日時
2004年6月20日(日)
行き先

福山・みろくの里〜帝釈峡

 

 

 遂にマフラーが装着された我がマシン。そのデビュー戦となるツーリングは、マフラー購入から4ヶ月後(爆)。
いやぁ、それまでに走る機会は何度かあったんですが、仕事と天候に祟られまくりでして…。実は今回のツーリングも、この
一週間 前に開催予定だったツーリングのリベンジ企画。出発準備まで整えながらも突然の降雨に「ゲームセット」。
そんなわけで、今回は気合を入れて挑みました!

 「曇り時々晴れ 降水確率30%」…。
 気合を入れて迎えた朝であったが、無常にアナウンスされる天気予報。集合時間は8:30だが、7時の空模様はどんより
雲景色。折角の気合が抜けそうだが、回復の兆しを見せていたので気を取り直して支度を行う。
 なんしぃ宅はマンションで駐輪場があるのだが、防犯性がやや低い。よって愛器R1は車で10分ほどのところにある自宅に
保管している。とは言え自宅にはなんしぃの車を置くスペースがないので、今回同行するうちの弟に送迎を頼む。朝7時半には
自宅に到着し、R1を車庫から引きずり出すが、先週の雨でやや汚れていたので、軽く洗車を行う事に。
 ウチの弟は先日VTRから乗り換えた「ファイアーブレード」を駆っての初陣となる。なんしぃも元「ファイアーブレード」オーナー
であったと当時に、我がR1の宿命のライバル。そしてR1を買う前に「買うぞ!」と決めていたマシン。なかなか複雑な心境。
二人はお互いのマシンに灯を入れ、集合場所に向かう。

  集合場所に到着した頃には、太陽が燦燦(さんさん)と照りつけていた。雨上がりのせいか、非常に暑い。
今回の参加者は総勢10名だったが、うち2名は途中で合流して1名は途中離脱という、ややこしい展開(笑)。梅雨の真っ盛り
ということもあって微妙な天気だと敬遠しがちな状況だが、これもひとえに「雨天走行は嫌だ!」という思いの表れ。
愛車が雨に打たれる姿は確かに辛いし、走っていても楽しくない。しかし私の場合は単に「バイクに乗りて〜」という一心だけ
だったりする(大笑)。
  さて、今回の目的地は広島の端に位置する「福山」。ここにある「みろくの里」というテーマパークで、ホンダが「ライダーズ
ミーティング」というイベントを開催するので見に行こう!というものである。集合場所からは正味一時間ほどの、ショートツーリ
ングだ。そのせい…というわけでもないのだが、今回は写真が異様に少ないのでご容赦頂きたい。
(ただ単に「暑くて写真を撮る気力がなかった」だけです〜m(__)m)

  さて、目的地「みろくの里」に早くも到着。駐車場にはホンダファンがぎっしり!
…ではなく、20台ほど(爆)。それもそのはず、当日は温帯低気圧に変わりつつある台風が中国地方を直撃するという、普
通の人は「バイクで出かけよう!」なんて考える状況ではなかった。しかし「快晴」。ええ、ピーカンですわ。
  ついていきなりホンダの人に「あのー、今から救急救護の実演を行いますから、いらして下さい」とラブコール。疲れてるん
だからゆっくりさせてよ〜という心理攻撃にも動じず、福山消防管轄所の方々が炎天下の中実演開始。30名にも満たない
人の前で、判りやすく説明…してくれたはず。いやぁ、暑くて私、倒れそうでしたがな〜。
そして今回最大のお目当てであった、国内仕様の「CBR1000RR」とご対面!いや、はっきり言ってこれだけがお目当て。

コンパクトなハンドル周りに、誇らしく装着されている「電動ステダン」。
エンジンはかかりましたが試乗は出来ず!


 お姉さんの入れてくれた「熱〜い」コーヒーを片手に、汗だくだくで一服つく我らがメンバー。
「しかし、まだ12時じゃねー。どうする?」
「確かにこのまま帰るんも冴えんよね〜」
「折角じゃけぇ、こないだ行けんかった所に行くか!」
「ほーじゃね、そうしよう」
という訳で、急遽次なる目的地として「帝釈峡」を定めた。

 帝釈峡は広島と岡山の県境に位置し、美しい山々の緑と渓谷に流れる水が見事なコンビネーションを見せる避暑地として
有名な場所。ちょうど先週、この帝釈峡で「ニリンピック」というバイクイベントが行われ、我々もこれに参加するべくツーリングの
計画を立てた。
しかし、突然の降雨によりツーリングは中止となり、このイベントに参加できなかった。
 今日は「ニリンピック」は開催されるわけではないが、「涼」を求めて一行はバイクを北へ走らせる。
 …が、暑いっ!!
腹が減っていたというのもあったが、なんしぃはダウン寸前であった。気温は35度を超えているんじゃないだろうか…?バイクに
乗っているとヘルメットやウェアで蒸れまくるし、バイクからくる熱も容赦ない。水温が上がるから冷却ファンが回り、熱風が
下半身を直撃する。はっきり言って「温風ヒーター」を抱いているようなもんだ…(死)。

 途中コンビニで軽く水分補給を済ませ、何とか帝釈峡に到着したのは午後2時を回っていた。県北に位置するので涼しい!
…と思ったが、やはり今日はそんな日ではなかった。福山と比べると涼しいが、暑さはさほど変わらない(涙)。
「とりあえず飯にすっか〜」
と、帝釈峡名物「こんにゃくラーメン」をオーダー。

見た目は普通のラーメン。どこが「こんにゃく」かと言うと、麺がそうなのである。
あっさりとした口当たりでこんにゃく特有のコリコリ感がたまらない。スープの味は「とんこつ」風味。
…って、なんだか「うま○っちゃん」の味なんですが…(爆)。

 暑い最中に熱いこんにゃくラーメンを平らげた我らが一行は一時間ほどの休養をとり、再びバイクに跨って帰宅した。幸い台風
の影響は全く受けず、カッパを使うことなく無事に帰る事ができたのは「雨男」のプライド崩壊のお陰と言うべきであろう。
しかし、帰路の爆走ぶりは…いやいや、楽しめましたわぁ。
(事故処理しているお巡りさんの目の前で強引な追い越し…焦りました)

−おわり−

 

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