雑駁な話
FFX システム編
いやあ、人生何があるか解らないが、とにもかくにも生きている。というわけで、雑駁な話である。
FF10の話だったりするのだが・・・。なんとかブリッツボールにも勝利し、私は今日も遠い旅の空である。しかし・・・。このスフィア盤というのは何とかならないのだろうか?
「自分の成長は自分で選ぶのが正しいあり方なのニャ」
しかし、ほとんど一本道。これでは職業別の成長のあり方とどういう違いがあるのだ?
「うん、確かに非常に難しい問題ではあるよな」
そうなのだ。どうもこの成長のさせ方、難解に過ぎると考えたのは私だけだろうか?
「しかし、僕の場合は武器が許せないニャ」
「あ、それはいえるな。だいたい、全部の武器の攻撃力が同じというのが許せない」
そうだ、それも問題なのだ。
アビリティを付けることで物理攻撃+5だとか、魔法攻撃+10だとかが決まるのだが、これは! という快感が存在しないのである。この鋼の剣は銅のつるぎより確実に強い! だとかムラマサブレードを得た快感、とかが存在しないのだ。いろいろやってみたがどうもきっちりやってくれない。物理攻撃+5と物理攻撃+15との明確な差が出ないのである。であるならばスフィア盤で攻撃力を上げてやった方がよっぽど強力になるのだ。
「困った話ニャ」
「確かにそれはいえる・・・。うちの主人公はフラタニティ装備しっぱなしだからな・・・」
「あ、僕のとこのディーダは、ブリーダーソードに貫通つけてそれでやっているニャ。というか、うちのパーティ全員捕獲武器装備で何の問題もないニャ。ふつう、他のRPGならこんなことしたら間違いなくパーティ全員、あのよ行きニャ」
うーん。確かにその通りだ・・・。それは間違いないな・・・。私も貫通つけてやっているんで武器交換の必要性ほとんどないしな。
「防具も一種類だけだろ。兜とか、鎧とかそういうものがないとどうもなあ・・・」
「有名な『ロトの鎧はかわのよろい』ニャ」
(注 DQでラスボスを倒した装備がロト装備になる・・・。というわけで友人Sの弟君は、なんとかわのよろい、かわのかぶと、どうのつるぎでラスボスを倒したのであった・・・。結果、DQ2の王子王女はそんなものを探すために必死になっていたのである。しかも、それなりに強力なのだ。恐るべし、自己暗示・・・)
「ま、人生なんてそんなものだが・・・しかし、やっぱりなんか哀しいなあ。複雑のがいいとは言わない、しかし、RPGの世界での武器、防具の扱いをもう少し何とかしてほしいな。こう思うのはいけないことなのだろうかなあ・・・」
うーん、万人受けのするRPGのためには仕方がないのかもしれない・・・。考えなくていいのはいいしな。
「あと、可笑しいのは、炎には氷で、水は効果なしなのがおもしろいニャ」
「そうそう、水は風と相克するんだよな・・・。木・火・土・金・水の五行に風がないから苦労してるのかもな・・・」
ま、しかし、システム的にはあまり見るものはなかったのかな。
「少なくとも、僕は9の方が良かったような気がするニャ」
「だが、召還獣が特別のものという演出は十分に生かされていたような気はするけどね」
「あ、それは間違いないニャ。そのあたりはもう、8とは雲泥の差ニャ」
って、どうして、そこで駄作を引き合いに出すかな。というわけで、次回はストーリーとキャラクターについて考えようと思うのである。(01,7,31)