2009年から国内仕様モデルが販売されたR1ですが、海外モデルは各国ごとに仕様が異なり、オーナーは気になるところ。
どうやって調べたらよいのでしょう!?
まずは日本仕様。2009年より前のモデルはすべて海外仕様(当たり前)ですが、2009年モデル以降の場合、一番の判別
個所は「Cautionステッカー」。タンクの上に貼られているアレですね。これが日本語だと、日本仕様です。あとはマフラーの径
などでも判別できますが、比較車両が無かったりすると困難かも。
海外仕様は、大きく分けて「欧州仕様」と「北米仕様」の二つ。年式によってはカラーリングが異なるので、R1フリークの方で
あれば即座に判別可能かも。あと「北米仕様」はリフレクター(反射板)の装着が義務付けられていますので、フロントタイヤ
側面やシートカウル下部にそれが装着されていれば、基本的に「北米仕様」。まぁ中古車の場合は取り外したりするオーナー
いますから、一概には言えないのですが…。
あとは、車体番号でも判別可能です。「欧州仕様」と「北米仕様」ではモデル名が違っていたりすることがありますが、ヤマハ
車の場合は基本的に一緒で、そのあとに来る数字(記号)によって仕様地が判別できます。以下の情報は2003年モデル
辺りまでの情報です。(出典:YZF−ML情報/2004年以降は未確認…(汗))
型式: ○○○○ ××× △
○○○○:モデルコード(4XV、5JJ1、5JJ2等)
××× :国コード
010 イタリア
020 オーストラリア
030 ベルギー
040 スイス
060 デンマーク/フィンランド/ノルウェー
080 イングランド
090 ギリシャ
100 オランダ
101 ホランド(オランダ)
110 ポルトガル
120 スウェーデン
△ :カラーコード (A=赤 B=青…)
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なお、ヤマハ車輸入元である「プレスト」によると、基本的に2002年モデルまでは欧州・北米の両モデルを取り扱って
いましたが、2003年から日本で騒音規制が強化された関係で、現在は北米仕様の取り扱いがメインとなっています。
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