呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


何と申しましょうか

 忙しい上に自宅のパソコンの調子がおかしいのだ。起動時に引っかかると凍ってしまう。ま、それで更新が遅れている言い訳にもならないのは確かなのだが。
 しかし、忙しい、忙しい、ついでに、無理、無茶、無謀なことばかり言ってくる職場にも愛想が尽きた。結局の所、10年私を便利屋同然に扱って、今後も私の望む職種につける意志が全くないことも確認できた。
 考えちゃうな。などと空を見つめていたら、なんと、良く行くサイトのマスターが見事に職を辞されていた。
 お見事である。ぶーたれたり、くーたれたりしている己を顧みて恥ずかしいばかりだ。
 はあ。
 とまあ、糞暑いのにすっかり黄昏れているのだ。
 なんだか、何もする気が起きない。部屋は凄まじい惨状となり、そこに気息奄々と横たわるばかりである。
 興味関心。そういったものが完全に摩耗、損傷してしまった。そう言うところかも知れない。こんな時は、原点に帰るしかない。
 でも、原点って、何だろ。
 「さあ、夏ニャ! 夏には『美少女遊技』をやるニャ」
 いや、いい。小汚い部屋でうだうだと眠り続けるのが似合いだ。
 「ここは、ひとつだなPCのパワーアップをだな、どーんとやるとか、思い切って新しいマシンを購入するとか・・・」
 
いや、いい。小汚い部屋で『オフ・コース』でも聞いているのが似合いだ。
 しかし、貴様ら、真面目にテンション高いな。
 「だいたい、人生は短いニャ。この世にはまだまだやっていない『美少女遊技』がどれほどあると思うかニャ。出会っていない美少女がどれほどいると思っているのかニャ! クリック一つ、それだけで、少女の運命が決まるニャ。ああ、選ばれし物の恍惚と不安、我にありニャ」
 はあ。
 「やっぱりパーツ変えて、体感速度が上がる。これが自作の醍醐味だな」
 ふう。
 要するにだ。現実の少女に相手にされないから『美少女遊技』にはまると。
 「へ・・・ニャ」
 機械は文句を言わない。絶対的な強者となってストレスを解消すると。
 「げ・・・って」
 「変ニャ。絶対に変ニャ。あの上杉が。そんなこと百も承知のはずの上杉が。まともなことを言い出したニャ」
 「小指の第二関節は曲がるか? 瞳が二つないか?」
 だああああ、私はインベーダーか?
 「リトルグレイという体格ではないニャ」
 「それは言えるが・・・」
 ええい! 肯定するでない。要はだ、貸し出し超過の入力不足に陥っているのだ。
 「貸し出し超過ニャ?」
 「入力不足?」
 そうなのだ。更新もしない、サイトも作らない貴様達にはわかるまい。ええ、結構、これでもこのサイトを維持するのに体力と時間を消耗しているのだ。
 「はあニャ」
 それなのにだ、ええ、入力が減少する一方なのだぞ。映画なんぞ、今年に入ってから4本しか観ていない。最近はレンタルビデオ屋もとんとご無沙汰。買った本は積み上がり、アニメのDVDも観てないのが結構ある。そんな状況で、クリェイティブな仕事が出来るであろうか。いやない。カッコ自己否定カッコとじ。
 「疲れているんだ。少し休め」
 ええい、夏休みもろくすぽない現状で、一体何をしろというのだ! ぷしゅう。
 「なんか、可哀想になってきたニャ。確かに、初期の頃に比べて、バカっぽさが抜けてきたような気がするニャ。一昨年なんてガチャガチャやったり、色々してたのに、最近のはインパクトに欠けるニャ」
 「更に言うと、この夏は大作RPGにはまっていなな」
 「どういう事かニャ」
 「いや、一昨年の夏はFF9、昨年の夏はFFXと一応はまった御陰で滞りなく更新が行われていたわけだ。しかし、今年はそれに類するRPGが存在しない。そこに問題があるかも知れない」
 「大作ロープレがないのなら、『美少女遊技』をすればいいニャ」
 そう言う問題ではないのだ。
 しかし、真面目に3年目。そろそろこのサイトも命運が尽きつつあるのだろうか?(02,8,4)


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