欧州で大ブレイク!
本格スポーツスクーターの10周年記念モデルです!
基本スペック
全長×全幅×全高 シート高 軸間距離 車両重量 原動機種類 気筒数配列 総排気量 内径×行程 最高出力 最大トルク 始動方式 燃料タンク容量 燃料供給方式 タイヤサイズ(前/後) |
2,195mm×775mm×1,445mm 800mm 1,580mm 222kg 水冷・4サイクル・DOHC・4バルブ 並列2気筒 499cm3 66.0×73.0mm 38PS /7,000rpm 4.6kgf・m/5,500rpm セル式 15L FI 120/70-15/160/60-15 |
■世界的に認められた、オートマチックスポーツ |
ディテール チェック
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ヘッドライトは従来型に比べて大型化。テール ランプ形状もイメージを残しつつ、よりシャープな デザインとなっています。が、テール周りだけは 先代モデルのほうが好き!と思うのは私だけ? (何だか昨今の原付に見えてしまうんですが…) 撮影車のリアキャリアはオプションパーツで、 通常は装着されていません。 |
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ヘッドライトはマルチリフレクター・ハロゲンと なっていますが、ワイズギアから販売されている HIDキットを装着すれば、ヘッドランプまで真っ白 になります。 ウィンカーも大型化され、クリアタイプレンズを 採用しています。北米仕様は法規上の関係で R1のような別体式となっていますが…う〜ん。 |
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リアのウィンカーもクリアタイプになってますが 先代同様、テールランプと一体化したデザイン。 形状自体も大きくなり、被視認性が向上したの は言うまでもありませんね。 ナンバー灯はテールランプと別体になってい るのもトピック。バイクのそれはコスト低減の為 テールランプと兼用となる場合が多く、ブレーキ を掛けるとナンバーも明るく照射…と、安っぽく 感じることがありました。しかしTMAXは問題 ありませんね! |
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シートはゆったりサイズですが、スポーティな 操縦性を確保するため、一般のスクーターより 着座位置が高め。これは先代も同じでしたが、 新型はシート形状が見直され、若干ではありま すが足付き性が向上しています。 (先代は身長170cm未満の人は辛かった…) シート前方はフレームが通っているため、乗り 込む際は跨ぐのに一苦労です。スポーツバイク のように後ろ回しで跨ぐとカッコいいかも(爆)。 |
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新型はステップ部分にステンレス製のヒール ガードが装着されており、高級感の演出に一役 買っています。随所に施されたカーボン調装飾 は、10周年記念車専用アイテムです。 因みにTMAXの燃料タンクはシート前のこの 位置にあり、跨ぐ際には大きな壁になります。 しかしこれも重量配分を最適化するための処置。 普通のスクーターではないのです。 |
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光の映り込みの影響(ヘッポコカメラマンで 申し訳ない…)で見辛いですが、インパネ周り。 中央にスピードメーターが鎮座し、その下の 液晶部分にはデジタル式のタコメーターとオド /トリップ/時計が表示されます。 左側は水温計、右側は燃料計を装備。 光って いるランプは、イモビライザー動作確認ランプ。 |
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イグニッションキーをONにした状態で、写真の ように液晶画面が表示されます。タコメーターが やや見づらいですが、スクーターですのであまり 重要視することもない!という見解でしょう。 個人的にはタコをアナログ、スピードをデジタル 表示にしてもらいたかったなぁ…。 |
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ナイトビューはこんな感じです。 10周年記念車は名前の通り、メーター照明も 白色で高級感を演出しています。 標準車は下のようなアンバー色で、指針は白。 こちらも決して悪くないですけどね。 |
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ハンドル左側のスイッチ類。 普通のバイクと同様に、ディマー・ウィンカー・ パッシング(ディマーの奥)スイッチが鎮座。 ヤマハスクーター定番のパーキングブレーキも しっかり装備。スクーターの使い勝手の良さは 失われていません。 |
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ハンドル右側は、キル・ハザード・ホーン スイッチを装備。ヤマハ車のスイッチ形状は 人間工学に基づいて良く考えられており、 とても使いやすいと思います。 |
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ハンドル右下の収納スペース。高速のチケット を入れるのに便利な、カードスロット付き。 因みに蓋をあけるオープナーも、サテンメッキ 処理が施されて高級感抜群です。 |
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ハンドル左下にも収納ボックスがあります。 こちらはカードスロットがないのですが、容量 的には左側と大差ありません。 どちらも施錠はできませんので、バイクから離 れる際は貴重品の取り忘れに注意しましょう! |
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燃料タンクが前方にあるため、給油口もシート 前に装備されています。スタンドのオニーサンが 入れづらいので、給油時はバイクから降りたほう が良さそうですね。 |
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ヘッドライトは先代同様、ロービーム時は右側 が点灯し、ハイビーム時に両側が点灯する仕様。 ライトユニット上部にポジションランプが内蔵され ていて、個性の演出に一役買っています。 「ロービーム時の片側点灯がイヤ!」という方 は、DIYで両側点灯することも可能だとか。 |
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リア周りは基本的に先代のキャリーオーバー。 通常のスクーターはスイングアームとエンジン ユニットが一体化されるのが通例ですが、TMAX はエンジン別体として、バネ下荷重の軽減に 注力しています。サス本体はスイングアームの 前方に横置きにマウントされ、低重心化が図られ ているのが凄い! |
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年々厳しくなる騒音&排ガス規制に合わせて マフラーも大型化する傾向が見られます。 TMAXも例にもれず、ややアンバランスに感じ られるほどデカいサイレンサー(爆)。ただし メッキパーツやデザインを工夫することにより、 見事デザインにマッチしています。 ノーマル状態でのエンジンサウンドは、先代と ほとんど同じで静かですので、朝早くエンジンを 始動しても近所迷惑にはならないでしょう。 |
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スクーター「らしく」、シート下のトランクも装備。 ただし運動性能を重視している関係で、容量は やや小さめで、フルフェイスタイプのヘルメット を入れると一杯…(爆)。まぁ、取り外し式の リアキャリアもオプションで用意されていますし、 実用的には大きなハンデにはならないでしょう。 (むしろ積載性を重視するなら、他のスクーター を選ぶべきですぞ!) 先代までは前側ヒンジの前開きでしたが、 写真のように後ろ開きに変更になり、使い勝手 が向上しています。 |
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10周年記念モデルは、ベースモデルに対して 高級感を演出する数々の特別パーツが装着され ているのが特徴です。 ・専用ボディカラー&フロントパネル ・専用カーボン調パーツ ・専用MOSキャリパー ・専用エンブレム ・専用シート地 ・専用メーターカラー …などなど。 因みにエンジンスペックや足回りといった、性能 面でのモディファイは行われていません。 |
■ライディング・インプレッション
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【おまけウンチク】 バイクの車重って…
比較的にヤマハ車は総じて軽量ですが、これはアルミ鋳造フレームを使用しているところが功を奏してると思われます。 |