
【WORLD】
■舞台■
幻の大陸・ミフル
■ミフルの地理■
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■気候・風土■
基本的には西岸海洋性気候に近い為夏は涼しく冬は温暖、年間を通じて適度な降水がある他、冬に雨季が訪れる。
また、レイタ河下流のミル樹海は亜熱帯多雨林でウルカ砂原周辺は砂漠気候からサバンナ気候、テニヤ山脈を中心とする北部山岳地帯は亜寒帯湿潤気候と多様性に富んだ自然環境を有している。
■暦■
夏至の日を1年の始まりと見做し、73日毎に夏の盛りの青玉節、実りの秋ともいうべき紅玉節、水に恵まれた藍玉節、新緑と花の季節の緑玉節、小麦やオレンジの収穫時期にあたる黄玉節の5つの節に区切られている。
その他、6年に1度新年に執り行われる精銀祭、60年に1度精銀祭の前5日間に渡って催される五華宴を配する事で天の星の運行と暦のずれを調整している。
■神話・伝承・文化■
ミフルの創世神話は語る。
原初、世界は混沌だった。
全てはひとつであり、ひとつは全てだった。
だから、今も森羅万象全ての中には精霊が宿っているのだ。
やがて、時が混沌を孕ませ、空と地と海とが生じた。
空は魂を生み、地は肉を、海は心を生んだ。
それら3つが交じり合い、あらゆる生き物がこの世に誕生した。
心の欠けたものは獣に、魂の欠けたものは植物に、肉の欠けたものは妖に。
そして、3つの力を均等に持つものは人になった。
人という種族の中には、稀に他の者よりも多くの力を持って生まれ来る者があった。
その力故に特異な才と永の寿命を得た彼等を、人々は次第に神と呼ぶようになった。
その最たる存在が、天空三神である。
人々は天空三神を信仰し、万象に宿る精霊の王をもまた崇めている。
| 月神の紋象 星神の紋象 有翼円盤 斎主の徴。 精霊王の眼 魔力を象徴する呪紋。 『混沌より生じしもの、すべて時と共に混沌へと帰す』 =世界の始まりと終わりの言葉 |
太陽神の紋象 三界法図 混沌より生じた空と地と海を表す呪紋。 魔法秩序と世界を象徴する。 ![]() 双頭翼蛇 片翼の二匹の蛇が絡み合う図により 相対する理念の融合を表す呪紋。 蛇は知恵と再生の、翼は真理の象徴。 |
【天象神殿】
月神・那波《ナナミ》、太陽神・熾輝《シキ》、星神・朱華《ハネズ》の天空三神を祀る神殿。ミフルの信仰の中核。聖都メシエに所在。
【斎主《イワイヌシ》】
天象神殿の最高位の巫子。天空三神及び精霊王・槐《エンジュ》に仕え、民を統べる祭祀王。
【巫翅人《フシビト》】
高い魔力を誇り、不老長寿の魔法を手にした者の尊称。天空三神も元は巫翅人である。
彼等が魔法を駆使する時、その背には翅翼の幻影が現れるという。
【天空三神の神器】
冠する者の魔力を極限まで高めるとされる月の神器・言霊の翼【フィルミクス】、あらゆる属性の魔法を力に変える太陽の神器・相生の剣【プロクシェーム】、あらゆる属性の魔法を吸収する星の神器・相克の環【クラヴィウス】の3つの魔法具。
現在は【プロクシェーム】は斎主の護り人である煌が、【クラヴィウス】は「星神の舞姫」綾が所有する。
個々の能力の他に秘められた意味があるらしいが…。
【氷煉鋼】
氷のように青白い炎でなければ鍛える事が出来ないと言われる幻の最強の金属。