも枠は8つしかありません。 八頭で競走するのなら、当然1枠1番から、8枠8番までと、きちんと枠番と馬番が合うわけですが、 九頭で競走する時は、一つの枠に二頭入ることになるのです。1枠1番からはじまって、 8枠8番と8枠9番と言うように、8枠に二頭のお馬さんがいることになります。 十八頭で競走の時には、1枠から二頭入って、1枠1番、1枠2番、2枠3番、2枠4番・・・・・ このままだと、8枠 X 2頭で十六頭しか入れないですね、ですから7枠、8枠には三頭入れちゃいます。 7枠13番〜15番、8枠16番〜18番。なんとかおさまりましたね。 1枠が内側で8枠が外側、馬番1番が内側で、18番が外側となります。 それで、枠ごとに色が決まっているんですよ。1枠は白、2枠は黒、3枠は赤、4枠は青 5枠は黄、6枠は緑、7枠は橙、8枠は桃、と、なっているんです。 これで、馬主さん、テレビのアナウンサーやお客さんにもわかりやすくしているんですね。 騎手の着ている斬新なような、カラフルなような、あの趣味の悪い服は勝負服と言いますが、 これも遠くからでもわかりやすいようにしているためなのです。 （勝負服は馬主さん毎にデザインが違います) 皐月賞を勝った時のジェニュインは、3枠だったけど帽子を4等分にして 交互に赤と白に色分けしていたなぁ、確か・・・。実は、これは染め分け帽子と言って、 同枠におなじ馬主さんの持ってるお馬さんがいる時にかぶるんです。 同枠に同じ勝負服と同じ色の帽子をかぶったジョッキーでは、 とても遠くからではどちらがどっちか判別しにくいですからね。 「3枠は赤と白、5枠は黄と白でいいけど、1枠は白と白に染め分けても 白のまんまですよ〜！」って方。御安心下さい。1枠は白と水色に染め分けることになってます。 7枠に三頭入ったのがたまたまみんな一人の馬主さんのお馬さんたちだったら・・・？ その時は、外側のお馬さんが8分割に枠の色と白に染め分けることになっています。  |
