PUBCRAWL

名称:Tudor Inn 場所:京都市   予算:3000円
 出張で京都に泊まったとき,いつもの癖で四条河原町のあたりを歩いていました.すると,珍しくイングリッシュ・パブがありました.早速,中に入ってイギリスに行っていたときのことを思い出して,ビールを注文しました.さすが,京都は観光地だけあって外国からのお客さんが多いようで,お店のカウンタ−の柱には,多国籍なお客さんの名刺,そしてカウンターの奥には各国のお金が張り付けてありました.お店は奥行きがあるのですが,カウンターは比較的小さめで7,8人が座れる程度でしょうか.中には優しそうなバーテンダーが一人.そして,接客をしている女性が,実はこのお店の店長.二人で切り盛りをしているようです.先代のおばさんからお店を継いで,2代目とのことで,お店は20年以上になるようです.店長はなかなかしっかり者のように見受けられます.なぜなら,ただでさえ酔ったお客さんを相手にするのは大変なのに,加えて習慣の違う外国からのお客さんとも相手をしなくてはならないのですから….
 この時,私の隣に座っていたお客さんは,イギリス人の3人連れ.一番若い男性は次の日曜日に神戸で結婚式を挙げるといっていました.奥さんになる人は日本人だそうです.そうすると,隣の年輩のカップルは両親ということになるのですが,紹介された内容は,「私の父とそのガールフレンドです.」との事でした.日本人と違ってこのへんを当然のことのように紹介されます.このような発見があるのも,カウンターで飲むことの楽しみのひとつです.結婚式を前に父とそのガールフレンドを連れて日本旅行をしているのたということなのです.その隣はケンタッキー出身の大学生,私は直接は話をしませんでしたが,一時カウンタに日本人は私だけになってしまいました.
イギリスに出張に行っていたときにパブでダーツのルールを教えてもらったことや挑戦したら終わるのに2時間近くかかったことを思い出しました….

予算:スタンダードなカクテル3杯とおつまみ一品程度で記載しているつもりです.

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