呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
うぉ! ウイルスメール
ずっと、人ごとだと思っていたのだが、しかし、今頃になってウィルスメールが来てしまったのである。今頃、klezである。
『Spice girls' vocal concert』と言う題名で、今日の8時45分に発信されている。幸いにして私は、朱雀の奴が口を酸っぱくして
「ワクチンソフトは常駐しとけ、ごらぁ」
と言われていたので、事なしを得たのだが。しかし、ウィルスメール初体験。はあ。凄まじいモノではある。まさか、私の所にまで来るとは。これもかれも。もしかしたらこのサイトが広く読まれ始めている証拠かも知れない。
「何、莫迦なこと言っているのだ。たかが、1通で」
をを。朱雀。2,080キロご苦労さん。
「あれは、 結構来たがな。それよりもだ、今頃klezとは貴様も難儀な奴だな」
そ、そうなのか? しかし、この場合、送ってきたアドレスにメール出して注意を促した方がよいのだろうか。
「それはよした方が無難かも知れないぞ。
klezの場合、シマンテックのサイト(http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/w/w32.klez.gen%40mm.html (あえて、直リンはは避ける)にもあるが、
W32.Klez.gen@mm は、Windowsのアドレス帳を探し、そこで発見した全メールアドレス宛てに電子メールを送信します。このワームは電子メールの送信時、独自のSMTPエンジンを使います。
(中略)
電子メールのスプーフィング(なりすまし)
このワームの亜種には、「スプーフィング」と呼ばれるテクニックを使うものがあります。 スプーフィングを行う亜種は、感染しているコンピュータ上で発見したアドレスをランダムに選択し、大量メール送信を実行する際に送信する[差出人」のアドレスとして使います。そのため、実際には感染していないコンピュータから感染メールが他のユーザへ送信されてしまったという報告が数多く寄せられています。
ということになっている」
どういうことなのだ?
「要するにだ、例えば武田のマシンがKlezに感染したとする。あの莫迦、ウイルス対策ソフトも最新のウイルス定義ファイルも使ってないからな。Klezが武田のマシンから大量メール送信を実行する際、武田のマシンからメールアドレスを探すわけだ」
たとえば、朱雀、貴様のアドレスが発見された場合、どうなるのだ。
「その場合、klezは発見したメールアドレスを「差出人:」として使った感染メールを同じように武田マシンにアドレスが残っている貴様や久部さんに送信すえるわけだ。
感染メールを受け取った貴様は差出人(ここでは朱雀)に連絡し、感染メールが届いたと苦情を言うが、ウチの「菫」はがっちりガードされているので感染のかの字もない。で、やった、やらないのトラブルが発生したりしているらしい。サイト上でもよくそんなトラブルを耳にしたぞ」
じゃあ、どうする?
「トップにお願いするしか効果的な手段はないだろうな。しかし、嫌なモノだということは理解できるが1通くらいで騒いでも仕方がないぞ」
そういえば貴様も結構来たと言っていなかったか。
「ああ、職場のHPでさらしている公式アドレスには今年の4月29日から7月25日まで88日間に680通のウィルスメールが送り込まれてきたぞ。下がその時におもしろ半分で作ったグラフだがな」
て、おもしろ半分で作るかこんなモノ。
「でなきゃ、やってられるか。680通だぞ。680通」
まるっきり『ファントム無頼』だな。
「下手なオチをつけるんじゃない!」(02,8,12)