◆実写のススメ[撮影編]
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「実写キャラには何も難しいことなどいらぬ!
 作ろうという気持ちさえあればよい…」

…ってのが自論ですが、それでも
「こうしたほうが楽になる」ということのいくつかを、二回に分けてお送りします。

一回目は撮影部分。
「撮影なんて撮るだけでしょ?」とも思われるかもしれませんが、
下ごしらえってのは重要なものですし、是非ご一読を…


まず撮影機材…ですが、KFキャラを作るのに、そんな大層なカメラは必要ありません。
撮ってくれる人がいるなら、ケータイでも、DSiや3DSのカメラでも構いません。
一人で撮影するならば、カメラを何らかの手段で固定後、
ずっとムービー回していればOKです。
古いカメラでムービー撮影機能が無くても、
タイマー機能さえあれば(少し面倒ですが)撮影可能です。
というわけで撮影機材は「撮れるならば何でもOK」

次に撮影場所。室内撮影の場合はある程度明るく、
そして「なるべくゴチャゴチャしてない状態」で。
部屋が散らかってたら片付けましょうw
そのまま撮ると、他の物と被写体とが混ざり合って、
切り抜き時に面倒なことになるので…。
出来ないわけではないけど、後々のことを考えて…ね。

もちろん、可能ならば撮影場所の後ろにブルーシートやシーツ、
無地のカーテンなどを貼ればより後の切り抜き作業がラクになるはずです。

屋外撮影でもいいですが、
天候の変化などで光の加減が変わったりするので、正直オススメしません。
大きな動きするスペースが確保できぬ!という場合はやむを得ませんが…。
その場合は真っ白な壁などの前で撮影するといいかもしれません。
普通の庭とかで取るとやっぱり切り抜きで面倒なことになります。


次に撮影解像度。高画質である必要はありません。
DSのカメラでも良いって言いましたが、
それと同じX640 Y480(所謂VGA)程度で問題ありません。
どうせKFで使うときは、
キャラサイズの高さの、約120pixelに収まる程度
(ハイレゾなら240pixelぐらいですが、それでもこれで事足ります)
まで縮小することを考慮すると、必要以上の解像度は不要です。
無駄に大きくすると画像の重さによって作業効率低下に繋がりますし、
VGAぐらいなら、縮小前のものを
face.bmpのバストアップに使いまわせます。

(管理人ははX320 Y240、
 所謂QVGAで撮っていたことが多かったですが、
 衣装や光の関係によっては最初から回りの物と
 被写体の境界が判別しずらくなることがあり、
 切り抜きに困ったことが多々あります、
 やっぱり最低VGAぐらいのサイズがあったほうが
 後々都合が良いかもしれません)

最後にもう一つ。 撮影前に基準立ち位置となる部分にテープなどで目印 (主に、基本立ちポーズの両足位置のチェック) をつけておくと、撮影サイズの違いが緩和されると思います。 そして撮影!…に入る前に、 必要動作を確認する為のメモを作っておくと なおよろしいかと思われます。 KFXの基本形で作る場合に必要な動作は以下のとおり。 立ち 歩き(必要ならば前後で違いを) しゃがみ ジャンプ(実際にジャンプせずとも、それらしく屈伸したものでOK) 立ち弱パンチ 強パンチ 立ち弱キック 強キック しゃがみ弱パンチ 強パンチ しゃがみ弱キック 強キック ジャンプ弱パンチ 強パンチ ジャンプ弱キック 強キック 立ちガード しゃがみガード 立ち上食らい(後方へのけぞる感じ?) しゃがみ食らい 立ち腹食らい 吹き飛び(後ろへ吹き飛び倒れる途中のイメージで。撮影しなくとも後で回転させて作ってもよい) ダウンバウンド1(吹き飛びから動きが繋がるような絵がベスト。撮影せずとも後で上食らい等を回転させて作ってもよい) ダウンバウンド2(ダウンバウンドからダウンへ動きが繋がるように。撮影せずとも後で腹食らい等を回転させて作ってもよい) ダウン(基本的には上に仰向けで倒れる物で) これに必殺技の指定なども加えておくといいでしょう。 …もちろんその場のアドリブでやってもいいですけどね!
…ハイ、こんなふうに本当にジャンプしたりする必要は無いんですね。 動かしたときにそれっぽく見えれば良いのです。

で、撮影協力者がいる場合は撮影しながら 読み上げてもらいながら進めてください。 (「次、立ち弱パンチ1枚目!」とといった感じで) 一人撮影の場合はメモを確認しつつで。 各動作の枚数ですが、制作に慣れない最初のうちはそれ程多く撮影せず、 最低限度の枚数でいいと思います。 はじめのうちから枚数多く、ヌメヌメと動かしてやる! …とか気張ってると今後の作業に入ってから心が折れることのほうが多いと思いますので…。 こんなところで次回、PC作業編へ続く

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