久しぶりの「独り言」更新…（爆）。実に５年振りとなる、当コーナーの更新です。
今回の題目は何やら怪しい響きですが、決してソッチ方面のゲームではなく「健全な」ゲーム…そう、カプコンから発売されている
「モンスターハンター」シリーズの紹介です。
モンスターハンターの魅力とは？
２００４年に発売された、第一作目から最新作の「３」（トライ）まで、以下のように数々のハードウェアでシリーズが発売されました。
＜モンスターハンター シリーズ系譜＞ ※２００９年８月現在
発売年月 タイトル ハード 通称（[]は略称） ２００４年２月 モンスターハンター ＰＳ２ [ＭＨ]。「初代」、「無印」 ２００５年１０月 モンスターハンターＧ ＰＳ２ [ＭＨＧ]。「モンハン・ジー」、「ジー」 ２００６年１月 モンスターハンターポータブル ＰＳＰ [ＭＨＰ]。「ポータブル」、「初代ポータブル」 ２００６年７月 モンスターハンター２（ドス） ＰＳ２ [ＭＨ２]。「ドス」 ２００７年２月 モンスターハンターポータブル2nd ＰＳＰ [ＭＨＰ２]。「セカンド」 ２００７年８月 モンスターハンターフロンティア ＰＣ [ＭＨＦ]。「フロンティア」 ２００８年２月 モンスターハンターポータブル2ndG ＰＳＰ [ＭＨＰ２Ｇ]。「セカンド・ジー」 ２００９年４月 モンスターハンターＧ（Wii版） Ｗｉｉ [ＭＨＧ]。「ジー」、「ウィー・ジー」 ２００９年８月 モンスターハンター３（トライ） Ｗｉｉ [ＭＨ３]。「トライ」 大きく分けて、「ＭＨ」・「ＭＨＧ」・「ＭＨＰ」の第一世代、「ＭＨ２」・「ＭＨＰ2nd」・「ＭＨＰ2ndＧ」の第二世代、そして「ＭＨ３」の
第三世代に分かれると思います。「ＭＨＦ」は「ＭＨ２」がベースなので第二世代とも言えますが、ＰＣという環境上、もはやオリジナル
の領域を超えた全く別のシリーズと化していますので、ここでは除外します。
すでに「ドラ○エ」並みに市民権を得たと言っても良いゲームですので改めてゲームの説明はしませんが、老若男女の虜にして
しまっているこのゲームの最大の魅力は、オンラインによる「多人数プレイ」と、多彩なアイテムと装備を収集する「やりこみ要素」
に尽きると言えるでしょう。「オンラインゲーム」は今でこそ一般的になりましたが、「ＭＨ」が登場する前はパソコンユーザーがプレイ
するぐらいで、一般的なゲームプレイヤーにはまだ敷居が高い状態でした。
「ネットワークの接続が大変そうだし、お金もかかりそう」
「自由度がありすぎて、何をどうすればよいのか良く分からない」
「見知らぬ人とコミュニケーションを取りづらい」
「そもそも、ゲームをするためにハイスペックなパソコンは買えない！」
そんな負のイメージを持つユーザーのために、モンスターハンターの開発者たちは「誰でも気軽にオンラインプレイを！」と、
初代モンスターハンターを発売。最初はオンラインゲーマーで流行り始めましたが、次第に多人数プレイの楽しさが話題となり、
気軽に楽しめるオンラインゲームとして定着。携帯ゲーム機版である「ＭＨＰ」や「ＭＨＰ2nd」で手軽さが倍増し、
「いつでもどこでも狩猟生活」のメッセージどおり、気軽に楽しめるモンスターハンターとして大ブレイクしました。
ＰＳ２版の「ＭＨ」「ＭＨＧ」「ＭＨ２」は、ＫＤＤＩが用意するオンラインゲーム用接続サービス「マルチマッチングＢＢ」に契約する
必要があります。契約料は毎月９００円（税抜き）ですが、これさえ払えば何時間でもプレイ可能です。またゲーム共通の契約に
なるため、上記３タイトルをプレイしても課金が二重・三重になることはなく、自由にプレイすることができます。
Ｗｉｉ版となる「ＭＨＧ(Wii)」「ＭＨ３」は、任天堂が提供する「Ｗｉｉポイント」を利用して３０日(800pt)・６０日(1,500pt)・９０日(2,000pt)
の日数限定でプレイできます。利用しなくても期限が来ればプレイできなくなりますが、その後は追加でポイント購入を行わなけれ
ば課金が発生しませんので、「マルチマッチングＢＢ」のように「全くプレイしないのに課金された」という事はないわけです。
ＰＳＰ版となる「ＭＨＰ」「ＭＨＰ2nd」「ＭＨＰ2ndG」は、基本的にアドホックプレイ（皆が集まってプレイする）ですので、前述のよう
な課金は発生しません。ＰＳ３＋「PlaystationNetwork」を利用するか、パソコン＋「X-LinkKai」というソフトウェアを利用すれば、
インターネットを利用して離れた者同士でのマルチプレイが楽しめます。ただしチャット機能がありませんので、コミュニケーション
を取るには「Skype」などのインターネット通話ソフトがあると便利です。
２００９年夏の時点で最新版である「ＭＨ３」をプレイするのも悪くありませんが、初心者なんで原点から体験したい！という方も
いらっしゃると思います。対応ハードウェアが３種類ありますので、ハードウェアごとにオススメソフトをまとめてみました。
【ＰＳ２】
原点である「ＭＨ」！…と言いたいところですが、ゲームバランスがイマイチ（特にシングルプレイはかなり資金難に…）ですので、
「ＭＨＧ」がオススメです。
最新版にも通じる訓練所や初心者チュートリアルも充実し、クエストも豊富でシングルモードのゲームバランスも良いと思います。
ただしネットワークプレイは相手がいない（と思う）ので、ソロ限定で（爆）。
また「ＭＨ２」は初心者は手を出さないほうが無難です。難易度が高く、たぶん悪いイメージしか付かないと思いますので…。
Ｍな方には良いです…（汗）。
【ＰＳＰ】
ＰＳＰ版はどれも秀作！ですが、やりやすさなら最新作である「ＭＨＰ2ndＧ」ですね。ただワタシから見るとかなりミーハーな造り
ですので、初期モンハンの突き放し感（？）を味わいたければ、「ＭＨＰ」がオススメ。「2nd」シリーズはねぇ…何というかプレイヤー
中心の造りなんですよ。一言で言うと「ゲーム臭い」んです。ハンターが箱庭の中で生活している感じがするんです。
本当に自分がハンターになっている感じがするのはやはり「ＭＨＰ」！難易度も丁度良くグッド！です。
【Ｗｉｉ】
「ＭＨＧ(Wii)」と「ＭＨ３」しかありませんが、これはもう好みの問題。どちらも良作ですので、お好きなほうをプレイしてください。
とゆーか、両者ともモンハンの名を冠していますが、ゲームシステムはかなり異なります。「ＭＨ３」は最新作らしくかなり凝った
造りになってますので、初心者はなかなか溶け込めないかも知れませんが、チュートリアルなどが充実してますので、初心者でも
楽しめると思います。
なお「ＭＨＧ」ですが、ＰＳ２とＷｉｉを両方持っているセレブな方はＷｉｉ版をオススメします。オリジナルの良さをそのままに、高画質
＆大画面（こちらはワイド画面対応です）で楽しめます。ネットワークプレイも可能ですので、「何だよ〜、俺はＭＨ３にハマってんだ
から〜！」というベテランハンターを巻き込むと、キャラの成長が早くて軽快に楽しめます（笑）。
（番外）【ＰＣ】
…いやぁ、「ＭＨＦ」しかないですね（笑）。比較的低スペックのパソコンでも動作しますし、ハイスペックパソコンなら他機種では
真似できない秀逸なグラフィック。そしてゲームシステム自体がサーバー管理されてますので、随時更新される武器やモンスター
など、楽しさ無限大（爆）。ネットワーク課金もＨＲ３までなら無料ですし、無線ＬＡＮ機能を搭載したノートパソコンなら、ＰＳＰに次ぐ
手軽さ。キーボードも付いてるのでチャットも楽々、パソコンですのでネット電話「Skype」にも対応しています。
唯一の問題点は、コントロールパッドが必要なこと。キーボードでもかろうじて操作可能ですが、モンハンの複雑なキャラ操作は
専用のコントローラーがあったほうが絶対に楽。「ＭＨＦのためだけにコントローラーを買うのはちょっと…」という方は、ＰＳ２用の
コントローラーが接続できるアダプタが発売されてますので、こちらを購入すればＯＫ！
コンピュータゲームの遊戯基準を策定するＣＥＲＯ（コンピュータエンターテインメントレーティング機構）が、「Ｃ：１５歳以上推奨」
のレーティングを付けています。これは主に流血・生物虐待から付与されたものらしいのですが、なんしぃ的には「漢字が難しい」
部分からも、同レートを後押ししたいと思います（爆）。
いやぁ、難しいっすよ！漢字！「砥石」と書いて「といし」と読むのは常用域ですのでまだ序の口ですが、「翼爪」＝「よくそう」、
「大剣」＝「たいけん」、「上麟」＝「じょうりん」、「堅竜骨」＝「けんりゅうこつ」など、大人ですら難読を極める漢字（当て字？）が
てんこ盛りです。まぁ漢字を覚えるには良いですが…間違えた意味で覚えないようにしましょう。
ぶっちゃけ、このゲームの目的は単純明快で、数々のクエストをこなして自分自身を強く、そしてオリジナリティを主張するのが
その本筋。よって、以下の項目に当てはまる方はプレイをお勧めします！
・多人数プレイが好き！
一人でも楽しめるゲームですが、ネットワークプレイで皆と遊べば楽しさ百倍！（←死語）
・仮想世界に自分を投影できる！
色々な装備やステータスを獲得することで、自分の分身が愛らしくなってくることでしょう。
・一つのことに没頭してしまう！
多彩な装備やアイテムを収集する楽しさ、巨大な敵に立ち向かう緊張感の虜になります。
ゲームの詳細な情報や魅力については、公式サイトやファンサイト・ウィキなど閲覧すると
バッチリ把握できると思います。
まだ「モンスターハンター」をプレイしたことがない方、ぜひプレイしてみてください（＾ｏ＾）／
