明石大歳神社の神像
明石大歳神社は江戸時代宮内村明石組の氏神で、この神社には中世の明石地区農民に信仰されていた薬師如来像と神像が祀られている。両像ともに仏師が製作したものとは思われず、素人が彫ったとみられる素朴であたたかみのある薬師如来像と神像である。 薬師如来像には応仁2年(1468)の墨書銘があり、室町時代中頃農民達が自ら心の拠り所を求めた神仏習合の信仰が伺えるのである。 はつかいち点描 佐方八幡神社の神像